どーもです
みなさま今年の仕事は終わりましたでしょうか?
自分は観光客を相手にする仕事なので、ここ数年は正月なんか関係ありません
今思えば、今まで経験した仕事はほとんど、正月やGWなどの連休は関係なかった仕事ばかりです
日本では、1月1日のお正月を大切にしたり、みなさん休みで家族と過ごしたりしますが
自分が相手にしているアジア圏の国々の人は、日本とは違って
旧暦のお正月
『旧正月』を盛大に祝います
日本も明治維新前までは、正月と言えば旧正月だったのですが
政府が太陰暦を太陽暦に変えてから、元旦に正月を迎えるようになりました
年によっても違うのですが、2013年は2月10日で
前日の2月9日(除夕)、日本でいう大晦日から2月15日までが『春節』といって
旧正月を祝う国々にとっての、いわゆるお正月休みのようなものです
中国・台湾・韓国・北朝鮮・ベトナム・シンガポール・マレーシア・インドネシア・ブルネイ・モンゴルなどにこういった文化があって
日本と同じアジア圏ではあるのですが、ちょこっと違ったりもします
日本ではもう普通の日であるこの期間中には、各国イベントが目白押しで
例をあげると香港では
2月12日に開催される『旧正月香港競馬』では
旧暦最初の競馬レースに参加し、この日のレースに勝って新年の幸先の良いスタートを切ろうとする競馬ファンで毎年、超満員になるそうです
日本でおせち料理や、お雑煮を食べるように
中国では、大晦日「除夕」から家族が集まり餃子を作ります。
なぜ餃子になったかというと、餃子がとてもおいしく、その形が金子や銀子に似ていて縁起が良いからと言われています。
確かに中国人は、お祝い事がある度に(そうではなくてもなのですが)餃子を作ります
それがまた皮がもちもちしていて、とても美味しいんです
ちなみに中国で餃子といえば水餃子のことで、焼き餃子は「鍋貼(ゴーティエ)」と言います。
現在は、毎日餃子だけを食べ続けるようなことは減ってきていて
その代わりにいつもより豪華な料理やお菓子食べたり、家族で外食を楽しんだりしているようです。
しかし中国は広いので、南の地方ではまた違う習慣があり
餃子の代わりに湯圓(タンユエン)を食べます
湯圓とは餡子やゴマ、ピーナッツなどの具が入っている白玉の団子の入ったスープで
満月みたいに丸く、銀元(昔のお金)のように白く、また発音が団圓(トアンユエン)に近いことから、家族団欒・幸せのシンボルとされているそうです
アジア圏の多くの国々では
このように日本のお正月とは違ったお正月をお祝いしているのです
もう少ししたら、僕の仕事も旧正月になり繁忙期に突入します
忙しくはなりますが
観光客のみなさん
北海道でお待ちしております
楽しんでいってくださいね
それではまた