ドイツ人上司:タバコを吸わんヤツはクビだ! | 親愛なるエロイカへ

ドイツ人上司:タバコを吸わんヤツはクビだ!

喫煙者おやおや、またドイツ人に関するおかしなニュース。
こちらはアフリカのロイター通信社より(REUTERS Africa)。

German boss fires staff for not smoking
(
ドイツ人上司、非喫煙者の部下を解雇)

ドイツのIT企業の社長がタバコを吸わない部下3名をクビにした。
その理由が、一服する幸せのひとときを、タバコを反対する彼らに奪われるおそれがあったからだという。

German boss fires staff for not smoking
(ドイツ人上司、非喫煙者の部下を解雇)

2008年1月9日(水)16時44分 GMT

ベルリン(ロイター通信社) - ドイツの小さなコンピューター会社で、
非喫煙環境を要請した社員3名が社内の秩序を乱す恐れがあるとして解雇された。

社員10名のIT会社代表トーマス・J 氏は、ハンブルガー・モルゲンポスト紙に対し、
問題の3名は非喫煙者であるがために、社内に問題を起しているのだと語った。

ドイツでは1月1日よりパブやレストラン内での非喫煙法が導入されているが、
零細企業内ではいまだに喫煙が許可されている現状である。

「問題を起こすような奴らにいちいち構ってられないよ。」
トーマス氏は次のように述べたと言われている。
「僕たちは一日中電話の応対に追われて大変なんだ。でもタバコを吸いながらだと
やりやすくなるんだよ。近頃はみんなそろって禁煙者を非難するもんだから、
こうなったらリベンジさ。これからはタバコを吸うやつしか雇わないよ」

(Reporting by Sarah Roberts; editing by Giles Elgood)
2008年ロイター通信社

Webサイト:REUTERS Africa / [German boss fires staff for not smoking] Oddly enough

NO-SMOKINGこのニュース、このロイター通信社のサイト内で
「oddly enough(奇妙な、不思議な、おかしな)」のカテゴリーに分類されている。

非喫煙環境といえば、第17話「トロイの木馬」(PC21~23巻/97~98)では、分煙室であわれな喫煙難民としてのシーンや、NATO艦隊の艦内で喫煙を嫌がられて外に出て吸うシーンがあった。それでもエーベルバッハ少佐は不満を口にせずに素直に従っていた。この上司とは違って彼は禁煙ブームに対して意外にも分別があるのかもしれない。

とはいっても、少佐に「オフィス内を非喫煙環境に!」なんて提言する大それたやつは
そもそもいないと思うけどね。