元国立試験研究所研究員、放牧専門家の落合先生が、農地保全の試験牧場を視察してくださいました
前回は牧場を作る前の視察でしたから、違いが先生には一目瞭然です。
ようやく先生に、先生にアドバイス頂きつつ保全してきた農地牧場を見て頂くことができます。
山本宅で出発前の写真 （左から：Ａさん、落合先生、山本しずさん、山本幸男さん。撮影：谷）
ホルスタインのぬいぐるみが親子のおんぶになっていて、わざとかと思い、皆でかわい～と言っていたら山本奥さんのしずさんが、掃除するのに邪魔だからたまたま乗っけただけだ、と….
皆であらら、とズッコケてから、出発。
二時間かけて、仮設住宅から命の楽園へ。
更に草ぼうぼう状態。
どこに人がいるかわかりますか？？
圏内の大半を占める農地は全て、このような荒れ具合です。
車をブーンと走らせていると、急に左手に視界が開けます。
キキーっ！
命の楽園
左にちらっと見える一区画が、手付かずのまま一年半経った農地です。
そして、中央から右画面いっぱいに広がるのが、放牧した農地です。
国道6号線側からズーム。
土が見えるくらい、本当にキレイに除草してくれています。
後ろの方に牛たちがいます。
暖かな陽射しの中、のんびり草を食んでます。
はむはむはむはむはむ…
お仕事中。
親子仲良く❤
こちらは、子どもだけ、二匹そろって日向ぼっこ？
「ちょっと奥さま、あそこの角に新しくできた区画、ご存知？」
「あら、勿論よ。あちらのお食事、結構美味だと評判ざますわ～。青くて新鮮で。私少しいただきましたの。お宅もお試しになって？」
「ええ。オホホ！少しでしたけど、おいしかったざますわ。」
「ですわよね、おほほほほ！美味なものは、嬉しいですわね❤ 今回は数量限定でしたから、すぐに人だかりができて、あっという間に完売してしまいましたわね、奥さま。」
「まったくですわ。すごい人だかりでしたわね。キギョウのハンバイセンリャクとおっしゃるの？ でも、ワタクシたちみたいにか弱くて愛くるしい子ウシには、あのタイムバーゲンみたいな勢いは、ちょっとねえ～」
「ええ、ちょっとねえ～♪」
「アタクシたちは、優雅に、お母様のおっぱいを飲みましょ！」
「ええ！おほほほほ！」
「「ママー❤」」
…
という会話が聞こえてきそうな位穏やかな光景でした。
（※牛は奥さまごっこやらないです。多分。）
農地保全、きれい。
（↑先先々週単管パイプを取り外してできた新しい草の区画に群がる牛たち。あっという間にペロリ！）
左１／３：放置しっぱなしの土地 右1／３：牛が除草した土地
落合先生が電柵を見ているところ。
電線沿いに歩いています。
先生の背丈と、後ろのセイタカアワダチソウを、比べて下さい。
※セイタカアワダチソウ（ぶたくさ）は、
牛が食べれる状態にしておけば、次からもうぼーぼーにならないそうです！
何てすごいの、牛さん！
20キロ圏内の9割以上が、このセイタカアワダチソウに覆い尽くされているように見えます。
見渡す限り、黄色、黄色、黄色…
たまにススキ。
ススキは牛好きです❤
セイタカアワダチソウはあんまり好みではないけれど、食べます！
原田さんが設置したソーラーポンプとカラス除けのカラスを見て微笑む落合先生。
ポンプはすごい仕組みだし、このカラスのぬいぐるみ2羽、結構かわいいのです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（山本さんの麦の沢公園へ行った話は次回へ続きます）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※ 落合一彦先生はご自身でも牛を大切に飼っている先生です。
無添加無着色のチーズをお土産にいただきました。
割けるチーズ、とってもおいしかった～～～❤
（こちらで注文できます→http://nasunomori.jp/index.html ）
製麺のように、伸ばしては折って、伸ばしては折って、作るそうです！
それであんなに細く割けるまで！
すごいです。
ご自身もチーズ工房でチーズ作りをなさっています。
ハイジの頃のような自然の作り方。
徹底した衛生管理下で、製法にこだわって作っていますので、安心して食べられると思います。
プチＣＭでした！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今回視察に一緒に来て大変すばらしい写真を撮って下さったＡさんの写真も今度アップさせていただきます！ありがとうございます！