農業経済学者の松木洋一教授による、浪江町和牛改良友の会の山本幸男さん・渡部典一さん・原田良一さんへのインタビューが終了しました。

現在までの記録を残すことは、非常に大事なことですので、多くの農家さんの持つ様々な記憶、是非残していただきたいと思います。


記憶も記録も、無くなってしまったら、無かったこととほぼ同じことになってしまいます。

あんなに苦しんだ心、あんなに悲しんだ心、
叫んだ自分、もがいた自分、
暗闇の深さ、希望の…      



農家さんたちの思いを、無かったことにしてはいけないと思います。

行動も。



今回は、まずは真っ先に農地保全の取り組みを始めた、和牛改良友の会の面々から。

松木先生は、「畜産の研究」という雑誌の2012年1月号で、今回の家畜の件を巻頭で取り上げています。

http://www.yokendo.com/julbook/chikusan/c_66_1.htm

 「畜産の研究」は、農家さんの中でも読んでいる人がいる、畜産分野で有名な雑誌です。

今年の1月号は、様々な立場の人が今回の福島の家畜への対応について書いています。

後世をより良くするために ・ もう、二度と繰り返さないために…

との切実な思いが詰まっているように思えます。


松木先生は、農地保全の実際の取り組みについて私たちがご説明した後、

8月10日に、二本松男女共生センターで行われた行政(農水省・福島県・浪江町・家畜保健所・オフサイトセンター)と和牛改良友の会・家畜おたすけ隊(現:ふるさとと心を守る友の会)のミーティングに、

翌日11日に、原田さんの「の楽園」山本さんの「麦の沢公園」・渡部さんの「ベーベーベーの役畜庭園の視察来てくださいました。


ご支援くださる皆さまへのご報告がまた大変遅れておりますが、改めてご報告させていただきます。

いつもご理解と温かいご支援を、まことにありがとうございます。

ふるさとと心を守る友の会
 代表理事 谷 咲月