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【第1話】お恥ずかしながら、 「おねえさん」です

 

 

 

 

Taka/齋藤さんのシフトは固定じゃなくて、学校行事に合わせて。時間があるときは、週5日来てくれるよね♪

 

 

齋藤/はい。でもこの4月は下の子の卒園と入学で、ほとんど来られなくて。お店には相当ご迷惑をおかけしました。

 

それに、土日は長男の野球の試合で来られないんです。お店は忙しいってわかってるんですが…スミマセン!

 

 

Taka/いいのよ、週末はウグイス嬢に変身(笑)。お家でゆっくりすることって、ないんじゃない?

 

 

齋藤/そうでもないですよ。休憩中は子どもたちに『今は話しかけないで』っていうオーラを出してますから(笑)。

 

おねえさんには子どもたちにもよくしていただいて、感謝しています。特に末っ子は、お世話になりっぱなしで。

 

 

Taka/まだ幼稚園の頃、齋藤さんの仕事が終わるまで、入り口の椅子で待ってくれたりしたよね。

 

30分くらいかな、長い間じ~っと動かずに座ってね、えらかった! お母さんに怒られるのが、よっぽど怖かったのかしら(笑)。

 

 

齋藤/あはは(笑)。でも今は、『ただいま~』ってお店に入って来ますよね。

 

はじめのうちは、おねえさんのそばにも行けなかったのに、今ではギュ~ッて抱きついてますもんね。


 

 

 



Taka/お膝のうえに座ってくれてね、かわいいのよ~♪

 

でもね、そんなふうにお母さんの働く姿を見ることって、なかなかないじゃない。私は、いい機会だと思ってるの。

 

うちのスタッフの仕事は、販売・カフェ・厨房のお手伝いと幅広くて、とても厳しい。

 

覚えることが多くてたいへんな仕事をしっかりこなしてるんだもの。

 

 

齋藤/覚えることは多いですね~。

 

 

 

 

Taka/結婚して出産も経験した女性が再就職したとき、誰でも代わりがきくような、部分的な仕事しか任せてもらえないっていうのは、その方にとってもったいないことだと思うの。

 

誰でもできるっていう仕事だと、つまんないわよね。責任も重くなるけれど、やりがいを持って奥行きのある仕事をしてほしい。

 

もちろん齋藤さんはそれができるだけのキャパが充分にあるの。

 

だからこそ注意も細かくなるんだけど、しっかり受け止めてくれて。

 

 

齋藤/常に勉強ですね。どんなときも100パーセントでやらなくちゃ、お客さまに失礼ですから!

 

 

Taka/うんうん。齋藤さんには伸びしろがまだまだあると思うから、これからが楽しみなの! がんばれ~☆


 

【次の更新は7月24日。お楽しみに】

 

おしゃべりしているのは…▼
Taka…綿本 貴子
friandise&doux doux 代表
ご主人とふたりでお店をきりもりするパティシエール。新しいこと、楽しいことが大好き!

齋藤…齋藤 三寿珠
friandise&doux doux スタッフ
3児のお母さんであり、お店の頼もしいスタッフ。育児も仕事も手を抜かないパワフルママです☆