飲食店を開業する全ての人に成功の喜びを！
東京都目黒区の飲食業専門 社会保険労務士の原陽介です。
飲食店のオーナーや店長さんとお話ししていると、
「うちのお店はパートしかいないから助成金貰えないよね？」
と誤解されている方が結構な割合でいらっしゃいます。
実はパートさんでも貰える助成金はあるのです！
パートさんやアルバイトさんでもご利用いただけます。
有期契約のパート・アルバイトさんを無期雇用契約に転換すると、
その他の要件を満たしている場合は
1人につき285,000円が貰えます。
しかも1年間に15人まで貰えますので、
パートさんを多く雇用しているお店の場合は
最大で427.5万円の助成金が貰える計算です。
正社員への転換の場合は57万円が貰えるので
無期パートにするか、正社員にするかは
従業員さんのニーズやお店の状況を考えて決めるとよいでしょう。
正社員にする時と異なり、
無期パートにする場合には賃金改定が必要です。
詳しくは下記のコラムからご確認下さい。
飲食店を開業する全ての人に成功の喜びを！
東京都目黒区の飲食業専門 社会保険労務士の原陽介です。
キャリアアップ助成金をはじめ、助成金の支給申請には
「雇用契約書」を役所（ハローワーク・労働局等）に提出します。
この、雇用契約書の内容によっては助成金が不支給になることをご存知でしょうか？
助成金の申請において、
雇用契約書の重要なポイントは次の５つです。
① 正社員か？非正規か？
② 雇用開始日と雇用期間の記載はあるか？
③ 勤務時間と休日
④ お給料は幾らか？
⑤ お給料の支払日はいつか？
キャリアアップ助成金では、
半年以上非正規だった人を正社員に転換し、
さらに半年間雇い続けて、
半年分のお給料を支払った翌日から支給申請します。
その際に、賃金台帳と出勤簿も提出するのですが、
雇用契約書で定められたお給料が支払われているか？
残業があった場合は残業代を支払っているか？を確認されます。
ですから、上記の5項目は法律違反の無いように、
分かりやすく明示されていることが必要なのです。
あなたのお店の雇用契約書は助成金の申請に対応していますか？
今一度確認しましょうね。
飲食店を開業する全ての人に成功の喜びを！
東京都目黒区の飲食業専門 社会保険労務士の原陽介です。
助成金の支給申請には多くの場合
「就業規則」を添付書類として提出します。
キャリアアップ助成金をはじめとした各助成金では
就業規則に記載しなければならない事項が細かく決められています。
時には、
就業規則のビフォーアフターの2つの提出を求められることもあります。
例えば、
ビフォーの就業規則には従業員さんの教育訓練についての項目がなく、アフターには記載されていることが求められるといった具合です。
今までに会社で決まりがなかった、従業員さんにとって
有益なルールを新規導入したことが要件になるのです。
みなさんは就業規則を作成していますか？
他の会社のものをコピーして使用したり、ネットからダウンロードして会社名だけ変えて使用したりしていませんか？
それらの就業規則はあなたの会社の実情に合っておらず、
会社を守れない可能性があります。
とても危険な状態かもしれません。
ネットからダウンロードできる就業規則は労働者有利なものが多く、
事業主を守ってはくれません。
いざという時にあなたのお店を守ってくれるものが就業規則です。
自分の会社・お店を守れる就業規則か？
一度は専門家にチェックしてもらうことをお勧めします。
