久しぶりに映画の感想。ちょっと小粒すぎますけど。そしてホラーと言えるのかわかりませんが。

 

2013年の映画「ルームメイト」。邦画です。
北川景子・深田恭子のW主演という感じなのかな?実際のところ、「ルームメイト」というタイトルのホラーサスペンス映画は多数公開されていますし、大抵の「ルームメイト」同様、こちらもルームメイトにストーキングされて殺されそうになる内容を想像していたのですが、そういうわけでもなかったです。

 


しかし、主人公の名前が春海。「SIREN」思い出しますね。

 

たまたま交通事故に遭った春海(北川景子)が、病院で出会った看護師・麗子(深田恭子)と出会い、一緒に住むことに。交通事故の代理人までしてくれる麗子だが、突然態度が変わったり、ペットを飼うのをおそろしいほど嫌がったり、春海を羨ましがったりとおかしい。しかも、犬の死体を煮て料理まで作っていて、春海は同居を解消することを選びます。

 

しかし、犬を煮るってどういう心理描写なのでしょうか。大嫌いだったら煮るなんてないでしょう?後処理がめんどくさそうだし。やだよ、ドロドロになった死体を掃除するの。そういえば、夫婦喧嘩の映画(「ローズ家の戦争」だっけ?)で、相手の愛犬だか愛猫だかを料理にして食べさせちゃうって復讐がありましたね。

 

そして、交通事故の被害者(イケメン)に仕事を紹介してもらい、働き始める春海。しかも、自宅で仕事をしているので、住み込みにしてもらっていきなりほぼ同居であります。その男性・工藤とはイイ感じになるのですが、春海は麗子にやはり追い詰められていきます。

だが、結局は麗子は春海の作り出したもうひとつの人格であり、春海は義理の父に乱暴され、母からDVを受けた影響で二重人格になっていたことがわかります。まあ、それをわかった工藤は既に麗子の人格に刺されていて、死にかけているのですが。しかし、この告白の現場となった場所が麗子がアルバイトしていたキャバレー。このチョイスに2時間ドラマのラストシーン並みの安さがあるのは否めない。

 

サスペンスのお手本みたいな映画です。こんなにベタな展開が待っているとは。ベタ過ぎて、逆に驚きました。原作を凝縮したらこうなったのか?

 

どちらかというと、交通事故の保険の話がずーっと続くので、保険には入らなきゃダメだなーと関係ない方で気持ちが昂った。

 

個人的には、男同士の映画でコレを見てみたかったな。それこそ、北川景子の相手役をしていた高良健吾と濱田岳とか。体型も全然違う方が裏切りはありそうですよね。

「女の素顔はコワイ」みたいな話、飽きました。お二人ともキレイで素敵なんですけどね。

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2017年の映画「ライフ」を見ました。
ビックリするほどスカされた感じがするのは、豪華キャストのせいで自然とハードルが高くなっていたせいか。
それとも、既視感のある展開が延々と続いたからでしょうか。
ジェイク・ギレンホールじゃなきゃブン投げていた気がする。

 

国際宇宙ステーションを舞台にし、火星で見つけた生命体を育てたら恐ろしいことになったというお話です。

 

 

結末を知ったうえで見ると、すごいドヤ顔に見える。

 

登場人物は

デビット・ジョーダン:医師。あまり人間関係が得意ではないから、みたいな理由で、延々と国際ステーションに滞在している。
ミランダ・ノース:マジメで頑張りやな検疫官。それだけに無個性なヒロイン。
ローリー・アダムス:悪ふざけが好きだが、やる時はやる航空エンジニア。
ショウ・ムラカミ:真田広之演じる日本人のシステムエンジニア。地球で嫁が子供を産んだばかりだという、ものすごいわかりやすいフラグを立てられる。
ヒュー・デリー:足が不自由な宇宙生物学者。地球では車イス生活なので、宇宙にいるほうが楽だと思っている。
エカテリーナ・ゴロフキナ(キャット):女司令官。リーダーシップがある。

 

もう、お手本のようにガチガチにベタなキャストであります。ただ、個人的に物足りなかったのはやっぱり悪役がいないからかな?基本的にみんないい奴だし、自己犠牲精神が強いんです。もっと「俺が助かりたいからお前が犠牲になれ!」という悪役がいても良かったのに。

 

ネタバレを含めて、展開で気になったところ。

 

まず、「カルビン」と名付けた宇宙外生命体。コイツが人間を襲って食ってはでっかくなっていくのですが、外観はタコっぽい感じです。グングン成長するのですが、なんだかねぇ。


ヒューはカルビンの研究にのめり込んでいくのですが、その過程はなかなか狂気を感じさせるような演出や演技があるものの、別に彼が暴走するわけでもないので、肩透かしを食らった感じ。

 

しかし、ちょっとずつ大きくなったカルビンはヒューを襲います。カルビンのいる部屋に入り、隔離されることになったローリー。カルビンを殺そうとして、逆に体内に入られてしまい、グッハァ!と吐血して死にます。隔離は失敗し、今度はステーションの外に出てピョコピョコするカルビン。キャットは様子を見に行き、案の定宇宙服を攻撃されて死亡してしまいます。しかも、キャットは宇宙服の中に水が溜まり、主人公の前で(扉を隔てた状態で)溺死。

 

ヒューも、知らないうちに感覚のない足に食いつかれ、ガブガブ攻撃されていたところで死亡。個人的には、ズボンをめくった時にカルビンが張り付いてばりばり食ってるのに、ヒューが気付いていない光景はなかなか怖かった。ここで大きくなったカルビンの攻撃が激しくなり、ショウは睡眠用のカプセルに入って難を逃れます。ちなみにショウは地球で嫁(設定的には日本人ぽい)が出産したばかりなのですが、数秒間で「コレ日本人ジャナイ感」がじわじわ伝わってきました。キャストご本人ははもちろん、妻の設定も日本人じゃなくてもいいんだけど、こんな日本人妻はいないだろう(ベトナムとか、タイのほうの顔っぽい。でもこの見分けつくのってアジア系だけなんでしょうか)って感じのキャスティングは気が散りますね。

 

結局、ショウがカルビンを追い詰めて、犠牲になって死亡。
でも、しつこいカルビンがまだ死なず、デビッドとミランダは宇宙船ごと見捨てられることになってしまう。でも、ミランダを助けるためにデビッドは自分が犠牲になることを選ぶ。救出ポッドに乗り、ミランダは地球へ。デビッドはカルビンと共に別の救出ポッドに乗るが、軌道のズレが生じ、ミランダが宇宙のほうにはじきだされ、寄生されたデビッドが地球に帰還。それを発見した者は、彼が止めるのも聞かず(英語圏ではないところに落ちたから)、ポッドを開けてしまう。

 

というバッドエンドであります。
「俺(私)が犠牲になってみんなを助ける!」って言うのでガンガン死んでいくわりに、何も状況が好転しないのがつらい。全部裏目に出ましたね。一所懸命なだけに、全員が空回りするのがちょっとマヌケに感じられてしまう時もあって、それはもったいない気もする。

 

そして最初からカルビンの全貌が見えているので、急スピードで成長するのはたしかに怖いけれど、「闇の中に何かわからないものがいて、それがこちらを見ている」という恐怖とはちょっと違う。抗いようがないほどの力を持ったものの前で、何もすることができずに殺されるのをただ待たなければいけない、無念な恐ろしさという感じ。個人的には、暗闇をうまく使ったホラーのほうが好きなので、ちょっと好みとは違ったかも。この、思いっきりスコーン!とバットをふるったような、フルスイングなバッドエンドは嫌いではありませんが。

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久しぶりに、「ランド・オブ・ザ・デッド」を見返した。やっぱりロメロ監督はいいなあ。描写がすごい。

 

映画全体に漂う独特のドンヨリ感って、機材とも関係しているのかな?

 


ゾンビに追いかけられて噛まれて闇堕ちする、というのがゾンビの醍醐味ではなく、やはり「追われて食われる」という恐怖にあると思うのです。カニバリズムに関しては何の思い入れもないのですが。ゾンビたちがガブガブ・ニチャニチャ食べるのをちゃんと時間をかけて演出している監督って実はあまりいないのですが、やはり規制の問題なのでしょうか。噛まれてギャーよりよっぽど怖いけど。(個人的感想です)

 

 

主演のサイモン・ベッカーってそういや「メンタリスト」の人だったなとか、悪役がデニスホッパーだった!とか、実写版マリオ(また映画化するらしいですね)のルイージも出てたなとか、忘れていたことを思いだす。
あと、毎回サイモン・ペッグとエドガー・ライトを見るとクスッとしちゃうし、トム・サヴィーニも好き。

そして当時脇役で出ていた俳優さんのなかに、「グリム」のキャストもいたりして、ひとりで盛り上がる(悲しい)。

 

 

この映画は富裕層>貧困層>ゾンビと格差ができた近未来の話であり、ゾンビが突然知性を得たことで、そのヒエラルキーが崩れ、富裕層が軒並み死んじゃうという、ある意味胸スカ映画でもあります。
主人公のライリーははぐれもので、子分?のチャーリー(「ヒルズ・ハブ・アイズ」で怪演した俳優さん)だけが味方。そこにヒロインのスラックが加わり、さらに合流した仲間と一緒にゾンビ、そして人間に立ち向かうことに。元仲間のチョロは、成り上がりを目指すものの、悪役のカウフマンに阻止されてしまいます。というのがおおまかなあらすじ。

 

 

壁を作ってその中で暮らす人間たちが、知性を持ったゾンビに襲われ、倒れていく。今では定番にも感じられるこの展開を盛り上げるのが、個性あふれるユニークゾンビたち。ロメロ監督の演出するコスプレゾンビって、どうしてあんなに完成度が高く、恐ろしく、そしてどこかほほえましいのでしょうか。ボスゾンビであるビッグ・ダディ(今ではこの単語が意味を持ちすぎているが)も、カッコイイ!
彼が黒人なのにも意味があるのだろうか?(そういえば、味方の中にアジア系の俳優さんが1人いますが、生存者は白人が大多数。コワイ)

個人的に、見ていて面白かったところをおさらい。

 

 

・タンバリンゾンビ。
冒頭で登場するけど、シャンシャンしててかわいい。この人もゾンビ側のメインキャストですね。

・冒頭の寂しさは異常。荒廃という言葉がぴったり。廃墟マニアにおすすめの光景。

・隙間から覗くと、逆さづりにされていたゾンビと目が合う。逆さづりになっただけでもかなりドッキリ度が増しますね。

・首の皮1枚で胴体と頭がつながっているゾンビ、自分の頭を重力を使って「投げワザ」してくる。首がないと思ったら、反動をつけて後ろから生首がせりあがってくるのは、いつ見てもビックリ。こういうことになっても人間は襲うんスね。

・人を探していて、懐中電灯で照らした先に人間の足が→すねまでしかありませんでしたという定番展開のベースって、この映画にもあるんだなと思った。とにかくムダがない。

・自分の手を食べているゾンビが出現。食いしん坊ですね。

 

 

・富裕層がゾンビを見世物にしているのですが、フォトスポットやペイントボールの的、ファイトクラブも開催。
フォトスポットにするなよとちょっと笑ってしまう。毎回。ヘビとかトラとかと写真撮影するのも同じノリかね。
あと、関係ないけど丸見えの風俗が同じスペースにあって、変な性癖に目覚めそうだと思った。

・ピエロゾンビも登場。ピエロをしている最中にゾンビ化するってかなりのレアケースだけど、ゾンビ映画やゲームにはよく出てくるピエロゾンビ。人の上半身と下半身を引きちぎったりと、怪力設定が多いのも謎。

・この映画では、今まで泳ぐことができなかったイメージがある(もちろん、泳ぐゾンビが出てきた映画もあるけど、イメージとしてね)ゾンビが、水中を歩いて渡り、川を越えるというシーンがあります。この時、桟橋?に一直線に並ぶゾンビはいつ見てもかわいい。整列してる。

・そして、武器の使い方を覚えるゾンビ。銃やナタ、さらにはコンクリートの掘削機まで使って高級マンションに侵入します。手榴弾を握っている人間の手が切り落とされ、ポーンと飛んだ次の瞬間に爆発するのもインパクト大であります。

・口から上顎と下顎を引き裂くのは「ゾンビ映画あるある」って感じですが、この映画に関しては手を裂けるチーズみたいにタテに引き裂いているんだよなあ。いつ見てもこのアイデアすごい。
あと、ヘソピを食いちぎった後、まずそうにぺっぺってするゾンビがかわいい。

・マンション大襲撃では、とにかくショッキングなシーンが続くのですが、パラソルの下に入る→そのままパラソルが閉じる→上半身が閉じ込められるゾンビがやっぱりいつみてもかわいい。

と、ゾンビのことばっかり気になっちゃいました。

 


以前見た時と同じような感想なんだろうけど、ロメロ監督のゾンビはよく食べる。やっぱり体育会系であります。

「ドーン・オブ・ザ・デッド」の陰に隠れがちな気もするけれど、この映画の出来も素晴らしいんだよなあ。「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」「デイ・オブ・ザ・デッド」「サバイバル・オブ・ザ・デッド」と続く三部作より濃厚です。

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仕事をほったらかしていたら、更新が遅れてしまいました。関係ない話なのですが、ようやく「GANTZ」を全巻読んだけど、ラストが本当にすごかった。噂通りだった。私は全体の展開とか嫌いじゃないし、SF要素もいいと思ったんですけど。やっぱり大阪編が好きだなあ。あそこらへんのワクワク、絶望、恐怖(その後のイタリア篇は怖すぎて…)がすごい。
でも、全体を通して好きな漫画です。面白かった。

 

で、最近見た映画とドラマの話。

まず、ストレインファイナルシーズンを見終わった!6話くらいから急に話が駆け足になったので、いつファイナルと決まったのかはよくわからないのですが、とにかく目まぐるしい。あと、ちょっと描写がおざなりかな?ってところもありました。人間牧場が作られていた!ってシーンも、敷地全体がチラッと映っただけで終わり。双眼鏡もないのに、その目的を察して語りだしたのには笑ったが。
「感染したら、愛している人のところに行き、真っ先に感染させてしまう」っていう設定もファイナルシーズンはほぼ活かされていないし(そもそも、ファイナルシーズンですが、人間はストリゴイに制圧されてます)、だんだんストリゴイ見慣れてきちゃったのが悲しい。
でも、やっぱりグッとくるシーンが多かったなあ。ラストのほうまでいくとクインラン推しになりますね。あと、アイヒホルストとか教授とかパーマーの演技はやっぱりよかったなあ。

 

映画の話!

 

・ライフ
真田広之も出ていたSF映画。ざっくりいうと、宇宙船の中でモンスターと戦うというお話。豪華なキャストに反して、イマイチのめり込めないストーリー。とにかく後味が悪いのもありますが、「こんなんどうしようもないやん」感が強すぎる。後半くらいから、ずーっとバッドエンドの雰囲気を漂わせて、そのまま終わります。
「火の鳥」の宇宙船のエピソードを思い出した。
宇宙船×モンスターのテンプレのような話でしたね。


・ザ・マミー 呪われた砂漠の王女
トム・クルーズ主演のミイラ映画。かなり昔の映画をリメイクしているそうですが、吹替で見ていたせいか、ベッキーの顔がチラチラし続けて終了(いや、うまいんですけどねベッキー)。あと、銀シャリの吹き替えがヘタクソすぎて、やめてあげて!という気持ちになりました。もう芸人さんに吹き替えさせて話題作りするの、マジでやめてほしい。
そもそものストーリーも、すっごい中途半端に終わったので、続編があるのか調べたけどよくわからない。
にしても、不良軍人みたいな感じの役柄のトムなのですが、いったいいくつの設定なんだ。こんな感じの軍人の人っているのか?というくらい、トム・クルーズにしか見えない。
ただ、トム・クルーズの演技にも不満はないんです。
王女が生気を吸うところは、セーラームーンのアニメみたいでカッコよかったです。適当な感想。


・グリーン・ヘル
これもワケがわからん映画。スペイン映画らしい。地雷だらけの森の中で、ならず者の男たちにつかまったカップルの話。「クライモリ」みたいな展開のある映画かと思っていたけど、全然違いましたね。
民族同士の対立がベースにあり(無学なので説明がヘタなのはごめんなさい)、被害を受けて殺された側(主人公)と、殺した側(男たち)と、無関係で言葉がわからない主人公の彼という関係があるのですが、「夢なのか現実化なのかわからないわ…」というふんわりした夢オチを何回も繰り返されるせいで、見ている私もこの映画を借りてきたのが夢ならいいのにとイライラ。
そもそも、ロケしている森がまあまあ明るくてキレイなところに違和感がある。もっと寒そうで暗い森ならいいんだけど。


・エクストーション 家族の値段
モルディブかなんかにバカンスに行ったら、その先で誘拐事件に巻き込まれ、しかも犯人に仕立て上げられかけてしまう父親の話。単身事件を調査するというサスペンスです。ホラーじゃなかった。もっと精神的に攻められたり、かけひきがある話かと思ったのですが、全然そんなことなかったね。
「ギャー!怖い!」というより、「こんなことに巻き込まれたら確かに怖いかも」という感じのお話。
以前「トッキュー!」を読んだ時にも思ったけど、海難事故はマジで怖いから皆さん気を付けましょう。


・ラスト・サバイバー
こちらも不思議な話。世界がある理由で終わってしまって、生き残った者たちはほそぼそ暮らしていたけれど、ある者の襲来でその平和も終わってしまう…という話です。
シーンのひとつひとつはけっこうおもしろいのですが、襲撃の理由が「この世界でも生き残れる者を選別していた」みたいな話になるのはちょっと気持ち悪い。ガツガツ人を殺しまくっていたら、人間自体が滅んじゃうと思うんだけど。アホか。
実はアラブ首長国連邦の話らしいのですが、演出は凝っていてもお話がふんわりしています。


・フィアー・インク
こちらはけっこうお気に入り。ちょっとロブ・ゾンビっぽいラストなのも好き。
ホラー映画っぽいシチュエーションで恐怖体験ができるサービスを提供している「フィアー・インク」。でも、そのサービスを実際に頼んだら、恐ろしいことが起きてしまって…!?
話が二転三転するので、それだけでも面白い。あと、ホラー映画好きなスタッフが作ったようで、パロディーシーンも随所にあります。「13日の金曜日」「SAW」「シックスセンス」「ゲーム」は、作中でパロディを明言してます。


・アトラクション-制圧-
この映画が今のお気に入り。
宇宙船が落ちてきて、そこから落ちてきた宇宙人と恋に落ちるという、説明してみるとムチャクチャな話。
恋愛要素があるので、SFを期待して見た人はちょっと肩透かしかも。ちょっと少女漫画的なんですよね、宇宙船から出てきた男子がイケメンで、自分になついて、人間の文化を学んで、結果として自分を救ってくれるという。
あと、主人公がお父さんと仲が悪いのですが、このお父さん役の俳優さんのコワモテぶりは好き。
映像がとにかくキレイなので、それだけでも見る価値あり。


・ザ・モンスター
母娘が森の中でモンスターに襲われるお話。
ゴリラとゴジラとセミを足して混ぜたみたいなモンスターが襲ってきます。
母と娘の回想シーンがとにかく長く、肝心の襲撃シーンが薄れちゃう感じ。サバイバルでもないし、逃亡シーンもありません。ほぼ同じ場所で物語が展開します。


なんか、これはっ!って映画にあんまり巡り合えてない新年。
もうちょいガツガツ見ようかなー。

このなかなら「アトラクション-制圧-」がおすすめです。

今更ですが、あけましておめでとうございます!
毎年恒例にしている、その年-今回は2017年ですが-に見たホラー映画ランキングを書いてみたいと思います。


※個人的な好みと感想によるランキングです
※2017年に「見た」ランキングであり、2017年公開映画ではありません
※厳密にはホラージャンルに分類されていない映画も混じっていますが、個人的に怖いと思った作品を入れています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではどうぞ!

 

 

20位
「オー・マイ・ゼット!」


ゾンビコメディ邦画。ゾンビパニックが終息した後の近未来の日本で、民家に迷い込んだゾンビを巡って繰り広げられる人間ドラマ。お金のため、見栄のため、復讐のため、ミーハー心のため。それぞれに思惑があるのですが、東京03の角田さん演じる主人公だけは「頼むから出てってくれよ~!」とボヤきまくり。
前半は良質なホラーコメディですが、後半からは唐突にグロ描写が増えます。
アイドルホラーと都市伝説系のPOVホラーが量産されるなか、こういういい映画があるのは嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19位
「ブラッディ・ツイン」


平たく言うと多重人格モノに近い双子ホラー。
たびたびもうひとりの人格に体を乗っ取られ、記憶が途切れる(映像もブツ切り)シーンが、体験したことないけどリアルという感じ。惨劇?の舞台になるモーテルのビジュアルも完璧。廃屋好きの方にも良さそう。
恋愛ゴタゴタ要素は正直邪魔だなというところもありましたが、ラスト数分の主人公の禍々しい姿だけでも必見。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18位
「オフィス 檻の中の群狼」


韓国映画。予告編では、オフィスの中に殺人鬼の男性が棲みついてしまい、主人公の女性を狙っている!?というような展開を匂わせつつ、本編はまったく違う展開へ。まったく仕事ができない女性が、狂気に染まっていく様子がとにかく怖い。韓国の学歴社会のすごさも感じた意欲作。とにかく醜い話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


17位
「31」


ロブ・ゾンビ監督の新作です。主演はもちろん嫁。
ハロウィン前日に拉致された男女(カーニバルで働いている。ちょっと違うけど、日本でいうところのサーカス団みたいな興行スタイルなんですかね)が、殺人ゲームでの生き残りを目指すというグロ話。殺人ピエロ集団が襲ってくるというスタイルはもちろん、ところどころで狂気が見える演出はさすが。どことなくメルヘンで、やっぱりクレイジー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16位
「スケア・キャンペーン」


オーストラリア映画。テレビのヤラセ番組(ホラー系のどっきり番組)の製作者たちが、若者たちにボコボコにされて殺される映画。この若者たちが動画サイトを運営しているのですが、ヤラセ動画を製作している人たちを次々血祭りにあげて殺しているという設定。テレビ製作者VSユーチューバーみたいなイメージですかね。
この若者たちのファッションが、いろんなホラー映画のキャラクターをオマージュしているような感じでオシャレだし、ホラー愛を感じる。話も二転三転して、先が読めません。ゴア描写もきっちりしていて、POVにありがちな映画になっていないのもいい感じ。ジャケットで損している気もする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15位
「殺戮にいたる山岳」


韓国映画。ホラーというよりはサスペンスな韓国映画です。山から出てきた金(きん)を横取りしようとして殺人まで犯した悪者軍団と、それを目撃したじいさんと少女のサバイバル劇。
悪者軍団のキャラクターとじいさんの戦闘も見ものですが、途中で挿入される幻想的なシーン(少女と、死んだ父親が霧の中で出会う場面など)が素晴らしい。醜くてエゴイスティックな人間立ちと対決する、愛にあふれたじいちゃんと少女の助け合いもいいですね。
「山の中で化け物がいる」という都市伝説が、じいさんだったというのにはちょっと笑った。たしかにザンバラ髪のじいさんが突然山の中にいたら怖いだろうけれど、人間だとはわかりそうな気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14位
「屍憶」


日本と台湾の共同製作ですが、ほぼ台湾の味付けって感じ。
生きた若者と、死んだ花嫁と結婚させる風習について取材しているうちに、謎の夢に悩まされるようになるテレビ製作者。さらに、婚約者にも何やら変化が……??
さらに、もうひとりの主人公である女子高生は誕生日を機に幽霊が見える能力が芽生え、さまざまな心霊現象に遭遇。しかし、しつこく彼女を追いかける幽霊にはある秘密があって……!
この2つのエピソードが絡み合っていくのですが、脚本がとにかく素晴らしい。
「そういうことだったの!?」と言いたくなる怖さ。
ちなみに幽霊は真っ黒で全貌がよく見えない感じではあるのですが、非常に怖いです。昔の「呪怨」に感じるドロッとした暗さがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


13位
「ペット 檻の中の乙女」

アメリカとスペインの共同製作。ストーカーの男性(保健所で働いており、保護された犬や猫を殺す仕事をしている)が同級生の美女を自分の職場で監禁するのですが、実は美女には恐ろしい秘密があり……!
当初はありがちなストーカーと美女の監禁ホラーかと思ったのですが、途中で物語が大きく展開。この美女の闇が深すぎて、衝撃的です。ラストはストーカーにとっては幸せな終わり方なのかも!?
こちらも脚本が素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


12位
「エミリー 悪夢のベビーシッター」

3兄弟の家にやってきたベビーシッター。卑猥な言動、ペットの殺害などの奇行に出るこの女にはある目的があって……!主人公は少年(長男)であり、この謎の女と対決していきます。
途中まで、この女が本当に不気味で怖い。目的がわかったところからは「ああ、そういう人だったのね」という気持ちにもなりますが、ラストまではテンポよく進んで見やすいですね。ラストに異様に爽やかなシーンが挿入されていて、思わずハートウォーミングであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


11位
「デッド・フレンド・リクエスト」

「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のアリシア役の女優さんが主演。
同級生の女の子にネットストーキングされた主人公が、彼女を拒絶したことをきっかけに恐ろしい事件に巻き込まれていくというオカルト。サスペンスではなく、完全にオカルトです。SNS(厳密にいえばFacebook?)でも現実でも人気者だった主人公が転落していくのも、非常に気分が悪い。ちなみに、主人公の誕生日ケーキにバービー人形が乗っててびびった。あれがインスタ映え??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10位
「ザ・シェフ 悪魔のレシピ」

イギリス映画。治安の悪い繁華街で飲食店をやっている主人公が、ムカつく奴らを殺してケバブの肉にしちゃう!というトンデモカニバリズム映画。なのですが、トーンは非常に重め。お父さんはアホな若者に殺されちゃうし、大学卒業もフイになるし、とにかく暗い環境に置かれている主人公が復讐で暴走しまくります。

 

 

 

 

 

 

 

 


9位
「グリーンルーム」


パンクバンドが楽屋で別バンドが犯した殺人事件を目撃。ネオナチ軍団を巻き込んで、生と死をかけた戦いが始まります。楽屋に閉じ込められたり、逆に籠城したり、なぜこんなことになっているのかわからないまま、ものすごいパワフルに話が進行していきます。
ビジュアルもカッコイイし、ラストもなんだか面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8位
「高慢と偏見とゾンビ」


私は『高慢と偏見』が大好きなのですが、『高慢と偏見とゾンビ』も既読。
原作はもっとメチャクチャで軽い内容ですが、映画はもう少しまとまっている印象。原作を知っていたらより楽しめるでしょう。ゾンビを殺す術に長けた強くて美しい5人姉妹というだけでも個性的ですが、恋愛要素も入っており、華やか。ゾンビの特殊メイクもいい感じです。
ただ、ゾンビ×恋愛映画ってどこの層をターゲットにしているんだ。ゾンビ映画が好きだから見る人は多いだろうけど、求めている人は少なさそう。普段ホラーを見ない人が「わあ、見よう」ともならないだろうし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


7位
「ディストピア パンドラの少女」


イギリス映画。ゾンビの第二世代の子供と、彼女を取り巻く大人たちの脱出×サバイバルロードムービー。
ゾンビの要素を持ちつつ、知性もある少女。
いつも彼女の味方である「先生」、彼女をゾンビとして扱う「軍曹」、実験材料としか考えていない「博士」との旅は、彼女をさまざまな意味で大人にしていきます。この子役の女の子の演技がすごくて、生きている鳩を食べる演技までしてるのがスゴイ。小説が原作であり、ゾンビが最終的に「植物」に進化するというのは既存のホラー作品やホラーゲームを思わせる。個人的には、「ラストオブアス」っぽくて(荒廃した近未来の世界も)好きですね。ラストも、ちょっとゾッとする感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


6位
「新感染 ファイナル・エクスプレス」


韓国のゾンビパニック映画。特急列車の中でゾンビパンデミックが起きたら?という、ユニークな設定。
とにかく、これぞゾンビ映画!って感じで盛り上がります。ラストはほろ苦いですね。
脇を固めるキャラクターたちのエピソードも、どれもホラー映画あるあるに満ちた悲しいものばかり。
映画館で見て正解だったなあという印象があります。韓国の駅名がわかっていたら、もっと楽しめたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ここからはベスト5!
といっても、全体にそんな内容の差はありませんけれど。どれも好き。

 

 


5位
「WE GO ON-死霊の証明-」


個人的には、知名度が低そうでもどかしい。
前半は「死後の世界を知りたい」という男がさまざまな詐欺師に遭遇していくのですが、後半はまさかの悪霊のオンパレード!こんな悪霊の幻覚なんて絶対に見たくないよと思わせるほど、ゴリゴリに精神が削られる感じ。ビジュアル的にも優れているし、脚本もけっこう好きです。
前半で「この話、本当に面白いのかねぇ」と気を抜いていると、一気に後半もっていかれるかも。
とはいえ、私がハードルを上げたら逆効果かもしれませんが。
よくある「悪魔が本当にいるのか確かめたくて、儀式をしたら本当に悪魔が出てきたよ」的なオカルトとは一線を画した、得体のしれない闇があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


4位
「ジェーン・ドゥの解剖」


身元不明の女性の死体を調べる医師(監察医っていうのかしら)の親子。
だけど、次々と不思議なことが起こり、親子はジェーン・ドゥに翻弄されます。
こちらはオカルトですが、昔のJホラーにも似た不気味な作品。
夢なのかリアルなのかわからないまま、恐怖に焦がされていく親子が描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


3位
「ネオン・デーモン」


厳密にはホラーじゃないような気もするけど、ラストの禍々しさはダントツです。この監督がすごい。まず、映像がキレイ(フランシス・コッポラとか、蜷川実花みたいな女性らしい印象がある)なのはもちろん、ショービズ界を舞台にしているのでとにかく華やか。しかし、この映画を見て「やっぱり芸能界はこういうところなのね」とか言い出す人がいるのだろうか。いや、さすがにモデルの○○○○○○はないと思いますけども……。
すごくバカバカしい話と思ってしまえばそんな気もするし、ホラーにも思える。このラストは正直予想できなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2位
「ワイルド わたしの中の獣」

ドイツ映画。ものすごく衝動的で、キレイで、残酷な話。
人間とはうまくコミュニケーションをとれない女性(ちなみに美女)が、オオカミに恋をして無理やり捕獲。マンションの一室を改造して彼を飼いならし、少しずつ愛を深めていきます。しかし、周辺住民や上司たち、妹がその変化に気付き……。
ラストの奔放さがスゴイですが、お気に入りの映画。美しくて変態なお話です。オオカミがまた、イケメンでカッコイイんですよねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


1位
「ブレア・ウィッチ」


「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の正式な続編(リブート?)です。
実は興行的に目立っていた印象のある映画(少なくとも、劇場で公開された映画)は意識して低くつけてしまったのですが、この映画に関しては予想以上に禍々しかった。「ノロイ」を見た時の恐怖にも似ているかも。
だんだんと時間の感覚も、方向感覚も狂ってくる感じ。でも、それから逃れることはできない、という恐怖が素晴らしかった。ドローンやユーチューブなどの要素を入れたのは無理やりっぽかったですが。私は最新機材を持ち込むホラーが多すぎてウンザリしています。
ラストの廃屋を彷徨うシーンは真夜中に電気を消してみるとちびっちゃうと思います。

 

 


おわり。