フランスの新年のお菓子☆ガレット・デ・ロワ☆galette des rois
Bonne Année !!
日本でも、よく見かけるようになった、「ガレット・デ・ロワ」。
毎年、この季節を楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
フランスではクリスマスが終わると「ブッシュ・ド・ノエル」に代わって
「ガレット・デ・ロワ」というお菓子が一斉に売り出されます。
これはフランス人が伝統的に1月6日に食べる新年のお菓子です。
キリスト誕生を東方の三賢者が祝福に訪れた日とされる、
1月6日「エピファニー(主顕節、公現節)」に食べられるのが、
「大様の菓子」というこのアーモンドクリームをはさんだパイです。
アーモンドクリームとパイ記事の組み合わせは相性が抜群で、
フランス菓子の王道の味とも言われています。
そして、このお菓子には、美味しさだけでなく、実に楽しいことがあるんです!
それは、様々な陶製の様々なモチーフ「フェーブ」と呼ばれるものが隠されていて、
切り分けて食べるときにフェーブがあたった人はその日、王様や王女様になれるのですって。
「そら豆」を意味する「フェーブ」と呼ばれるこの人形を使ってさまざまなことを決めるということは、
古代ギリシャ、ローマ時代から行われていたようで、ギリシャ時代の豪華な宴会の席では、
その会における王を白や黒のそら豆をつかってくじ引きをして決めていたといわれています。
フランス人はこどものころ、この行事になると、ワクワクドキドキしたんですって。
そんなフランスのこどもたちがわくわくどきどきする日ですから、絵本にもよく登場します。
その中から2冊後紹介。
100年以上前から愛されているBECASSINE(ベカシーヌ)ちゃんのレシピ絵本。
ベカシーヌちゃんは、言うなればフランスのサザエさん的存在?!
http://petittrain.shop-pro.jp/?pid=2843357
残念ながら、この絵本は、ただ今、絶版状態で、入手困難です。
お問い合わせも多数いただいているので、今年は復刊してくれると、うれしいな。
お次は、こちらも長年フランスのこどもたちに愛されているMARTINEちゃんシリーズのレシピ絵本。
MARTINEちゃんは、「マルチーヌちゃん」として、日本でも以前に出版されていました。
日本語版は、今は絶版のようですが、こどものころに出会った方もいるのではないかしら。
息子はMARTINEちゃんの絵本に必ず登場するこの犬が大好き!↑
http://petittrain.shop-pro.jp/?pid=3576514
最近では、日本でも「ガレット・デ・ロワ」を売る店が増えてきました。
2010年のはじまりに、みんなでこのお菓子を楽しんではいかがですか??
盛り上がること必須です♪
Je vous souhaite une bonne et heureuse année !
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