クリスマスの準備♪ Calendrier de l'Avent
11月の半ばごろから、パリの街中ではクリスマスのデコレーションが見られるようになり、
お店のショーウインドーが一段と華やかになります。
おうちでクリスマスの準備をはじめるのも、この頃ですね。
さて、フランスで、クリスマスの到来を間近に感じるのは、
「 Avent 」 (アヴァン)「待降節(アドヴェント)」という期間に入ってからです。
日本でも最近、「アドヴェントカレンダー」として、
この「アドヴェント」と言う言葉をよく耳にするようになりましたよね。
「アドヴェント」とは、キリスト教でイエス・キリストの誕生を待ち準備をする期間を意味します。
この期間がどれだけ続くかは、宗派や国によって多少異なるそうですが、
カトリックのフランスでは、クリスマス前の4週間というのが一般的です。
クリスマスの4週間前の日曜日に、
モミの木やヒイラギの木の枝で作った輪型のクリスマスリースを平面に置き、
そのリースに4本ろうそくを立てて、1本目のろうそくに火を灯します。
次の週の日曜には2本目のろうそくに、そのまた次の日曜には3本目のろうそくに火を灯します。
こうして4本のろうそくに火が灯ると、クリスマスもいよいよという感じになるんですって。
クリスマスリースの代わりに、4本のろうそくを立てる燭台を使うこともよくあります。
そして、「Calendrier de l’Avent 」(カランドリエ ド ラヴァン)
いわゆる「アドヴェントカレンダー」といわれるカレンダーを準備するご家庭も多いようです。
一般的なCalendrier de l’Avent は厚紙に24の窓のある大きな家が描かれたもので、
毎日ひとつずつ窓を開けます。
全部の窓が開いたらクリスマス
クリスマスを心待ちにしている子供たちのためにドイツで始まった習慣といわれていますが、
今ではフランスでも一般化しており、木やフェルトでできたものなど、様々なタイプが市販されています。
もちろん、手作りのCalendrier de l’Avent も、楽しいですね♪
上の画像は、手作りのクリスマスを楽しむ工作ブック の中のCalendrier de l’Avent です。
クリスマスパーティアイディアやクリスマスの工作のアイディアなど、
内容もりだくさんで、とてもお勧めです。
フランスのこどものための工作ブックは、大人が見ても、楽しい!
工作教室の先生や造詣教室の先生、幼稚園の先生方にも、とても好評をいただいています。
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