周りの誰かの『頑張れ!』って言葉に 腹が立った経験はないですか?


今までだって十分過ぎるほど ずっと頑張ってきたのに、


「これ以上どう頑張れというんだ!?」と、泣きたくなりますよね。




そんな時は静かに目をつぶって、今までのことを思い出して、


走馬灯の中の自分自身に向かって、


『お疲れさま!』とか、『今まで本当によく頑張ったよね!』とか、


ねぎらいの言葉をかけてあげましょう。




最近は、『むやみに人に「頑張れっ!」と言ってはいけない』とか、


巷ではマコトシヤカに言われるようになってきてますが、


「頑張れ!」という言葉自体には、良いも、悪いもありません。


「頑張れ!」という言葉は、本来、「我を張れ!」という意味で、


「そこに踏ん張っている ありのままのあなた(=我)のことを、


私は信じていますよ」という、魂のエールなのです。




なので、もしもその魂のエールが辛いと感じるならば、それは


あなたが今までの自分の「頑張り」を認められてない証拠です。


自分が自分を認めてないから、どんどんと自信がなくなって、


それなのに「まだ頑張らなきゃならないの!?」と思えてきて


辛くなっているだけなのです。




そんな時は、まずは自分自身を優しくねぎらってあげましょう。


過去のどこかで物凄く頑張っていた あの頃の自分に向かって、


『お疲れさま!』とか、『今まで本当によく頑張ったよね!』とか、


『私はあなたがどんなに頑張ってるか、ちゃんと知ってるよ』とか、


あなたが「自分」をいかに誇りに思っているかを伝えてあげましょう。




すると、私たちの心は自然と軽くなっていって、


「自信」という心の中のキャンドルに灯がともるので、


周りからの魂のエールも、素直に受け取れるようになるのです。


そして、そうやって周りからの熱い魂のエールを受け取ることで、


私たちは見えない力も味方にすることができるので、


前よりずっと楽に目の前の課題を乗り越えられるようになるのです。




【心の強い人は、


    自分自身をねぎらってあげることで、


          ”自信”というエネルギーを取り戻す】


「どうして、あの人ばっかり!?」と、他人と自分を比べて、


競争心に火がついて、イライラすることはないですか?


または、「なんで自分ばっかりが?」と、周りを見まわして、


自分だけが損してる気がして、落ち込むことはないですか?


これは、どちらも いわゆる嫉妬心のなせる業なのですが、


こういうのは心地よくないし、とっても疲れますよね。




そんな時は嫉妬の対象となっている、相手の持っているもの、


例えば、仕事や、美貌や、お金や、素敵なパートナーなどを、


そっくりそのまま手にしてる自分を想像して、満喫してみましょう。


そして、それを手に入れるためにずっと努力をしてきた自分を、


「よく頑張ったね」と、ひとまずはねぎらってあげましょう。




嫉妬とは、自分が手にしてたものを懐かしむ気持ちの表れです。


もしかしたら、それは相手が持っているものと100%同じでは


ないかもしれないけれど、それと同じような価値があるモノを


あなたも目の前にしていた時期が過去にあったはずなのです。


でも、それが自分の目の前にあった時は、


いろいろな理由から素直には受け取ることができなかったので、


それを満喫することが出来なかったことへの不満の表れなのです。




けれども、たとえそれを昔は満喫することが出来なかったとしても、


あなたの今までの「努力」や、それに値する人だという事実は、


少しも遜色はないのです。


何故なら、そうした体験こそが私たちの肉体が無くなったあとも、


最後まであなたの中に残る宝物であり、生きた証となるからです。




なので、まずはそれを手に入れるためにすっと頑張ってきた


自分自身に「お疲れさま!」と、心から伝えてあげましょう。


そして、たとえ今、それが実際に手の中にあろうと、なかろうと、


あなたの価値は少しも変わらないことを気づくチャンスに変えましょう。




【心の強い人は、嫉妬心をきっかけに

  自分に「ない」ものではなく、「ある」ものに気づく】


子供の頃から思い描いてた夢をずーっと追いかけていたり、


絶対に達成したい目標に向かって日々努力をしていても、


なかなか思うような結果がついて来ない時もあります。


そうなると、それまでの努力も、なんだか無駄なように思えてきて、


このまま永遠に報われないんじゃないかと気が遠くなりますよね。




そんな時は諦めきれない「夢」を、あえて「諦め」てみてください。


と言っても、これは別に、「夢を捨てろ」ということじゃありません。


自分の中の焦りる気持ちだけを意識的に抑えて、


それでも淡々と、冷静に、着実に、行動だけはし続けるのです。


まずは胸に手を当ててみて、焦っている自分を俯瞰してみて、


ゆっくりと深呼吸をして、自分の息に集中してみましょう。


すると、「夢」や「目標」といった「未来」に飛んでたあなたの意識は、


「今」という現実の時空に自然と戻ってきます。


そうしたら、あとは「今」できる「行動」に集中すればいいだけです。




私たちは自分たちの夢を叶える方法を、


知っているようでいて、意外と知らないものです。


また、本当の夢を叶えるために、その前に


別の「夢」に寄り道をすることが必要な時もあるのです。


なので、「夢」や「目標」を「叶えたい!」という拘りを捨てて、


「今」できる「行動」だけに集中すればいいのです。


そのとき自分が出来るベストを尽くして、あとは”天に任せる”。


この「ユルさ」こそが、結果的にあなたの夢を叶えてくれるのです。




【心の強い人は、あえて「諦める」ことで

                 自分の夢を叶える】