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若輩社長 ~13畳からのはじまり~

株式会社フリープラス 代表取締役社長 須田 健太郎 の日記

本日は、中途採用の面接とインターンシップ採用の面接がありました。



その感想です。






12月17日、インターンシップの応募がありました。


なんと大学1回生です。(私の6歳年下)


メールを転記いたします。



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初めまして、●●大学経営学部一回生の●●と申します。



この度、貴社のインターンシップに応募させていただいた理由は3つあります。


1つ目の理由は、


私は大学でビジネスの大会を運営する関西ビジネスケースコンペティションという団体に所属しております。


一回生の春から所属して9月半ばから10月末までの一ヵ月半の大会を開催するために半年間準備をしました。

09年度の大会は2回生が中心でしたが、来年は私たち1回生が中心となります。


私は代表としてその中心で自分の能力と思いを大会運営に活かしたいと思っておりました。


しかしながら、ある私の尊敬する社会人の方に


トップとなるべき人は人間力を持っていなくてはならない、それは生き様である。

その生き様は数々の苦労のなかで培われていくものだ」


と言われました。



その言葉をいただいたとき私は苦労や挫折の体験に乏しいことを痛切に感じました。


そして自分の身を厳しい環境において自分を磨きたいと思ってこのインターンシップに応募させていただきました。



2つ目の理由は、貴社の社員の皆様のお言葉には

会社の魅力は会社が一丸となって、なにかに取り組み、互いに助け合う環境があること。

というものが多く見られました。

私もそのような環境の一員となりたい。またそのような環境を作れる人になりたい

と思ったことが二つ目です。



3つ目の理由は、社長の須田様の人柄に強く魅かれたということです。

私も子供のころから起業したいと思い、人々の暮らしを変えるような企業を

作ることを夢見てきました。

その夢は今でも持ち続けていますが、そのために本気で行動しているかと言われれば

自信をもってうなずけません。

その原因は実行力が乏しいことだと感じました。

その足りないものを須田様の近くで養うことができれば幸いです。



ぜひ一度詳しくお話を伺いたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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大学1回生にも関わらず、熱い方だなぁーと関心しました。



さっそく、いくつかの日程を提示しすぐに返信をしました。




すると今朝、


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日程の件ですが


①12月17日 (木) 16:30~17:30
でお願いいたします。

当日のご連絡なので大丈夫でしょうか。


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このスピード感大好きです。


さっそく今日面接をすることになりました。





自己紹介や応募動機を聞き、素晴らしい目をしているなと感じました。

(しかもハンサムです)





私の心を刺した言葉がありました。






●●さん「ブログを全て読みました。御社の考え方にとても共感できました。」




(えっ、全て?そんなわけないですよね・・・ブログ開設2年で200記事以上ありますが・・・)




須田 「えーと、・・・どのくらいから読んだのですか?」



●●さん「1番最初のブログから、最新までです。16時から読み始めて、23時までかかりました。」



須田 「え!?!?、すっごいですね!!嬉しいです。ありがとうございます!」





自分のブログを読んでくださっているということにもちろん喜びはありますが、全部読むというのは、


そこまでフリープラスという会社に興味を持っているということです。






新卒の就職活動マニュアル本や、営業のマニュアル本によく書いています。



面接前、アポイントの前には、相手先企業のことをよく調べてからいきましょう、と。



これは当然です。





しかし、スキルとしてこういったことを実行する場合と、本当に興味あって調べる場合とでは、


面接時や提案時に、はっきりと現れてきます。





採用したい方は、やっぱり本当に興味を持ってくださっている方ですよね。



感動しました。そして勉強になりました。


2010年1月から共に働けることを、楽しみにしております。








対して、最近の中途採用に関してです。


多くの方が面接に訪れてくださいます。




しかしながら、




須田 「WEBサイトはご覧になりましたか?」


●●さん 「あっはい、さらっと見ました。」





須田 「私や、メンバーのブログは、ご覧になりましたか?」


●●さん 「いえ、また確認しておきます!申し訳ございません。」





ほとんどの方がこういった調子です。


最近では、たくさんのコミュにエーションツールが増えました。


また、検索エンジンを使えば、企業の様々な情報を検索することができるようになりました。




自分が応募する企業。自分が入社を希望する企業。


にも関わらず、何も調べてこない(調べてきた体裁を繕う) というのは、どういうことなのでしょうか。


私には興味がないとしか、判断しようがありません。




相手のことを何もしらずに、とりあえずプロポーズをするようなものです。


そんな志で、相手が受け入れてくれるわけがありません。


就職という重大な決断に対して、どういった思いで転職活動をされているのでしょうか。





入社を希望するなら、本気でお願いします。


こちらは、いつでも本気です。













無駄に生きるな、熱く死ね。


須田健太郎