オブジェに影をつける事の必要性=GIMPチュートリアル= | GIMPから始めるグラフィックデザイン【Amatsuchi-Tomokazu】

GIMPから始めるグラフィックデザイン【Amatsuchi-Tomokazu】

AmatsuchiのTomokazuがGIMPを中心としたグラフィックデザインの話やチュートリアルの記事を書いていきます。これからグラフィックデザインを始めたい人、デザインを仕事として活動したい人、そんな人達に一つでも二つでもプラスになる話をしていきたいと思います。

レタッチを行う際に、リアルに合成する為に必要な物の一つとして影が重要だと思います。


『何か合成をしてみたものの、画像に一体感が無い』

『上手く馴染まない』


あまりレタッチに慣れていない人はこういう壁にぶつかる事があると思います。


例えば下の画像を見て下さい。


FREED MART~GIMP限界突破~
看板の画像を適当に並べてはみましたけど、何となく奥行きの無いつまらない感じです。


これに影をつけるとこんな感じになります^^



FREED MART~GIMP限界突破~
何となくですけど、平面で影の無い状態で見るより画像の前後関係がわかるようになります。


かといって、影をブラシで書いたりしたら面倒な事になりますし、

初心者ではなかなか影っぽい影にはならないと思います。


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【※影の作り方※】

①影のつけたいレイヤーを複製します。


②複製したレイヤーを、「明るさ、コントラスト」で明るさを一番左まで落とし、OKボタンを押します。


③もう一度「明るさ、コントラスト」で明るさを一番左まで落とし、それと同時にコントラストを一番右にまで持っていきます。OKボタンを押します。⇒これでレイヤーの形の真っ黒な画像が出来ます。


④「ガウシアンぼかし」で自分の好みの感じにぼかします。


⑤ぼかしたレイヤーを元のレイヤーの下に置き、少し斜めにずらします。


それぞれのレイヤーで同じような作業をすると、上記のような画像を作る事が出来ます。


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同じ方法で例えば壁に額を置いてみたり・・


FREED MART~GIMP限界突破~



黒いキャンバスに白い影を置いてみたり・・



FREED MART~GIMP限界突破~


使い方は色々あります^^