今日はお休みだったので、
久しぶりに講談を聞きに行ってきました。

ところでみなさんは講談をご存知ですか?


講談とは・・・

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江戸時代から続く話芸で伝統芸能のひとつ。
演者は高座の釈台と呼ばれる小さな机の前に
座り、張り扇で釈台を叩きながら、軍記や
政談など歴史にちなんだ読み物を読み上げる。

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以上、ウィキペディアから要約しました。


落語のように、複数の登場人物を1人で
演じ分ける話芸ですが、笑い話ではなく、
歴史の読み物であることが特徴です。

講談は敷居が高く感じますが、
実際はそんなことはないんですよ。

都内なら毎日のようにやっていますから、
僕のようにお金も時間もない庶民が
ふらっと行くにはもってこいの道楽です。

あと、落語家は男性が多いですが、

講談師は、
女性(美人)が多いですラブ


すみません、、、


真面目な話、僕の歳になると、
人から何かを教わる機会は減ります。

だから、落ち着いた小さな小屋で、
しかもお手軽な料金(木戸銭という)で、
着物の女性の先生に歴史を教わるなんて、
本当に「おつ」な機会なんですよ。

そう、『先生』。

落語家は真打ちになると『師匠』ですが、
講談師は『先生』になるんです。

ちなみに今日の講談師は、

田辺いちかさん
神田すずさん
宝井琴柑さん
宝井一凛先生

ー中入りー

一龍斎貞寿先生
神田あおい先生

でした。

それにしても、
学生時代に1番苦手だった日本史を、
この歳になって学んでいるとは、
なんだか笑っちゃいます(笑)


さて、ロック界にも、伝承音楽を
奏でたミュージシャン達がいました。

フェアポート・コンヴェンション。

前置き長かったね~

(落語ではこれを『まくら』といいます。)


彼らは、英国に伝わるトラッド・フォークを
エレクトリックにアレンジしていました。




エレクトリック・トラッド・フォークは
60年代末に盛り上がり、
ジミー・ペイジも影響を受けています。

実際ヴォーカルのサンディ・デニーは、
ツェッペリンⅣで歌っていますからね❕❕

僕にとって、講談やトラッドフォークは、
忙しい現代社会から離れて、
少しだけ背伸びして伝統芸能に触れる、
ささやかな幸せな時間です


長々とおつきあい、
ありがとうございました。