「その1」からの続きです

たいがい旅の1日目は早めに就寝するので、2日目の朝というのは、疲れも取れて気持よく目覚められる。
夜中に夫が「Yes!!」と大声で寝言を言ったのには驚いたが、本人は全く覚えてないとのことだった。
身支度を整えて、ホテル1階の食堂へと下りて行った。

前日会えなかったホテルスタッフのラマさんとロビーで再会した。一見日本人にも見えるチベット出身の彼は、穏やかで物静かな人。
「昨日到着されていたのですね。ゆっくり休めましたか?何か足りないものがあったら言ってくださいね。」と優しい言葉をかけてくれる。

食堂には、可愛い制服を着たおばちゃんのメイドさんがいて、コーヒーのいい香りが漂っていた。
飲み物は他に、紅茶、牛乳、オレンジジュースが用意されていて、ドーナツやベーグルがそれぞれ5種類くらいと食パン、ライ麦パン、シリアルなんかもあり、まな板やパン切り包丁、トースターや電子レンジがあるので、自分で好きなように食べられる。

軽い朝食を済ませ、その足でホテル目の前にあるデリ「クランベリー」へと向かった。
毎朝欠かさず食べているヨーグルトを買うためにだ。

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ここは朝7時から夜中まで営業していて、簡単な日本食(すしやうどん類)も売っているし、オーダーすると作ってくれるベーグルサンドや量り売りのサラダバー、アメリカンなお惣菜が揃っているので、ホテルの朝食に飽きてしまったり、一日歩きまわっていたのに、何も食べずに帰って来てしまったときなんかに、クランベリーがあるから、まぁいいか!という感じで、食の保険みたいな存在だったりするのだ。早い話がコンビニですね

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まだ早朝なので、ゆっくりとテレビを見ながらヨーグルトを食べる。こういうちょっとした一時があると、充実した旅の時間を過ごせてる気がして嬉しくなります。



この日の予定は、ロックフェラーセンターで行われているセプテンバーイレブンで活躍された方達の写真展に行き、その後、しばし5番街を散策、夜はタイムズスクエアにあるWWEショップのレストランでイベントがあるので、そちらへ行くことになっていた。

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後ろのパラソルが並んでいる広場は、冬になるとスケートリンクに変身します。

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この写真に写っている人達はそれぞれが様々な職種で、テロ後、活躍された方々です。写真集の売上は現場近隣の学校等に寄付されるということだったので、1冊10ドルで購入しました。



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セントパトリック大聖堂。NYで最も大きなカトリック教会です。白い大理石をふんだんに使っています。

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ステンドガラスが素晴らしいです。

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約2千4百の座席数

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カトリック系ミッションスクールに通っていたので、カトリックの教会に来るとつい拝んでしまいます。
セントパトリック大聖堂の外観(2002年5月撮影)はこちら



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当時買い付けをしていたWWEショップ「ザ・ワールド」の地下レストランで、食事をしながら、「スマックダウン」の放送を大画面で観戦(鑑賞)。この頃は木曜夜8時からの放送でした。
この日の放送は、あのビリー&チャックの結婚式。ビショフの変装にはビックリ!

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前回(2002年5月)と同じく、今回もゲストとして、2009年にはWWE殿堂入りもした名物リングアナのハワード・フィンケルが来ていたので、いっしょに写真をカメラ
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前月のサマースラムで、新WWE王者となったブロック・レスナーが、この10日後に開催される次回特番「Unforgiven 2002」ポスターに。テイカーとの抗争がはじまり、この頃のWWEはレスナー中心に動いていました。



WWEショップを後にし、ホテルへ帰る前にちょこっと寄り道。
ここは「ユニバーサルニュース」という雑誌専門店で、私達が「タナカのおっさん」と呼ぶ人物がいるのだ。タナカと言っても日本人でなく、バングラディシュ?と聞いても、うん。と言うし、インド?と聞いても、うん。と言う。パキスタン?でも、うん。と言うので、その周辺の人ということでよしとしてます。
その上、私達が店内に入ると必ず「オー!タナカー!!」と近寄ってきて、ナカヤマだよ。と言っても完全無視。元気だったか?子供はまだか?と質問攻めをし、次に入って来た客に彼らはタナカだと嘘の説明する。という毎回お決まりコースがあるので、「タナカのおっさん」となったのです。
でもイイ人なので、毎回来ちゃうんです。ちなみにみのもんたと坂上二郎を足して二で割った感じの風貌です。欲しかったバックナンバーも倉庫に行って探してくれて、無ければ次回来る時までに探しておくよ!と言って、必ず見つけておいてくれる有言実行の人なのです。

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はしごに登って「これか?」と訊きながら親切に探してくれます。

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気が付けば、地下鉄にもイエローキャブにも乗らず、一日中歩きっぱなしでした。
お水を飲んで就寝。おやすみなさい!


つづく

(RIKA NAKAYAMA)





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