6日目(2002年2月18日)

日本に居ては知ることがなかったハルク・ホーガンの凄さ。それを実際に体感した前夜の「No Way Out」
興奮のあまり、なかなか寝付けませんでしたが、この日行われるRAWシカゴ大会を見るために、ミルウォーキーから飛行機で移動しました。

$フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅
ミルウォーキー空港のバーガーキングで朝食。


RAWが行われるオールステイト・アリーナは、空港のすぐ近くにある会場です。
以前は、ローズモント・ホライズンという名前で、レッスルマニア2や13が行われた会場でした。
オールステイト・アリーナに変わってからも、レッスルマニア22が行われたり、最近では、CMパンクのベルト持ち逃げがあった「Money In The Bank 2011」が行われたりと、年に数回利用されてるWWEの主要会場の一つでもあります(今年の4月19日の特番「Extreme Rules 2012」も開催予定)。
シカゴのダウンタウンまでは車だと1時間ほどかかる郊外にあるのですが、オヘア空港のすぐ隣りで、10分もかからないという点では、移動の多いWWE選手、関係者には使い勝手のいい会場かもしれませんね。


日本でネット予約していたホテルが、アリーナの駐車場に隣接しているという好立地。会場から近いので、このホテルにしたのですが、ここまで近いとは思ってもみませんでした。
試合まで時間があったので、会場付近を散策してみることにしました。ホテルの裏手から出て、アリーナの駐車場へ入ると、WWEの大きなトラックが何台も止まっていたので、何かやっているような気がして、そちらの方へ歩いて行きました。

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

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トラックの近くまで行くと、一台のパトカーがやって来て、乗っていた警官が私たちに何か話しかけてきました。
どうやら、駐車場内は立ち入り禁止だったようで、どこから入ってきたのか?すぐに出て行くようにと言われ、パトカーが先導してくれることになり、出口へ向かうことになったのです。
WWEの関係者たちが、この様子を見て笑っていました。よく見ると、なんとその中にシェイン・マクマホンの姿もありました。
何かリハーサルでもしていたようで、それが何だったのか、後でわかることになるのですが、その時はそんなことを知らぬまま、パトカーの後を付いて歩いて行きました。
出口には、警備員や選手の入り待ちをしているファンも数人いたのですが、パトカーといっしょに現れた我々を、皆、不思議そうな目で見ていました。


駐車場から追い出されると、TARGETという大きなスーパーマーケットが、会場のすぐ横にあったので、入ってみることにしました。
TARGETは、洋服から、日用品、食料まで何でも揃っている、いわゆるアメリカの巨大スーパーマーケットです。アメリカのスーパーマーケットが好きな私たちは、アメリカに行くと、スーパーに行くのも楽しみの一つでもあります。

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入り口付近でリングアナのリリアン・ガルシアが、DVDを何枚か手に持って、普通に買い物していました。


広い店内を見るには、時間がかかりそうだったので、ひとまず、昼飯を食べることにしました。店を出ると、すぐ近くに、Panda Expressを見つけたので、ミルウォーキーに続き、今回2回目のPanda Expressへ。

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フォークを突き刺されて渡されました(苦笑)。


近くにあるオヘア空港は、ユナイテッド空港とアメリカン空港のハブ空港ということで、世界一忙しい空港と呼ばれていたこともあり(2005年までは、離着陸回数が世界一だったそうです。)、すぐ上を飛行機がひっきりなしに飛んでいました。

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Panda Expressを出て、再びTARGETに向かうと、入り口の前で、ポップコーンを食べながら歩いて来るレフリーのティム・ホワイトと会いました。私は手帳の中から前年の9月にコロンバスでいっしょに撮った写真を取り出して、その写真にサインをお願いしました。すると、ティムは、持っていたポップコーンの袋を、私の妻に食べてもいいから持っててと渡してきました。サインを書き終えた後、しばらく、3人でポップコーンを食べながら、雑談し、その後、ティムは会場へと向かって行ったのでした。



そうこうしているうちに、RAWの始まる時間になってきたので、いったん、ホテルに戻り、会場へ。先ほどと同じようにホテルの裏手から出て、アリーナの駐車場へ行くと、入場を待つファンたちの長い列が出来ていました。チケットマスターで予約していたチケットを受け取るために、ウィルコール窓口へ行き、チケットを受け取りました。

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この日は、運良くアリーナ席で見ることができました。が、試合が始まると、前の人たちが立ち上がったり、ボードを上げたりするので、リング上はほとんど見えませんでしたo(TωT )

フリーバーズのプロレス観ながらアメリカ旅

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ボードを上げて、楽しみます。会場入り口でボードのチェックがあって、変なことが書いてあると、没収されます。

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アメリカの観客は、日本人のようにじっくり試合を見るというより、とにかく楽しんでやろうという考えなので、最初からエンジン全開で盛り上がって、最後まで突っ走っていくような感じです。

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ステファニーがVTRで登場するや、手をあわせて喜んでいた少年。

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隣に座っていたお爺さん。立ち上がった前の観客に怒り、注意してました。が、とても酒臭かったです。

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後ろの席にいた熱狂的な姉妹。試合が進むに連れ、どんどん興奮してきて、汚い言葉を連発してきたせいで、隣にいた小さな子供を連れたお父さんは、途中でどこかに移動していきました。



この日のRAWでは、前夜の「No Way Out」の結果を受け、そして、来月の「レッスルマニア18」に向けてのストーリー展開が始まっていきました。中でもこの日のRAWと言えば、この衝撃シーンが起こったことで有名です。
これで、ロックは欠場することになり、そして、レッスルマニア18での、あのホーガン対ロック戦へと繋がっていくわけです。ちなみに欠場中のロックですが、伝説の3・2横浜アリーナでの日本公演にやってきたのは、みなさんご存知かと思います。




ロックを乗せた救急車が、nWoに襲われ、ホーガンの運転するトラックに激突された、この衝撃シーンの場所が、私が数時間前にパトカーから注意を受けた場所でした。おそらく、あの時、この場面の打ち合わせなどをしていたのでしょう。WWEの年間最大イベント、レッスルマニア18での一番の目玉のホーガン対ロックに向けてこんな大掛かりなアングルをやるわけですから、極秘でリハーサルをしていたのかもしれません。そんな厳戒態勢の中、その場所にひょっこり私たちが現れたわけですから、警備している人たちも驚いたでことでしょう(笑)


この日のメインの途中(HHH vs. カートアングル。HHHが勝って、WM18での対ジェリコでの王座戦が決定。)、上の方のスタンド席にいた女性が、着ていた服を脱いで、上半身裸になってしまい、警備員に連れ出されるというハプニングがありました。これはテレビでは放送されておりません。その場にいた観客は大喜びでしたけど・・・。


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今回もいろいろあったアメリカ旅行でした。さて、次回は、この翌月、2002年3月のカナダ・トロントでのレッスルマニア18観戦編です。






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