INKSCAPE(インクスケープ)の使い方、二回目です。
前回の記事 では、丸形状でしたが、今回は角形状のバナーを作ってみたいと思います。
完成図は、これです。 ↓
まずは、「ドキュメントの設定」から
↓
「カスタムサイズ」の「幅」を「200」、「高さ」を「50」に設定して
「境界線に影を表示」のチェックを外しておきます。
↓
設定したら「×」を押して窓を閉じましょう。
次に、「グリッド」を表示させます。
↓
左のメニューから、「矩形や正方形を作成」を選択します。
色は濃い目の赤にして、ページの境界線よりひとまわり小さい長方形を書きます。
↓
長方形を描く際、スナップが利いていると思いますが
もし利いていない場合は、「Snap」を選択します。
↓
ストロークの色も同じ濃い赤にして、「幅」は「10」に設定します。
また、「結合」の設定を「丸結合」にしておきます。
↓
コマンドは、「オブジェクトを選択/移動/変形」に切り替えました。
ストロークの幅分、サイズが大きくなりますので
ページ境界線いっぱいに、絵が広がります。
↓
オブジェクトサイズは、「幅」が「200」、「高さ」が「50」になっていればOKです。
↓
次に、オブジェクトをコピーします。
コピーの方法は、「Ctrl+D」でしたね。
更に、コピーしたオブジェクトのストロークの色を白に変更して
「幅」を「8」、「Blur」を「2」に設定します。
↓
そうすると、図形はこのようになります。 ↓
続いて、またオブジェクトをコピーします。
コピーしたら、ストロークの色を濃い赤、「幅」を「6」に設定します。
↓
図形は、このようになります。 ↓
ここまでで、3枚のオブジェクトが重なった状態になりましたが
更にオブジェクトを重ねていきます。
またまたオブジェクトをコピーします。
コピーしたオブジェクトのフィルは白色、ストロークは無し、「Blur」は「10」、
「Opacity」を「30%」に設定します。
↓
すると、絵はこのようになります。 ↓
中央部が、うっすらと白くなりましたね。
またまたまた、オブジェクトをコピーします。
今度は、わかりやすいように、フィルを黒色にしましょう。
そして、「Blur」は「0」、「Opacity」を「100%」に戻します。
↓
設定したらグリッドを表示させて、サイズをページ境界線いっぱいまで拡大します。
↓
オブジェクトをコピーして、上に半分(25)だけずらしたら
コマンドを「矩形や正方形を作成」に切り替えます。
↓
ずらしたオブジェクトの「垂直半径」の数値を「10」にします。
↓
すると、4つの角が丸くなります。
上の2つの角しか見えていませんが、重なっている部分も丸くなっています。
↓
「選択」コマンドに切り替えて、一番上とその下、2つのオブジェクトを選択します。
複数のオブジェクトを選択する方法は、「Shift」キーを押しながら各オブジェクトをクリックします。
↓
2つのオブジェクトを選択したら、「交差」をクリック
↓
すると、2つのオブジェクトの重なった部分だけが残って、このようになります。
↓
ここまで来たらあと少し、切り取ったオブジェクトの設定を変更するだけです。
色は白、「フィル」を「線形グラデーション」にして、「Blur」を「1」にします。
↓
かなり完成形に近付いてきました。 ↓
コマンドを「グラデーションを作成/編集」に切り替えます。
↓
すると、このようなハンドルがあらわれます。 ↓
四角の位置から丸の位置まで、色が透明化しています。
横向きのグラデーションを立て向きに変更します。
四角と丸の形状の部分をドラッグすると移動しますので
このような位置に移動しましょう。 ↓
少し白色が濃いので、「Opacity」を「50%」に変更しましょう。
↓
これで完成です。 ↓
ちなみに、四隅に見えているラインは、ページの境界線です。
ドキュメントの設定で、「ページの境界線を表示」のチェックを外せば、画面上で見えなくなりますが
このままでも、ビットマップに変換すれば、データとしては残りませんので大丈夫です。
以上です。
続きはこちら
前回の記事 では、丸形状でしたが、今回は角形状のバナーを作ってみたいと思います。
完成図は、これです。 ↓
まずは、「ドキュメントの設定」から
↓
「カスタムサイズ」の「幅」を「200」、「高さ」を「50」に設定して
「境界線に影を表示」のチェックを外しておきます。
↓
設定したら「×」を押して窓を閉じましょう。
次に、「グリッド」を表示させます。
↓
左のメニューから、「矩形や正方形を作成」を選択します。
色は濃い目の赤にして、ページの境界線よりひとまわり小さい長方形を書きます。
↓
長方形を描く際、スナップが利いていると思いますが
もし利いていない場合は、「Snap」を選択します。
↓
ストロークの色も同じ濃い赤にして、「幅」は「10」に設定します。
また、「結合」の設定を「丸結合」にしておきます。
↓
コマンドは、「オブジェクトを選択/移動/変形」に切り替えました。
ストロークの幅分、サイズが大きくなりますので
ページ境界線いっぱいに、絵が広がります。
↓
オブジェクトサイズは、「幅」が「200」、「高さ」が「50」になっていればOKです。
↓
次に、オブジェクトをコピーします。
コピーの方法は、「Ctrl+D」でしたね。
更に、コピーしたオブジェクトのストロークの色を白に変更して
「幅」を「8」、「Blur」を「2」に設定します。
↓
そうすると、図形はこのようになります。 ↓
続いて、またオブジェクトをコピーします。
コピーしたら、ストロークの色を濃い赤、「幅」を「6」に設定します。
↓
図形は、このようになります。 ↓
ここまでで、3枚のオブジェクトが重なった状態になりましたが
更にオブジェクトを重ねていきます。
またまたオブジェクトをコピーします。
コピーしたオブジェクトのフィルは白色、ストロークは無し、「Blur」は「10」、
「Opacity」を「30%」に設定します。
↓
すると、絵はこのようになります。 ↓
中央部が、うっすらと白くなりましたね。
またまたまた、オブジェクトをコピーします。
今度は、わかりやすいように、フィルを黒色にしましょう。
そして、「Blur」は「0」、「Opacity」を「100%」に戻します。
↓
設定したらグリッドを表示させて、サイズをページ境界線いっぱいまで拡大します。
↓
オブジェクトをコピーして、上に半分(25)だけずらしたら
コマンドを「矩形や正方形を作成」に切り替えます。
↓
ずらしたオブジェクトの「垂直半径」の数値を「10」にします。
↓
すると、4つの角が丸くなります。
上の2つの角しか見えていませんが、重なっている部分も丸くなっています。
↓
「選択」コマンドに切り替えて、一番上とその下、2つのオブジェクトを選択します。
複数のオブジェクトを選択する方法は、「Shift」キーを押しながら各オブジェクトをクリックします。
↓
2つのオブジェクトを選択したら、「交差」をクリック
↓
すると、2つのオブジェクトの重なった部分だけが残って、このようになります。
↓
ここまで来たらあと少し、切り取ったオブジェクトの設定を変更するだけです。
色は白、「フィル」を「線形グラデーション」にして、「Blur」を「1」にします。
↓
かなり完成形に近付いてきました。 ↓
コマンドを「グラデーションを作成/編集」に切り替えます。
↓
すると、このようなハンドルがあらわれます。 ↓
四角の位置から丸の位置まで、色が透明化しています。
横向きのグラデーションを立て向きに変更します。
四角と丸の形状の部分をドラッグすると移動しますので
このような位置に移動しましょう。 ↓
少し白色が濃いので、「Opacity」を「50%」に変更しましょう。
↓
これで完成です。 ↓
ちなみに、四隅に見えているラインは、ページの境界線です。
ドキュメントの設定で、「ページの境界線を表示」のチェックを外せば、画面上で見えなくなりますが
このままでも、ビットマップに変換すれば、データとしては残りませんので大丈夫です。
以上です。
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