ラデュレのマカロン | 裏ここっとライフ

ラデュレのマカロン


先日、『フランスでの子育てについて』 
某新聞社の記者さんに取材を受けました。

そのうち新聞に載ると思うので、
ここっとさんだとわかった人は笑って流しましょう(笑)



記者さんが、お土産に下さったのが、
日本でもめちゃくちゃ有名な、
LA DUREE
ラデュレのマカロン


ここっとさん、甘党じゃないもんで、フランスに来て数年たつまで
その存在すら知らなかったのですが、
お土産にいただけばめちゃめちゃ嬉しいのが不思議。

自分は甘党じゃないし、高いし、
特に自腹を切ってまで買おうとは思わないし、
行列に並ぶなんて絶対いや。

しかし、有名だし、珍しい味のあわせ方とかあるし、
高級品だし、やっぱり食べてみたいという気持ちはある。

でもやっぱり特に買いに行く理由もないし、金もないので、
贈答品でいただくと、とっても嬉しい。
この微妙なここっと心理、わかっていただけますでしょうか?
え?B型?叫び
え?正直?叫び




一つ一つの、マカロン生地と、
サンドイッチされてるクリームまたはジャムのあわせ方が、
やはり芸術ですね。



色合いもきれいで・・・やはり、
フランス人のセンスって、すごいなと思います。



私が好きなのは、ブラックチョコ系と、ベリー系。
ベリーの生地に、ブラックチョコレートが挟まったのがあって、
それがめちゃくちゃおいしいかったです。

エスプレットに、マカロンで、仕事もはかどります。


ところで・・・昨晩の20時から、フランス国鉄のストがはじまりました。
フランス人はストが好きです。特に公共交通機関はストが大好きです。
自己中心的で、顧客があっての商売だということは
まるで忘れている労組。

まじめに働いている一般市民が毎回ひどい目にあいます。
10月につづいて、2度目の長期スト。
ストになると、私の住む南郊外と、
パリを結ぶRER線には、一本も電車がはしりませんプンプン


お客さんは、ストを避けて、フランスでの仕事を回避します。
私の収入もぐっと減ります。
パートナーとの戦略会議なんかもできません。
今週、私は仕事が一本もありませんでしたし、
アポもひとつも入れられませんでした。

そして、今回のストの理由・・・
フランスは、日本と同じく、年金制度が非常に苦しい状況です。
全てのフランス人が、40年働かなければ、
年金を受け取れないようになりました。

けれど、一部職業につく人は、
今世紀初めのシステムにより、早期退職が保証されています。

例えば、電車の運転手などです。

なぜ、早期退職が保証されたのか・・・。
それは、当時、非常につらい仕事だったからです。

電車が石炭で走っていた時代ですから。

今はそんなことは全くありません。
ですので、普通の人と同じ条件にしようというのが、政府の意志です。
これに対して労組は、昔どっかの政党の党首がいっていた
『だめなものはだめドクロ』 戦略。
そして、利用客を人質に、政府に長期戦を挑むのです。

運転手は、当時の名残の手当てを未だにもらっています。
『石炭手当て』
当時、石炭の一部を、燃料として自宅に持って帰ってもよかった。
そんな時代も過ぎたのに、その分を現金に換算して、支給されている。

『クリーニング手当て』
当時は、石炭で、洋服がすごく汚れたので、
手当てが支給されていた。それが今でも残っている。

フランス人は、一度与えられたものは、既得権として、手放しません。
おいおいおい。そんなにいろいろもらっててまだ不満なの~汗

いいかげんにしろ~むかっパンチ!
といいたいのは、私だけではないはずです。

フランスでの楽しい生活をご紹介しているブログですが、
フランスでは、こういった個人主義が暴走したような
不愉快なことが結構あります。