昨日、第9回目のワインサロンを開催しました。

 

テーマは、フランスのローヌ地方。

 

もし、「ローヌ地方」という名称を初めて目にした方、どこにあるかご存知ではない方のために、

だいぶ、ざっくりと解説すると、フランス第2の都市、そしてグルメの都市、「リヨン市」の南〜プロヴァンス地方までの、南北に200km伸びるワイン産地です。

 

なぜ、「ローヌ」という名前なのかというと、

 

スイスのローヌ氷河を源流とし、レマン湖を経由して、フランス南部の地中海に流れる、偉大なローヌ川にそって、ワイン畑が連なるから。

 

リヨン市で撮影した、ローヌ河

 

コンドリューの丘の上にある畑から撮影した、ローヌ河

実際、北ローヌでは、道路がローヌ河にそって、走っています。

 

北ローヌといえば、エレガントなシラー。

エレガントな北ローヌのシラーといえば、やはりコート・ロティ(Côte Rôtie)ですよね。

 

そして、南ローヌといえば、ボリューム、厚みのある、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル。

代表的なアペラシオンといえば、シャトーヌフ・ド・パプ(Chateauneuf-du-Pape)ですね!

 

もちろん、ローヌには生産量は赤ワインよりは少ないものの、ファンの多い、ローヌ・ブランについても取り上げました。

 

今回の試飲ワインのラインナップは下記の通りでした☆☆☆

 

*右から

 

*2016 Côte du Rhône Blanc / Château de Saint Cosme

コート・デュ・ローヌ・ブラン/シャトー・ド・サン・コム

品種:ヴィオニエ、ピクブール・ド・ピネ、マルサンヌ、クレレット

 

*2015 Côte du Rhône Parallèle 45/ Paul Jaboulet Aîné

コート・デュ・ローヌ・パラレル45/ ポール・ジャブレ・エネ

品種:グルナッシュ、シラー

 

*2015 Crozes-Hermitage Rouge / Domaine des Lises

クローズ・エルミタージュ・ルージュ/ ドメーヌ・デ・リゼ

品種:シラー100%

 

*2014 Châteauneuf-du-Pape Telegramme / Vieux Telegraphe

シャトーヌフ・ド・パプ・テレグラム/ ヴュー・テレグラフ

品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー

 

来月11月は、ボージョレをテーマに、ヌーボーと、ヌーボーではない「クリュ・ボージョレ」との違いをお話しする予定です。

 

日程は、決まり次第、近日中にブログでもご案内するので、ぜひ皆さん、いらしてくださいね♪