コンドリューのドメーヌ・デゥ・モンテイエ(Domaine du Monteillet)を後にし、向かったのは、

エルミタージュ(Hermitage)の、シャプティエ(M.Chapoutier)へ。

 

 

こちらは、あいにく連絡を取ったのが、訪問の数日前だったので、当日のツアー(スタッフによる説明つきの、畑やセラーなどの見学)は満席のため、セラードアでの試飲のみ。

 

さすが、大手の生産者なので、販売するラインナップの豊富さはさすが!

自分で車を運転して、回っていたので、どうしても気になる、勉強したいアイテムだけに試飲を留めましたが、やはり、シャトーヌフ・デュ・パプ(Chateauneuf-du-Pape)は外せません♪

 

今回印象的だったのは、大手だからこそなせる、ワインの味わいの安定感ももちろんのこと、

このラベルの写真を見て、お気づきかと思いますが、点字付きのラベルでもあったこと!

 

ワインを購入するのは、視覚健常者だけでなく、視覚に障がいをお持ちの方もいらっしゃるわけで、

点字がないと、家族や友人、知人の手助けがなくても、自分が欲しいワインを購入することができるのは、

「欲しいものを自力で選ぶことの喜び」に繋がったりするわけです。

 

個人的には、点字付きのワインラベルが他の生産者にも波及、社会に普及するといいなと思います。

 

さてさて、シャプティエのセラードアは、北ローヌのローカル線、タン・エルミタージュ(Tain Hermitage)駅から徒歩3分程度のところにあります。

 

帰りに駅に寄ってみたら、圧巻ともいうべき急斜面の畑がホームのすぐ近くにありました。

何度の斜面かは分かりませんが、毎日の畑での作業は危険を伴うのではないかと想像。

でも、日当たりの良い、これだけの斜度の畑だからこそ、酸がシャープで、凝縮感のある優れたワインになるのだろうなと感じました。

 

ちなみに、この畑には、シャプティエとポール・ジャブレ・エネ(Paul Jaboulet Aine)の看板があったので、この2社が所有しているのでしょう。

 

時間があるならば、そして、時期が外れていれば、他のワイナリーももっと訪問したかった、日帰り旅でした☆

 

メモInformation

 

シャプティエについて

・日本語でのサイト(日本リカーさんのサイトに飛びます):http://www.nlwine.com/winery/chapoutier/

・メゾンのオリジナルサイト(英語):http://www.chapoutier.fr/index-gb.cfm