突如先週からヨーロッパを大寒波が襲い、
フランス国内全土に、警報が発令されています
フランスの53の県で寒さに対する警報が発令されているという異例の事態。
今朝が今週一番の冷え込みだったそうで、パリでも－5℃
を下回りました。この寒さの影響から、フランス各地では電力不足が懸念されており、
ニースでは18時以降のお店や路上の照明を落とすようにとの通達が出されたそうです。
ろうそくの光だけで営業するブティックや、
照明を最低限にして営業するジムなど
電力不足解消への働きも各地で行われているそう。（真っ暗な中、ランニングマシーンで走る人たちの姿や、エアロビックスをする人たちのちょっと不気味な姿も…）
BFM TVの映像
さて、こうも寒いと懐かしくなるのが日本の鍋パーティーですが、
フランスでは寒い冬の定番パーティーといえば、ラクレットパーティー。
日本ではチーズフォンデュの方が知られていますが、
フランスではラクレットのほうが一般的。
我が家にもラクレット専用のマシーンがあるので、この季節には大活躍です
とろとろに溶けたチーズをジャガイモやシャクルトリー（la charcuterie）と呼ばれるハムやソーセージ、サラミなどの盛り合わせにかけていただく料理です
個人的には温野菜にかけて食べる方が好きなのですが、
フランス人たちは、ジャガイモのほかはほとんど野菜を食べずにハムやサラミとチーズを食べます。
こーんな感じでチーズがトロトロに溶けるのを待ちます
最近このラクレットを食べるときの注意点を知りました。
赤ワインか、暖かい飲み物を一緒に飲むこと
そうしないと、おなかの中でチーズが固まってしまい、
おなかが痛くなってしまうのだとか…
。私は毎回ラクレットの食べすぎで胃がもたれていたのですが、
もしかすると冷たい飲み物を一緒に飲んでいたからチーズが固まっていたのでしょうか？
ヨーロッパの大寒波は今週もまだ続くようです、
皆様、お気をつけ下さいませ