さてさてお次はは、スターバックスが誇るダークロ-ストのお豆![珈琲](https://emoji.ameba.jp/img/user/ol/old-ivy/597467.gif)
![珈琲](https://emoji.ameba.jp/img/user/ol/old-ivy/597467.gif)
「イタリアンロースト」と「フレンチロースト」の
比較テイスティングをしてみました![!!](https://emoji.ameba.jp/img/user/sy/syu-kuri-mu/129.gif)
![!!](https://emoji.ameba.jp/img/user/sy/syu-kuri-mu/129.gif)
と、比較テイスティングに入る前に…
まず日本では「イタリアンロースト」が
最も深いローストとされていますが、
スターバックスでは「フレンチロースト」の方が
一番深いローストなんです。
コーヒー業界でいう「イタリアンロースト」には共通の定義はないんですよ。
一般的には普通のローストより強いローストを指しますが、
会社や地域によって呼び方が異なるんです。
アメリカの東海岸のコーヒー会社で「イタリアンロースト」と言えば
日本と同じで、最も濃いローストのことなんですが、(フレンチ<イタリアン)
西海岸ではフレンチローストの方が、
イタリアンローストよりも濃いんです。(イタリアン<フレンチ)
だからスターバックスは西海岸で発足したので、
フレンチローストが一番深いローストになります。
全くややこしいわねぇ![むっ](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/1632.gif)
![むっ](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/1632.gif)
では比較に入ります
![キラキラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/1822.gif)
◆まずお豆の見た目の比較
上の写真、どっちがどっちだか分かります?笑
写真うまく撮れなくて本当にすみません…
この写真じゃ分かり辛いですよね![汗](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/6087.gif)
![汗](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/6087.gif)
写真の左がイタリアンローストで、右がフレンチローストです。
(混乱を防ぐために色分けしてみました。)
断然フレンチの方が黒いです!!
コーヒー豆の色の常識を覆す黒さです(笑)
そして黒いだけじゃなく、お豆の油脂がにじみ出ています。
深いローストをすると、こんなにもあぶらギッシュ!!
ツ~ヤツヤです![キラキラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/koi1126/15135.gif)
![キラキラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/koi1126/15135.gif)
(ちなみに、この焙煎豆の表面の光沢のオイルは「カフェオル(Caffeol)」といいます。)
それに比べイタリアンには光沢がなく、乾いています。
それでも普通のお豆に比べると黒いんですが、
同じダークローストでもこんなにも違うんですね。
◆お豆の香りの比較
フレンチはどのコーヒーにもない、どれにも似てない香りです。
INTENSE!!って表現がピッタリ。力強くスモーキー。
一体どんな味だろう?!と味の予想がつかない香りです。
イタリアンは、フレンチに比べると、まだフルーツの香りというか、
この豆が、実は木の果実であったことを思い出せる香りです。笑
(本当にフルーツの香りがする訳ではないんですが、
フレンチと比べると感じるんですよ!!)
リッチな香り、美味しそうな香りがして、
ヨーロッパのカフェの光景が頭をよぎりました。
◆お味の比較
イタリアンは甘さがあります。深さがあり、豊かな味わいで美味しいです。
フレンチに比べると、イタリアンの方がジューシーさがまだあります。
フレンチよりかすかに酸味があるからだと思います。
そして、フレンチよりしっかりとコクがあります。
一方フレンチはすごく苦くて力強い。香りはイタリアンに比べると少なく、
キャラクターをつかむのが難しいです。
イタリアンよりコクが軽く、
強いロースト感が全体を支配していて、
他のコーヒーにあるフルーツやナッツのような風味は全然感じません。
同じEXTRA BOLDのスマトラとも全く似ていません。
面白いのは、ローストが最も深いからと言って、
コクが最も強くなる訳でなはいってことです。
風味やコクや香りを楽しむというより、
強烈さや強いロースト感、他の豆にはないスモーキーさを楽しめます。
またカップの表面も、フレンチの方は油分がたくさん浮いていました。
例えると、イタリアンはイタリアのラテン系の紳士で
フレンチはドイツ人のお堅い紳士って感じ(笑)
(どっちも会った事ないけど笑)
◆温かいミルクを入れて比較
イタリアンもフレンチもさすが両方ミルクと合います!
イタリアンの方は、コーヒー自体のほのかな甘さと
ミルクのもともとの甘さがマッチします。
フレンチの方は「これぞカフェオレ!!」という味(笑)
フレンチの力強さがまろやかになり、
飲みやすくなりました。
でもミルクを入れてもスモーキーさが分かる。すげぇ(笑)
いや~比較テイスティング楽しかったです。
一人で家で大興奮しながらテイスティングしてました(笑)
1種類のコーヒーをじっくりゆっくり楽しむことも幸せな時間ですが、
テイスティングとは「比較と対比」でございます![ハート②](https://emoji.ameba.jp/img/user/go/goblin-mc/2349.gif)
![ハート②](https://emoji.ameba.jp/img/user/go/goblin-mc/2349.gif)
比較することで、普段隠れていた特性が顔を出したり、
際立った風味をつかむことができます。
う~ん勉強になったよ![ラブ](https://emoji.ameba.jp/img/user/be/bell-tree-911rira/533.gif)
![ラブ](https://emoji.ameba.jp/img/user/be/bell-tree-911rira/533.gif)