「朝多めで夜少なめがいい」という話はウソ!? | 真剣ダイエット(モデル・女優が、コッソリやってる正攻法) 

「朝多めで夜少なめがいい」という話はウソ!?

よく言われる「減量には朝多めで夜少なめがいい」という話は、実はガセネタなんですよ。それを証明した実験結果がこちらです。
"Weight Loss is Greater with Consumption of Large Morning Meals and
Fat-Free Mass Is Preserved with Large Evening Meals in Women on a
Controlled Weight Reduction Regimen"
Nancy L. Keim, et al.
The Journal of Nutrition Vol. 127 No. 1 January 1997, pp. 75-82


彼らは、23~39歳の肥満女性10人(白人8人、黒人1人、アジア系1人)を2グループに分け、15週間、毎日、規定のエクササイズと食事をさせました。またエクササイズとして、有酸素と筋トレを実施しました。

A:朝35%、昼35%、夕15%、夜15%(→AMに多めグループ)
B:朝15%、昼15%、夕35%、夜35%(→PMに多めグループ)

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この結果、基本的にはどちらも減量ペースにはほとんど違いはみられないことが、この実験結果によって導き出されました。また誤差程度の細かいところを比較すると、僅かにAMに多めの グループの方が体重減は多かったのですが、これは脂肪減ではなく、筋肉の減少によるものでした。

ダイエットする上で1番大事なのは、大事なのは1日の総カロリーの収支です。1日トータルのカロリーが抑えられていれば、寝る前にケーキ食べようがラーメン食べようが、必ず痩せます。

減量・増量では、カロリー収支のバランス調整が基本中の基本で、これは物理で習った、エネルギー保存の法則に従うものです。ダイエットの真実は、常にメディアやガセネタによって見えなくなっています。そこを見極められるかどうかが、本当にダイエットに成功できるかどうかのカギです!

ダイエット成功したかったら、まずは本気でこういう基礎知識を勉強することが大事です!