自分磨きのために読んだ本

自分磨きのために読んだ本

「自分が本当にやりたいことは何だろう」と模索し続けてきた私にヒントを与えてくれたものの一つが本でした。FP&CDAとして「キャリアとお金」のアドバイザーを目指す私が自分磨きのために読んでいる本の感想を綴ります。

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来る11月4日、シングルママを応援するイベントを開催します。

お近くの方、ぜひぜひお越し下さい!
また、お知り合いや支援している方にぜひぜひ広めてください!

「ファイナンシャル・プランナーが主催するシングルママのワールド・カフェ」
    ~ママと子供の未来を語り合おう~

■ミニセミナーおよびシングルママ支援の事例紹介
 講師:私しげが担当させていただきます  
■参加者同士の対話(ワールド・カフェ)  

小学生・中学生のお子様がいるシングルママを対象にした、「ミニセミナー」と「対話」を開催します。
ワールド・カフェとは、『街のカフェ』にいるようなオープンで自由な会話を通じて、新たな発想や気づきが生まれる対話手法。少人数でテーブルを囲み、メンバーを交代しながら語り合います。ママと子供のこと、仕事やお金のこと、 楽しいこと・心配なことを同じママ同士で語り、これからの生き方のヒントを得たり想いを共有できたらと考えています。ファイナンシャル・プランナーからのアドバイスもさせていただきます。
もしかしたら一生のママ友が見つかるかも。子供と自分の将来に向けて、勇気と元気を分かち合いに来てみませんか。

参加費:無 料
日 時:11月4日(月・祝) 13時30分~16時00分
場 所:かながわ県民センター(横浜駅徒歩5分)
主催:NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 神奈川支部
対象者:小学生・中学生のお子様がいるシングルママ

お申込:下記神奈川支部ホームページよりお申し込みいただけます。
https://www.jafp.or.jp/tbb/?hojin_cd=914

申込期限:2013年9月2日(月)~10月31日(金)
お問合せ:NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 神奈川支部
メールアドレス:kanagawa.jafp-forumiinkai@mbr.nifty.com
※お問合せの際には、メールタイトルを『 【WC】ワールド・カフェ 』でお送りください。
$自分磨きのために読んだ本-シングルママ
お久しぶりでございます。

ちょっと宣伝をさせてください。

来る11月4日、NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会主催により
「FPフォーラム2013」が開催されます。

私しげは、
「シングルママのワールド・カフェ」の講師&ファシリテーターを担当させていただきます。
興味のある方、ぜひご参加をお待ちしております!

FPフォーラム2013 生活を変える6本の矢!~体験セミナーで「マネ活を」
<日時>2013年11月4日(月)11:00~17:00
<場所>神奈川県民センター(横浜駅西口徒歩5分)
    神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
    http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5681/p16362.html
<問合せ先>日本FP協会神奈川支部   TEL: 045-290-9370 (平日10~17時)
<E-Mail> kanagawa.jafp-forumiinkai@mbr.nifty.com
<内容>
 体験型セミナー(ミニセミナーの後、ワークシートを使って計算してみます)
 ① 教育資金ってどう準備する?つくり方のコツがわかる!
 ② 親子の想いをカタチに! エンディングノート作成講座
 ③ 住宅購入の資金計画と住宅ローン返済術!
   ~これからやってくる大増税・金利上昇に負けないポイント
 ④ 考えておこう。介護(在宅・施設)とマネープラン、あなたの家族の場合          ⑤ お金を上手に増やす!プロに学ぶ資金運用のテクニック
 ⑥ 自分で計算。我が家の必要保障額

 シングルママのワールドカフェ(ミニセミナーとママ同士の対話)
 
 無料個別相談会 (12組)

  ※詳細は日本FP協会神奈川支部のHPをご覧ください、
   https://www.jafp.or.jp/shibu/kanagawa/


週末は大学の就活支援ゼミのアシスタントと京都でアジアを研修する塾に参加してきました。
ちょっと最近疲れ気味ですっかり早起きがご無沙汰&本が読めてません…。

そんな中、心の元気を取り戻そうと久しぶりに手にした「こころのチキンスープ」。
人を「敬う」心や人を「心から愛する」気持ちを呼び覚ましてくれる、
そんな一冊です。
私は、寝る前に読むと、温かい気持ちになって眠ることができます。

この本は、人々に前向きな生き方を指導している著者が語ってきた感動的なストーリーや、仲間の講演者たちから集めた逸話などをまとめたものだそうです。
シリーズ化されて何冊も出ていますし、この中の逸話がFacebookの「感動したらシェア」みたいなのにも投稿されているので、読んだことがある方も多いかも。

どのストーリーも心の機微に触れるものばかり。
「あぁ、私はなんでこんな素直な気持ちを忘れていたんだろう」と、自分を振り返るとともに、格好をつけずに自分の気持ちを正直に伝えることの大切さを思い出したり、
「こんな風に家族に愛情を注げる人でありたいな」と、ストーリーの中で語られる人の愛情の深さに感銘を受けたり、
肩書きや立場、プライドの下にある「本当の自分」を考える示唆を与えられたり、
社会的立場や身体的な個性にとらわれず、人と人としてきちんと向き合うことの大切さを教えられたり…

この本は、じっくりと読んで受けとめることを通じて、自分の心を豊かにしてくれる、そんな本だと思います。


最後に著者の前書きをご紹介します。

「この本を読むときは、…たっぷり時間をとっていただきたいと思います。楽しんで読み、味わってください。一つひとつの言葉が語りかけるものを頭だけでとらえるのではなく、心で受けとめてください。ストーリーがあなたに働きかけてくるのを待ってください。
そのストーリーは心に何を呼び覚ましてくれるか、どんな示唆を与えてくれるか、読んだ後にどんな気持ちになり、どんなことがしたくなったか、自分に問いかけてみましょう。」

ぜひ、1人でも多くの方が手にとって味わってみていただきたいと思います。

こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語
おすすめ度:★★★★★超おすすめ。読まないともったいない。

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最後までお読みくださりありがとうございました。

こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語
ジャック キャンフィールド マーク・ビクター ハンセン
ダイヤモンド社
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皆さまお久しぶりです。
生活のリズムと共に体調が崩れてしまい、しばらく更新できませんでした。

昨日はスーパームーンでしたが、皆さん観られましたか。横浜は厚い雲がかかっていて見頃の逃しましたしょぼんが、愛犬と一緒に朧月を楽しみました。

そこで今日は犬が主人公のポール・オースター「ティンブクトゥ」の感想です。

初めにお断りしておきますと、難解なテーマが多いポール・オースターの著書の中では読みやすい本です。

主人公は犬のミスター・ボーンズ。
ボーンズは、温かい季節は放浪暮らしをし寒い季節は母親の元で詩を書いて暮らす、ウィリーといつも一緒だった。
学生時代の薬物の大量摂取が原因で人格が変わり社会に適合できなくなってしまったウィリーですが、ミスター・ボーンズを人間の友達のように扱い、各地を旅し様々な物語や考えを語って聞かせる。
おかげでミスター・ボーンズは英語が堪能で(発音するときには「ワン」になってしまうのが残念だが)、ウィリーと強い絆で結ばれていた。

ミスター・ボーンにとって、ウィリーのいない世界は死ぬことに等しい。その位、ミスター・ボーンはウィリーを愛していた。

しかしウィリーはもう長くない。病で余命何日もない。
自分は来世の場所であるティンブクトゥに行くのだと、そこは幸せな場所なのだと話して聞かせるウィリー。
ミスター・ボーンにとっても、ティンブクトゥは犬も人間も同じ言葉を話し、ウィリーともう一度一緒に暮らせる幸せな場所だと思い描く。

一人ぼっちになったミスター・ボーンは自分の生きる場所を求めて旅をする。
空腹を抱え何十キロも歩いた挙句、素敵な庭のあるきれいな奥さんの住む家に飼われることになる。
鎖に繋がれた日々だったが、それなりに楽しい生活を送ることができるようになる。
でも、新しい家族にとってミスター・ボーンはあくまで犬だ。人間の友達のように接してくれたウィリーとは違う。
そして、ミスター・ボーン自身も病に冒されていた。

ミスター・ボーンが選択した道は・・・


この本を通して感じるのは、
ミスター・ボーンと飼い主であるウィリーとの強い絆。
対等な存在として向き合うことで、お互いになくてはならない存在になっている。
友として遇するか、意志疎通のない存在として扱うか。
人に置き換えると深いです。

グッド!おすすめ度★★★★☆:とてもおすすめ。読めばきっと役に立ちます。


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以上です。最後までお読みくださりありがとうございました。
「現代韓国に学ぶ」感想第3弾です。
第4章「歴史」の次は「政治」でしょう、ということで第6章の感想です。

第6章 韓国の政治ー歴代大統領と国民意識の変化ー(小針進)

私は、これまで韓国の政治というと軍事独裁政権・強権政治のイメージが強く、負の側面にばかり目がいきがちでした。
ですが、過去の礎がなければ今日の韓国の経済成長はなかったわけで、歴代軍事政権の「功」にも焦点を当てながら、韓国の経済的社会的成長の礎を辿ることができます。

韓国の現代政治史は、一遍の興味深い政治ドラマである。大権、つまり最高指導者のポスト、大統領のイスをめぐる動向がその核である。(p153 金浩鎮[二〇〇七]よりの引用)

「在任中に『選出された皇帝』のごとく振舞っていたかと思えば、退任後には悲惨な末路をたどるというイメージが韓国の大統領にはある(p154)」と著者が述べているように、韓国の大統領中心性はものすごく強権的であるとともに韓国国民の審判も厳しい、という印象を私も持っています。
ただこれは、韓国の統治機構によるものというよりは、次のような大統領・政治家の手法によるものではないかと思いました。

歴代の大統領は権威主義的な統治手法を用いてきた。長幼の序に代表されるような儒教的風土、政治家の「両班(ヤンバン)」的な体質、指導者のカリスマ性維持の必要性、正当性の問題から国民の目をそらすための方便、軍事文化の影響などの要因からか、軍人出身者だけでなく文民出身者も結果的に権威主義に陥った。(p155)

この権威主義的な統治が各時代毎に国民意識や社会・経済にどのような影響を与えたかが、詳しく考察されていて大変興味深いです。


1945年に日本の植民地統治から解放されたものの南北に分断され、南朝鮮では米軍政庁に認める「大韓民国政府」が樹立された韓国の戦後政治を、
著者は「市民の意思とは関係のない外の勢力によって、スタート時点で建国が断たれた(p161)」と総括しています。

そして、軍事独裁政権下における政治の負の側面とともに、
朴正熙(パクチョンヒ)政権化では、「日韓国交正常化」により日本からの資金援助を引き出し、韓国の現在にも続くインフラ整備が行われたこと、
光州(クワンジュ)事件で民衆を弾圧した全斗煥(チョンドファン)政権下で「韓国史上初めて国際収支を黒字に転換させ(p169)」たなど、
韓国の経済成長を後押しした側面にも言及しています。

また、1997年文民出身の金泳三(キムヨンサム)が大統領選に当選して以降、韓国において「民主主義」が定着していくのですが、様々な改革を行う一方で失業者の増大や「家庭の崩壊、中産層の危機をもたらし(p176)」、「経済低迷と格差社会の進展(p178)」をもたらした側面もあることを指摘しています。

こう書くと、[左右どちらも一緒]みたいな身もふたもない意見みたいですが、韓国の民衆が長く抑圧と貧困の下で苦しんできたという事実と、一方で財閥や富裕層は成長の後押しの下で大きくなってきたということを読み取ることができる、と思っています。

最後に、韓国には「20年以上存続した政党が1つもない(p154)」というのは驚きでした。

「本来は民族内で『解放』を喜び合うはずが、妥協を見出せず、白昼のテロを許すような極限的な対立をいとも簡単に招来する状況を醸成してしまった」ことが、その後の政治状況の節目で「二分法的な思考方式、早急性、激情性、相互不信といった国民意識を垣間見せる原型となったのかもしれない」(p161)

韓国の政治史は、韓国がたどってきた歴史に翻弄されているのでしょうか。

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現代韓国を学ぶ (有斐閣選書)
グッド!私の感想 ★★★★☆:とてもおすすめ。読めばきっと役に立ちます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

現代韓国を学ぶ (有斐閣選書)

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現代韓国を学ぶ (有斐閣選書) 目次
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第1章 いま、韓国をどう見るか
第2章 韓国の文化
第3章 韓国の言語と文学
第4章 韓国の歴史
第5章 韓国の社会
第6章 韓国の政治
第7章 韓国の経済
第8章 韓国の外交/安全保障
第9章 日韓関係
第10章 世界に暮らすコリアン
第11章 これからの日本、韓国と東アジア
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