パピーミルの内部写真
パピーミルと呼ばれる繁殖場の内部写真です。
この写真は海外ではなく日本です。
大阪で活動していた時の写真です。
この写真の中だけでヨーキー・パピオン・ポメラニアン・ダックス・トイプー・チワワと6犬種います。
写真を加工して犬種を記載していますがお判りになりますか?
3枚目の写真はチワワのみ記載しました。
ではみなさんに質問です。
殺虫剤スプレーの乗っているケージにいるワンちゃんの犬種がお判りになりますか?
少し見難いかもわかりませんがお考えください。
この中の臭いは凄かったです。
吐き気がするどころではありません。
目が痛くなるほどでした。
目が痛くなるほどの強烈な臭いのする場所に入られた経験がありますか?
何度お風呂に入っても・・・
何度着ていた服を洗濯しても・・・
ずっと臭いがしているような気がしました。
否、実際にしていたかもわかりません。
この写真はケージの中です。
新聞紙が糞尿にまみれたままです。
そのまま放置しているので腐ってケージ下のトレイに溜っています。
こんな不衛生な状態で飼育され、繁殖させられているのが現実です。
こんな状況の中で産まれた仔がペットショップのショーケースやイベントの展示即売ブースで売られているのです。
確かにこのような場所で産まれてきた仔には罪はありません。
売られている仔には素敵な飼い主さんと巡りあって可愛がってもらい、終生愛情を持って一緒に暮らしてほしいと願っています。
この仔はヨーキーです。
右目がないのがお判りになると思います。
この仔よりも酷い仔がたくさんいました。
皮膚病で被毛がほとんどない仔・・・
歯がすべてない仔・・・
両目がない仔・・・
耳がない仔・・・
前脚や後脚がない仔・・・
前脚や後脚が変形してしまっている仔・・・
現場内は本当に悲惨な状態でした。
親犬・仔犬合わせて約130頭程いました。
おそらくレスキュー当時にこの写真を公開し、支援金を募っていれば相当な金額が集まったかもわかりません。
が・・・
当時は支援金をお願いしませんでした。
何故なら・・・
ちょうど『ひろしまドッグぱーくの支援金詐欺疑惑 』の時期と重なり合っていたからです。
この疑惑は当時大打撃でした。
同じ大阪で活動をしていたということもあり、疑惑の目も向けられました。
譲渡会やバザーを開催しても人が集まりませんでした。
この時にレスキューした仔達は今は愛情たっぷり注いでもらって幸せに新しい飼い主さんと一緒に暮らしています。
しかし、レスキュー後ケアをしていたときに何頭か虹の端に旅立ってしまった仔もいます。
この規模のレスキューとなるとレスキュー~里親さんにお渡しするまでにかかる費用は数百万円を超えてしまいます。
基本的な健康診断とワクチン接種の費用だけで最低でも130万円が必要になります。
その他の治療費や食餌代も必要になります。
治療しなくてもいい仔はほぼ皆無です。
現在同じ規模の繁殖場崩壊があったとしても当団体だけではレスキューできないでしょう。
ケアをしてあげるためのスペースも活動資金もありません。
と同時にスタッフやボランティアさんも足らない状況です。
宮崎県は繁殖場やブリーダーが多い県です。
いつこの写真と同じような状況になるかわかりません。
一昨日お伝えしたパピーミル は海外の映像でした。
でも、今日の内容は日本国内です。
もう対岸の火事ではすまないのです。
是非ペットショップで仔犬を購入するのを考え直してください。
犬が飼いたいのであれば保健所・愛護センター・愛護団体で保護されている仔に目を向けてください。
そして今一緒に暮らしている仔は最期まで看取ってあげてください。
絶対に手放したり、迷子にしないようにしてください。
ご近所さんやお友達で犬を飼いたがっている人があればこの現実を教えてあげてください。
みなさんからのご協力がなければ私たちの活動は成り立ちません。
活動資金や物資のご支援がなければ救える仔も救えなくなってしまいます。
みなさん今一度御協力の程宜しくお願い致します。
少しでも多くの方に昨今のペットが置かれている状況を知っていただく為にランキングにも登録致しました。
ランキング上位にランクインされればより多くの方々の目に付くのではないかと思います。
是非皆様の善意の“ポチッ
”を宜しくお願い致します。
ヨーキー・あゆちゃんの新しいライフパートナーご希望の方は
より御連絡いただきますよう宜しくお願い致します。
皆様からの温かいご支援によって活動が続けられます。
小さな命のリレーを繋げる為に宜しくお願い致します。
【ぱるる】
記号14090 番号28617161
動物保護団体エフピーシーエー
【銀行】
宮崎銀行 花ヶ島支店 普通79061
動物愛護団体エフピイシイエー
ホストファミリー(一時預かり)さんのご登録もお願い致します。
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ホストファミリーさんがいないと保護施設からの引き出しが思うようにできません。
保護施設から引き出すことが小さな命のリレーを繋げる第一歩です。
物資のご支援も併せてお願い致します。
宮崎県中央犬管理所に寄贈する高スノコをボランティアで作製していただける方を募集しています。
消耗品のトイレシーツやフードが慢性的に不足しています。fpca@fpca.e-dog.to
現在保護している『あゆ』は高齢の為に暖をとる為に毛布やバスタオル・洋服が必要です。
使い古しでも結構です。
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