久しぶりのサッカー観戦記
#1,552
どうも。
ブログの仕様がどんどん変わっていて、戸惑っているベルおにいさんでございます。
先日、予告しておいた通り、久しぶりに1日使ってじっくりと育成年代のサッカーを観戦してきました。
いまだに学校会場での観戦には制約が多い状況下ではありますが、公園の会場であれば場所も広いですし、ソーシャルディスタンスもしっかりとれますから、自分自身の行動に注意していればそれほど観戦時に気を遣うことも多くないのかな、そんな感想です。
もちろん、何かが起こってしまったときにどうするんだ、という責任問題は常にあるのだとは思いますが、では、コロナ禍以前の状況に戻るのか?という議論がベースになってしまうと、いつまでたっても観戦環境は改善されないと思います。
何か起こってしまったらどうする?→だから、全部だめ!では、
思考停止になってしまいますよね。
主催者が提示する観戦ルールは守りつつ、プラスαで自ら考えて行動するというポイントは無くさないで日々過ごしたいと思いますね。
私が自分の目で見てきた情報はブログに書きます。
情報を転載することは構いませんが、このブログのコメント欄やTwitterのダイレクトメッセージに一言頂けましたらありがたいです。
全ての試合の感想を書きたいところですが、時間が取れませんので
試合結果と全体の印象だけ書かせて頂きます。
あくまでも個人の感想です。特定の個人やチームをどうのこうの指摘するつもりはありませんので予め了解の上お読みください。
第57回横浜市長旗争奪ジュニアサッカー大会
本大会1回戦 @玄海田公園
東永谷中(中体連D) 0-5 Fスタジオ(クラブ)
大綱中(中体連A) 3-1 YSCC(クラブ)
領家中(中体連C) 1-2 KAZU SC(クラブ)
大道中(中体連B) 0-3 エストレーラFC(クラブ)
もう一つの会場結果は不明です。
私はこの市長旗杯は横浜市育成年代の「天皇杯」と位置付けています。具体的には各県代表のアマチュアがプロクラブに挑む構図である天皇杯に近い。
つまり、中体連の代表が、クラブチームに挑む構図。
中体連のチームがクラブチームにどれだけやれるのか、という視点を持つ非常に貴重な機会。
中体連のチームはU-13リーグ、U-15リーグに参加していない限り、クラブチームと対戦する機会は限られます。
よって、このような機会があること自体がレアなので、クラブユース選手権や、高円宮杯などのクラブ同士、市総体や県大会などの中体連同士の切磋琢磨の場だけでない構図を用意しているのは育成年代全体の活性化に寄与すると私は思うので、この大会は大好きです。
実際のところ、クラブチームの力が上回ることになる結果が多くなるのは薄々わかってはいるのですが、そういった要素を踏まえても、実際に会場に足を運んでも見てみたいなと思わせてくれる大会です。
以前は18区で予選を行い、その代表が市長旗を目指して戦うスタイルだったと記憶していますが、それだと中体連が本大会に出る機会はほぼない。当然と言えば当然です。
クラブチームは活動機会も多いですし、選手の質も均質化されていてトレーニングもプロコーチが指導にあたり、レベルも高いです。
さらに言えば、部活動改革で来年以降は、部活動の指導環境も変わることが予想されます。部活動を維持するための試行錯誤が始まります。そうなると、中体連とクラブチームの差は開く一方なのかな、とも感じます。
この点を考えると、横浜市長旗杯の大会方式の見直しも出てくるかもしれませんね。
昨日、4試合を観た印象ですが、
キックやトラップなどの基礎技術、試合運び、プレーの選択肢判断、など、やはりクラブチームの方が全体的なレベルは高いですね。
中体連のチームも「瞬間的」に高いレベルを出すことは可能ですが、それを試合を通して出し続ける、もしくはコントロールするという事は高いハードルなのかな、と思いました。
35分ハーフの試合を観ていて思うのは、試合のチェンジオブペースを自ら作って、試合をコントロールする事が必要という事です。
また、それらをチーム全体の意思統一の中に反映させるという事が大事という事です。
中体連にもクラブチームにも「輝く個」の選手はたくさんいますが、
これをどうチームプレーの中で活かしてあげるのか、昇華させていくのかという部分でクラブチームの育成の上手さを感じます。
以上、感想でした。
ではまた。(次回のブログはいつになるか分かりませんの悪しからず)