最終巻です。

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ネタバレになりますので
読みたくない人は読まないでください。


































泣いた。


号泣。


漫画で泣いたことなんて
今までなかったのに。

最近なんでも泣いちゃうんですよね。
観るもの全てにジーンとしちゃう。
そういう時期なのかなぁ??
それとも歳かなぁ。笑


小さな恋のものがたりは

私が物心がついた頃から、
ずっっっっっと読んでて。
何度も何度も何度も、
何度も読みました。

私のお母さんが若い頃に買った物らしく、
もう茶色くなったページを、
何度も何度もめくりました。

携帯もパソコンもない時代の
小さくて純粋な恋のものがたり。

サリーのために
編み物を編んだり、
ベンチで待ったり、
部活動を影から応援したり、

現代とは少し違う恋の形に感じるけど
私はこんな形の想いをいつまでも大事にしたいと思ってます。

チッチが大好きな
焼きイモ、お花、オムスビ、ハイキング、
料理、雪、こたつ、お祭り、、、

知らず知らずのうちに
私も全部大好きでした。

サリーは冷たくて、
なかなか振り向いてくれなかったけど
時折見せる優しさとか笑顔に、
チッチと一緒になって喜んで、
小さな小さな幸せを感じてました。

ずっとずっと。

物心ついた頃からずっと。

みつはしちかこさんは
描き始めてから52年たつらしいので
始めから読んでた人は、
きっと52年間ずっと。

なのに、


なのに、



なのに、






離れちゃうなんて、




やだーーーーーーーーーーー( ;  ; )



サリーのバカーーーーーーーーーー

チッチ最後本当によく頑張った!!!!
本当辛すぎて泣いた。
最後の数ページだけ
何度も読み返したけど、
涙止まらんかった。

どうしてもやりきれなくて
いろいろ感想検索したけど、
やっぱ皆想いは一緒よね。

夢見させてよ。
受け止めきれないよ。
と思う反面、
こんな恋も絶対皆経験するし、
胸にしまって歩かなきゃって思わされる。

でもでも...
チッチのほっぺ赤くして笑う顔が、
小さな体で飛び跳ねて喜んでた姿が、
脳裏から蘇ってくるのです。

そりゃぁ泣かずにいられんのですよ。


でもでもでも、
病気と戦いながらも、
一生懸命最後まで愛情を持って
描き遂げたみつはしちかこさんが
そういうものがたりを描きたかったんだって思ったら、それはそれで受け止めなきゃなぁ。

あとがきも含めてだけど、
すごく久しぶりに小さな恋のものがたりを読んで、
チッチはみつはしちかこさんの分身なんだって改めて思ったし、
小さな恋のものがたりは
みつはしちかこさんの人生だったんだろうなとも思った。

お母さんを亡くした時の想いが
小さな恋のものがたりを生みだしたんだと知って、
やっぱり物を作る人には、
作品を通して伝えたい想い、
作品に込める想いが、
強くあるんだなってことも再認識しました。

みつはしちかこさんお疲れ様でした。

チッチは最後までちゃんとチッチだったよ!
最後の最後で成長したけど!
そして、サリーは最後までサリーだった!

これからもずっと胸に残ってます!

最後の巻でなんとなく
心に残った2コマ。
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ゆっくり歩いたら
時間もゆっくり過ぎたらいいのにね。