飛行機雲と幸せな香り
今日は、暖かい日だった。
ちょっぴり、風は強かったけれど、
とても、暖かかった。
木々や、草花の香りがした。
見上げた、大空に、飛行機雲が駆けてった。

咲きかけの桜と、散りかけの梅。
なんとも言えない香りが、僕の周りに、漂っていた。

その香りを、感じる事が出来た僕は、
きっと幸せ。
確かに幸せ。
でも、その香りは、やがて消えてった・・・
でも、全ては消えて行くもので、、、
その瞬間に、感じる事が出来たのなら、幸せなのだよ。

僕らの人生なんて、
きっと、線香花火。
直ぐに落ちて、消えてしまう。
でも、その刹那な幸せは、きっと、
生きてる限り、終わる事は無い。
何故なら、、、

求めてさえ、
頑張ってさえ、
いれば・・・
終わる事は、けっして、無いのだから。
飛行機雲は、幸せな香りを運んで来てくれた。
幸せな香りを、感じることが出来たんだ。
だから今日は、おやすみ・・・
ちょっぴり、幸せを感じて、
おやすみなさい。
