姫 | 笑顔のスナフキンの悲喜語り


寂しいなんて、口に出したら、、、

誰もが、ウザくて去って行く。

私の声に、誰も、耳を傾けてはくれない。

話を、向き合って、聞いてはくれない。


$笑顔のスナフキンの悲喜語り


いつの頃からか、

そんな自分を慰めて、

一人上手になっていた・・・





痩せた「ちょうちょ」は、蜜を求めて彷徨っている。

姫は、カボチャに乗っても、それでも姫だ。



嘘が上手い男と、嘘が好きな女。

姫のお好みは、どちらなのだろう。

こっちの蜜は甘いぞ・・・

そっちの蜜は辛いぞ・・・



あなたの嘘は、私の全ての真実だった。


$笑顔のスナフキンの悲喜語り


もう、、、

そのスカートの裾を、踏むのは止めて。

私は、あなたから、解放されて、

一人で歩いて行くから。

この足で・・・



黙って、姫は、僕に着いて恋。


「読者様へ」