岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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岡安盛男

皆様、こんにちは。FOREX.comスタッフです。
先にお知らせさせて頂きました通り、本日をもってこのブログの更新を終了させて頂きます。

なおデイリーおよびウィークリーのコメントにつきましては、弊社のフェイスブックページにて既に開始しております。

これまでのアメブロでの掲載内容は、フェイスブックに移行させておりますので、ぜひアカウントをご覧の方はそちらで引き続きご覧頂きたく存じます。

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もしくは下記リンクからどうぞ!
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長い間有難うございました。
今後ともFOREX.comをよろしくお願いいたします。
本日をもって岡安ブログを終了させていただきます。
今後はフォレックスドットコム様のFACEBOOK上でコメントを継続する致しますのでそちらをご覧いただくようにお願いいたします。

Ameba ブログは個人用のため企業としてのブログは今回終了することにいたしました。
いずれは私岡安個人のブログを掲載していきたいと思いますので、その時はよろしくお願いします。

これまでご購読ありがとうございました。

レグザム・フォレックス
代表 岡安盛男



日銀政策決定会合では資産買入れ基金を11兆円積み増すことを決定。2か月連続で追加緩和を実施したもののドル円は下落に転じました。
市場予想は10兆円の追加緩和を既に先週から織り込んだものの、発表直前には更なる追加期待が高まり80円台に上昇。発表後は79円25銭付近まで下落するなど荒っぽい動きとなりました。
市場は日銀がこれまでとは異なり円高阻止のための積極的な姿勢を示すか見極めたいとの思いもありました。結果的には中途半端な姿勢となり市場には失望感が感じられました。
市場には1兆円ではなく市場予想を上回る大胆な増額やインフレターゲットを設定するといった期待もありました。また、ECBやFRBのような「無制限」や「無期限」といった市場へのインパクトのあるメッセージも特に見られませんでした。強いて言えば、今回は銀行への貸出支援基金の総額を「無制限」に行うという言葉を使用。市場に対し日銀が強い姿勢をアピールしようとしたのでしょうが、寧ろ苦肉の策にもみえました。短期資金はダブつき気味でありその実効性には疑問があります。政治的な圧力に屈して“いやいや”今回の追加緩和を実施したというようにもみえます。
日銀が本気で円高を阻止するかを見極めたかったものの、中途半端としか言いようのないものでした。脱デフレに向け初めて今回政府との共同文書を公開。政府も一体となって頑張らないと日銀だけでは景気は回復しないという事を示したものです。まさにその通りではありますが、その優等生的な日銀の体質を変えない限り海外勢は依然として日銀を甘くみてしまいそうです。
そうはいっても、資産買入れ基金がこれで91兆円となり少なくとも円高阻止の動きには効果があったとみてよいでしょう。後のことは米国の金融政策に任せるしかないといったことかもしれません。
<市場の注目は米景気動向にシフト>
下落懸念が強まっていただけに二日連続でNY市場が休場となったことは寧ろよかったかも知れません。昨日の欧州市場は2週間ぶりの高い上昇率となり今日のNY 株式市場に期待が高まります。ハリケーンの被害も予想ほど大きくないとの試算結果もあるだけにリスク回避の動きが後退すればクロス円の買いにも繋がるものです。
日本円に関しての目玉の材料は終わり、目先は米雇用統計など今後の米景気指標の結果を見極める動きになりそうです。


<ドル円>
円安のトレンドに拍車がかかるか期待された日銀会合も結局予想の範囲内でドル円は下落。ポジションは再び軽くなったとみてよいでしょう。今回の追加緩和では急速な円安期待は後退したものの、少なくとも円高リスクは後退。5日ぶりに再会するNY市場次第ではクロス円の上昇から円安の動きが徐々に強まるとみます。日銀発表前後にドル円がつけた80円10銭付近から79円30銭が当面のレンジの目安となります

<ユーロ円>
イタリアの5年と10年の国債入札が好調な結果となり利回りが低下。また、ドイツやフランスの大手銀行が予想を上回る好決算となったこともあり欧州各国の株価が2週間ぶりに高い上昇率となりました。これを受け先週後半から下落が続いたユーロ円も長い下髭を伸ばし陽線で終了。上昇トレンドラインのサポートに沿って再び上昇傾向に戻ったとみます。104円を再度試す展開とみます。予想レンジは103円90銭から102円80銭

<オージー円>
昨日の日銀会合後に81円96銭まで下落。これで一先ず底値を確認したとみます。ただし、パラボリックが昨日から売りサインに転換。システム売買などによる短期的な売りが出やすく上値も限定的とみられます。82円ミドルを挟んでのもみ合いが予想されます。82円割れの底値の硬さが確認され、次の展開としては再度前回の高値83円ミドルを試しに行くとみています。NY市場の動向に注目。