受けて立ちますよ | forestwalkingのブログ

forestwalkingのブログ

2013年の暮れに、突然この世を去られた、理学博士 藤田忠男先生の研究を掲載していくブログです。

世の中には、ネット上では名指しで意見を述べず、自分の講座などに人を呼び、そこである特定の団体や人物の事、研究、商品などを否定し、自分だけが正しい学者の様な事を言う人もいると聞く。 藤田博士はそのような行為を嫌い、常に公の場で(他人からすれば、それが正しかろうとそうでなかろうと)堂々と自分の意見を述べてこられた。「そんなこと書いたら、訴えられますよ!」と言ったら、「受けて立ちますよ」と答えられた。

 

私個人の意見を言わせていただくと、公の場で、名指しで間違いを指摘されるのは、もしそうでない場合は反論ができるので、陰で言われるより良心的だと思う。侮辱を受けたと感じるなら、いくらでも反論ができる。 しかし、自分の目や耳が届かないところで言われたことに対しては、反論をし、正すことができない。欠席裁判の様なものだ。

 

藤田先生は発言は過激だったが、小細工は一切しない人だった。「受けて立ちますよ」と言うことばに、先生の潔い人柄が伺えた。