参議院選挙 | SKI・どうでしょう

参議院選挙

投票に行っていないオイラがこんなことを書く権利は無いかもしれませんが・・・。

まぁ、民主党が過半数を取れなかったのは、当然といえば当然だし、むしろ捻れ状態のほうが二院制の意味を成すと思うので、ある意味よい結果だったと思います。


今回、民主党が票が伸びなかったのは、間違いなく「期待を裏切られた感」が国民感情に生まれたからでしょう。


昨年の衆議院議員選挙。

国民は自民党の過去の政策に辟易して、それをクリアにして新たに日本を導いてくれる、という期待をもって民主党に投票したと思います。

それから半年強。

これだけの期間で、過去何十年と続いた悪政を覆すことは当然不可能です。

それは、国民のすべてがわかっていると思います。

しかし、民主党は「過去をクリアにして、新たな日本を築くためのビジョン」というものを示してこなかった。

だから、国民は不安になり、マスコミがそこに付込んで煽り、今回の結果に繋がったのだと思います。

まして、政権交代時の期待が大きかったので、失望感も大きくなってしまったのでしょう。



菅さんがハッキリと「日本を立て直すのには時間がかかります。我々は精一杯努力するので、少し時間をください」って宣言して、できることからコツコツとやって、それを成果として発表すれば、まだ違う結果が出たんじゃないかな。

そういったことが見えないまま、突然「消費税増税」なんて花火を打ち上げちゃうから、国民は引いちゃうんだよね。

やるべきこと、できることをやって、それでも増税が必要ってなるのなら、国民は消費税増税に反対はしませんよ。

でも、現状は「何もしてないくせに増税なんか唱えるな」としか言えない状況です。





さて、これからがお手並み拝見ですね。

なにせ、民主党もダメとなったら、投票する党が無いんですから。

ますます政治不信が高まりますよ。