森林セラピーには宗教的な怪しさが聞こえてくる。

 森林セラピーの歴史を読んでもらえればわかるが、林野庁もしくは林野庁に近い人が森林セラピーを生んだ。もっとも宗教から隔離されている行政から生まれたようなもの。現在も林野庁との連携・協力・助言のもとにある。

 つまり森林セラピーに宗教的な怪しさは全くない。あり得ない。

 「イエス・キリストの奇跡は森で起きた」「釈迦は菩提樹の下で悟りを開いた」「空海は高野山の森の中へ」と、森林と宗教との関係は密接。

 森林セラピスト、森林セラピーガイドと宗教との関係は多分にあり得る。それは個人の自由。
 森林セラピーの中で現れる宗教の話しは、森林セラピスト・森林セラピーガイドの個人的な流れと受け取るべき。

 山中慎一朗の森林セラピーの中でも上記以外の宗教感「八百万の神々」「アートマン」等も現れることがある。

 ちなみに山中慎一朗と宗教との関係は全くない。

 神仏寺社を巡る森林セラピー等、日本の歴史・宗教とコラボレーションしているツアーもある。これは森林セラピーフィールドの特色を出すためのパッケージであって、それぞれの森林セラピー基地・森林セラピーロードの独自の見解、活動である。

 (特)森林セラピーソサエティは、森林セラピー基地・森林セラピーロードの活動はそれぞれの独自のものとして一線を引いている。