『夏の夜は三たび微笑む』 女は戦略家 男は操られた人形 | アラフォー世代が楽しめる音楽と映画

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結婚、育児、人間関係、肌や身体の衰え、将来への不安...
ストレスを抱えるアラフォー世代が、聴いて楽しめる音楽、観て楽しめる映画を紹介します。
でも自分が好きな作品だけです!    

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 前回も述べたがイングマール・ベルイマンの作風は、神の存在やキリスト教自体に疑問を投げかけたり、人間が持つ内面の浅ましさ、“老いや死”について描かれているものが多いので、とかく難解である。正確には普段、ボクらがあまり真摯に考えないテーマを扱っていると言うべきか...。
 これらのものを暗中模索しても、はっきりとした結論は無い! 特に宗教や哲学に関する命題については、日本人には不得手な分野である。

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 そういう難解な作品が多いベルイマンの作品群の中では『夏の夜は三たび微笑む』は異質な存在である。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」をモチーフにしたと思われるこの作品は、ストーリーが分かり易く、珍しくユーモアに溢れた軽妙洒脱な恋愛喜劇である。
 何故、そのような作風に仕上げたかと言うと、自分の嗜好に篭り、大衆を意識した作品を制作しないベルイマンを快く思っていなかった映画プロデューサーが「もし次回作が興行的に失敗したら、君には二度と映画を製作させない!」と最後通牒したからである。
 確かにそれまでのベルイマン作品の芸術性は高いと評価は出来るのだろうが、一般ウケするとは思わない! 映画制作会社も無造作に予算を投じられる筈がなく、切実とした願いだったのであろう!

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 尚、この映画で小間使いペートラ役を演じているハリエット・アンデションは、20歳の時に映画監督のイングマール・ベルイマンと出会い、彼の初期の代表作『不良少女モニカ』でデビューしている。その後、二人は恋仲になったのだが、この『夏の夜は三たび微笑む』の撮影後には破局してしまう。
 それでも彼女は割り切って、その後も『鏡の中にある如く』『叫びとささやき』『ファニーとアレクサンデル』等、ベルイマン作品に多く出演しているのだ。

 『夏の夜は三たび微笑む』は興行的に大成功を収め、皮肉にもこのことでベルイマンは次回作以降、自分の意向に沿った作品を製作出来るようになったとか...。


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 時代はまだ“自動車が”なるものが乗り物として珍しかった頃。おそらく20世紀初頭の北欧スウェーデンの小都会が舞台である。
$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 弁護士のフレードリック・エーゲルマン(グンナール・ビョルンストランド)は、街の有志であり市内で法律事務所を経営している。彼は2年前に先妻を亡くしたのだが、すぐに可愛らしい若妻アン(ウーラ・ヤコブソン)を迎え入れた。この幼な妻を見初めたのが彼女がまだ16歳の時であり、愛するあまり彼女が“成熟”するまで肉体を求めないよう心に誓っていた。アンは19歳になった。彼女はフレードリックの優しさに包まれ幸福を感じながらも、何か充たされない思いでいた。
 またフレードリックには亡き前妻との間に年頃の息子ヘンリック(ビョルン・ビェルヴヴェンスタム)がいて、彼は聖職者を志望しながらも、義母アンに恋焦がれて悶々としていた。

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 事務所で機敏に書類に目を通していたフレードリックは、部下から「桟敷席が取れました!」との報告を受けた。その舞台はフレードリックが数年前まで愛人にしていた女優デジレー・アルムフェルト嬢(エヴァ・ダールベック)の観劇だった。この時代、上流階級では既婚者が愛人を持つのを常としていたようだ...。
 彼は久方ぶりのデジレーの芝居を楽しみにしていた様子で、仕事を終えると急いで屋敷に帰ることにした。部下達は「一人息子に若妻を取られるのを怖れているんだ。」と陰口を叩いていた。
 途中、フレードリックは以前に撮影してもらった若妻アンの肖像写真を受け取る為に写真館に寄った。

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 屋敷の戻ると、若妻アン、神学校の試験に合格し帰省していたヘンリック、何かとフレードリックに色目を使う小間使いペートラ(ハリエット・アンデション)らが彼を迎えた。
 アンと二人きりの場を壊されたヘンリックは不機嫌そうだった。幾つかの小言を話した後、フレードリックはアンと白昼寝を取る為にベッドに入った。ヘンリックは嫉妬に駆られ苦悶する...。
 そこをお茶を片付けにペートラが近づいてきた。
$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 ヘンリックは「お尻を振りながら歩かないでくれ!」と注意しながらも、欲情の捌け口とばかりにペートラに唇を奪った。しかし彼女はまるでヘンリックの行動を予測していたかのように平手打ちをし、飄々と仕事に戻った。
 ベッドの中、フレードリックは睡魔に襲われながらもアンにキスをした。期待に胸躍らせたアンだったが、そのうちフレードリックは眠り込み、うっかり寝言で「デジレー!」と溢してしまう。隣で聞いたアンは、戸惑いと不安が交錯するのであった。

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 夜になってフレードリックは若妻アンを伴って、数年振りに街に戻ってきた元愛人のデジレーの舞台鑑賞に出掛けた。家の中にはヘンリックとペートラだけになった。ペートラはヘンリックが義母アンに恋慕して真剣に悩んでいることをお見通しだった。彼女は悪戯心を起こし、ヘンリックの前で胸元を広げ、触らせる等の誘惑して彼をからかった。こと“経験”に関しては彼女の方が数枚も上手! 殻に閉じ困ったままの情けない男ヘンリックでは成す術なかった。$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画
 一方、劇場の特等席でフレードリックと共に観劇を眺めていたアンは、舞台の美しい女優が昼間フレードリックが寝言を溢したテレジーだと勘づいた。時々、夫と目を合わせるような仕草を見せつけられたアンは、薄々二人の仲を疑い始め、頭痛を訴えた。フレードリックは若妻を労わり、夫婦は早々に退席した。

 フレードリックは帰宅するや否や、ペートラにアンの介護を頼んだ。そして彼女が寝静まり、ヘンリックとペートラが話に夢中になっている隙にこっそり家を抜け出し、デジレーのいる楽屋へ向かうのであった。
$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 デジレーはアンの出現に依ってフレードリックが自分を捨てたと思っていた。散々辛辣な言葉を放つが、心の何処かでフレードリックに未練を持っている様子。フレードリックはデジレーとの再会を素直に喜んでいるようだった。$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 「これから飲みましょう。私の家で!」 デジレーの誘いを断る理由も無かったフレードリックは、彼女の後をついて行った。途中、暗闇の中でフレードリックは躓き、水溜りで大仰に転んだ。それを見たデジレーは高笑いをした。

 服を乾かす間、フレードリックは男物の寝巻きを着せられた。偶然にも背丈が合致して、一体誰の寝巻きなのか、気になっていたフレードリックの前を男の子が通った。
 「名前はフレードリックなの!」と伝えたデジレーの言葉に、驚いたフレードリックは「まさか私の子では...。」と疑った。デジレーは否定も肯定もせず「良い名前でしょ? プロイセン皇帝と同じ名よ。」と答えた。
$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 そこへデジレーの今の愛人、頑強な軍人カール・マグナス・マルコム伯爵(ヤール・キューレ)が不意に訪れた! マルコム伯爵はデジレーの愛人になって6ヶ月...。自分が留守の間に愛人宅を訪れたフレードリックに強い敵愾心を燃やしたが、努めて冷静に応対した。フレードリックの素性を探ろうとしたのだが、彼の惚けた振舞いに腹が段々立っていく。
 遂に怒りが爆発したマルコム伯爵は「ガウンを返して帰ってくれ!」と威嚇した。哀れフレードリックは寝巻き姿のまま家を追い出されしまう。
 帰り際デジレーは、フレードリックの様々な言動から、彼が自分をまだ愛してることを確認するのだった...。

 デジレーはアンに軽い嫉妬心を抱きながらも、その若さと美貌を羨んでいた。また自分が愛人同士のいざこざに巻き込まれたり、そのことで夫人達の反感を買う生活に疲れてきたのだ。
 デジレーは早速、田舎の母(物凄い豪邸!)の許を訪ね、協力を求めた。そこで彼女は一計を案じ、フレードリック夫妻とヘンリック、マルコム伯爵夫妻を母の豪邸に招待することを思いつく...。

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 一方、マルコム伯爵邸では、夫人のシャロッテ(マルギット・カールクヴィス)が、夫が舞台女優を愛人に持った事実を黙って見逃すわけにはいかなかった。束の間の帰郷で顔を出したマルコム伯爵と口論になり、腹いせとばかり的目掛けて拳銃を放った。弾丸は見事に的に命中!
 妻の腕前に感心しつつも、マルコムは「妻ならまだしも、愛人を寝取られたら虎になる!」と怒鳴って、外へ出て行った。

 偶然なのか、上流階級同士の繋がりなのか、シャロッテはアンの親友だった。マルコムから「フレードリックがデジレー宅で逢瀬を楽しんでいたことを、妻のアンに教えてやれ!」と言い付けられたシャロッテは、何年振りにアンと再会することになった。$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画
 シャロッテの訪れを心待ちにしていたアンは朝から大はしゃぎ! ペートラが勧めるドレスにも、自分の意思を通して別の色のドレスを選んだりした。$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画そのうち夫フレードリックとの夜の悩みまで聞いて貰っていた。ペートラは全て悟っていた。話が終わった後、二人はベッドでふざけて抱き合って笑った...。 
 シャロッテの訪問の目的は分かっていた。アンはデジレーに静かながらも強い嫉妬の焔を燃やし、シャロッテもまた夫への不満とデジレーへの激しい嘲罵を吐くのであった。

 デジレーの母の屋敷は、幾代にも渡って貴族の公務や食事の場となった由緒ある豪邸なのだ。招待された側もそれなりの礼儀を尽くし、執事や小間使い等までも伴っての訪問となる。
 最初に着いたのはフレードリック夫妻とヘンリックだった。馬車から降りたフレードリック夫妻に馭者フリード(オーケ・フリーデル)が会釈をした。フリードは、最後に降りたペートラの荷物を担ぐと部屋に案内した。フレードリック夫妻が泊まる隣室に入るとフリードは悪戯っぽい笑みを浮かべ、この部屋の“からくり”をペートラに言って聞かせた。
 それは柱のボタンを押すと隣室の夫人のベッドだけこの部屋に移動する仕組みだったのだ。何でも昔、王様が大臣の美人妻を見初めてしまい、こっそり奥方だけを招き入れる目的で造られたとか...。

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 外ではフレードリック夫妻と後から着いたマルコム伯爵夫妻が軽く挨拶を交わしていたが、互いの間には緊張の糸が張っていた。特にマルコム伯爵はフレードリックに対し、所有している車や球遊び競技でも優位な立場を鼓舞したく躍起だった。
 その頃、デジレーはシャロッテを呼び、自分の“計画”を打ち明け、協力を求めた。すなわち愛人であるマルコム伯爵をシャロッテの許に返し、若いヘンリックとアンを結びつけ、自分はフレードリックの正妻になり、一挙に不釣合いな関係を整理して理想的な男女関係を構築することである。これにはシャロッテも賛成で早速、晩餐の場で試されることになった。

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 晩餐の席は向かって右からマルコム伯爵、デジレー、フレードリック、シャロッテ、ヘンリック、アンの順で横一列に並んで座らされた。悠久の歴史を漂わす内装の絢爛さに目が眩んでしまいそうだ。
 ワインが運ばれた。ここでデジレーがまるで魔女が囁くような妖しい声で、「このワインはブドウを搾って、その赤い滴が白い樹皮の上に滴り落ちたもの。一つ一つの樽の中には、若い母の膨らんだ乳房から、滴り出た乳の一滴と、若い牡馬の精液の一滴が加えられて、それらがこのワインに恋の魔力を与えている...。これを飲む者は各自が自分の責任で飲み、それに答えなければならない...。」と話すと、一同は催眠術に罹ったかのようである。

 酒宴の場で酔いが回ったのか、シャロッテはマルコム伯爵に挑むようにフレードリックを誘惑出来るか否かの賭けを提案した。マルコム伯爵は「君が勝てば何でもやる!」と約束をする。
$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 場の雰囲気に溶け込めずにいたヘンリックは、大人達の偽善に満ちた会話に憤って一人そこを抜け出してしまう。庭園に出たヘンリックが目撃したものは、ペートラと馭者フリードの仲睦ましく戯れる姿だった。その天真爛漫さは聖職を目指すヘンリックを苦しめた。
 我が身への恨めしさからヘンリックは寝室に戻り、衝動的に縊首を図るのだった。しかし掛け紐が切れてしまい、ヘンリックの身体は柱目掛けて落ちていく。弾みでボタンが押された!

 すると壁の秘密の扉が開き、隣室で休んでいたアンがベッドごと現れたではないか! ヘンリックは許されない恋慕に苦悶していたが、アンもまたデジレーの出現に嫉妬を覚えたものの、それ以上にヘンリックの存在が気になっていたのだ。
 この不意の出来事はヘンリックを猛らせ、馭者フリードを呼ぶと馬車の手配をさせた。ヘンリックは本心の赴くままに生きようと決心したようだ! 馬車が着くと若さの勢いで一即飛びにアンと駆け落ちを決行した。別れ間際、アンとペートラは互いの幸せを誓い合い、最後の抱擁をした。

 その一部始終を見ていたフレードリックは絶望感に打ち拉がれた。心中深く期するシャロッテはここぞとばかり誘惑を試み、庭園の別荘“東屋”にフレードリックを訪ねた。その様子を屋敷の窓から眺めていたデジレーは、思わぬ事態の進展を阻もうとマルコム伯爵に告げ口をする。
 嫉妬心に火が点いたマルコム伯爵は「愛人ならまだしも、妻を寝取られたら虎になる!」と言い放ち、別荘“東屋”に走り、フレードリックにロシアン・ルーレットの決闘を申し出る。心の空洞を埋められないフレードリックは、自暴自棄になって賭けを行った。互いに1回ずつ拳銃の炸裂を免れたのだが、次のフレードリックの番になって拳銃が大きく響いた!

 驚いたデジレーとシャロッテが“東屋”に顔を向けると、窓からマルコム伯爵が誇らしげな顔を覗かせていた。二人は急いで部屋に入るとフレードリックが倒れていたのだ! しかし彼は生きていた。実は拳銃には煤を詰めただけで実弾が装填されていなかったのだ。煤で真っ黒の顔を晒したフレードリックはデジレーの腕に抱かれ、その献身ぶりに彼女こそ自分に必要な伴侶だと悟った。
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 外に出たマルコム夫妻にも縒りが戻ったようだ。こうしてデジレーの策謀は完結したのである。

 同じ頃、ペートラは草叢の上で馭者フリードと戯れながら結婚を誓わせていた。風車を背に、北欧の夏の夜は微笑みつつ明けて行った。
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 コメディ映画にはリアリズムを求めてはならない! 求めると楽しめる場面が楽しめなくなる。この物語も「そんなに上手く嵌るはずがない!」と冷めた眼で鑑賞するとつまらない映画になってしまう危険性がある。だからこそ初めてお伽噺を聞かせて貰う子供のような純真さが必要となってくる。

$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 地位も名誉もある弁護士と年の離れた処女妻、その若い妻に想いを寄せる弁護士の息子。一方、弁護士にはかつて愛人だった舞台女優がいて、久々に再会を果たした。舞台女優の存在を知り、嫉妬する若妻。
 しかしその舞台女優は、今は伯爵の地位に立つ軍人の愛人になっていた。当然、夫が愛人を持つ現状を良く思わない伯爵夫人は孤独感を覚えていた。
 面白いことに弁護士の若妻と伯爵夫人は親友同士である。これに弁護士の小間使いペートラが絡む...。

 ある日、舞台女優は一計を案じ、これらの互いの関係がしっくりいかない面々を母親の大邸宅に呼び寄せる。その夜の夕食パーティから翌朝にかけての数時間、舞台女優の思惑通り、互いの男女3組による恋の駆け引きは、落ち着くべきところに落ち着くのである。更には小間使いペートラまでが馭者と結ばれる! ラストの風車が印象的である。
 見事なまでに愚かなのは男3人。舞台女優とその母親、伯爵夫人が仕組んだ巧妙な罠に、計算通り嵌まってしまう! 翻弄される男3人の中でも、危うく命を失う羽目になるフレードリッヒは相当間が抜けている。

 それでも“恋愛神経衰弱ゲーム”の結末は3組の理想形を構築した。彼らが「ワインを飲む者は各自が自分の責任で飲み、それに答えなければならない。」という命題に応対した結果である。
 しかしこの3組の信頼関係には脆さを感じられ、いずれの組も将来に向かって安泰とは思われない! 何故なら女性主導の下、策略を巡らした末の対象者のシャッフルであり、そこには男の強い意志が見えないからだ。
$アラフォー世代が楽しめる音楽と映画 それに比べてペートラと馭者フリードの恋愛は対等であり、思惑があっての恋愛でないからこそ奔放で飾っていない。感情表現もストレートで心地よい! どちらが永く続くか明白である。

 真夏の北欧は太陽が沈まず、夜でも空が薄ぼんやりとしている。そんな季節の特別な光線を浴びて誤った理性が狂った男女...。神のちょっとした気まぐれ=“粋な計らい”だったのである。


 さて、アンジェイ・ワイダやイェジー・カヴァレロヴィチに代表されるポーランド映画のDVD再販の計画が無いのと同様に、秀作揃いのベルイマン作品のDVDも仲々入手が困難な現状である。(何故、昨日録画しなかったのか! 自分の愚か加減には呆れてしまう....)
 そうなると頼りになるのはYouTube! 原語のスウェーデン語であれば目も当てられなかったが、幸いにも英語字幕のものがアップロードされていた。
 取敢えず『夏の夜は三たび微笑む( Sommarnattens Leende )』 1/10編だけ掲載しておくので、興味ある方は順次追って下さい。意外と画質が綺麗なことに驚かされる。