毎日新聞 2012年10月02日 15時00分(最終更新 10月02日 15時12分)
http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000e040189000c.html?inb=fa
「原子力の図書館」として、原子力資料を一般市民に公開していた「原子力公開資料センター」(東京・霞が関)が、運営元の旧内閣府原子力安全委員会から新しく発足した原子力規制庁に引き継がれず、廃止されていたことが分かった。再開のめどは立っておらず、資料4万ファイルは公開されないまま宙に浮いている。福島原発事故の反省を踏まえ、原子力行政の透明性アップを目標に掲げて発足した規制庁だが、識者からは「情報公開の取り組みが劣化した」との批判の声が上がっている。【中西拓司】
藤村官房長官:エネルギー発言 閣内不一致を否定
毎日新聞 2012年10月02日 13時03分
http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000e010180000c.html?inb=fa
藤村修官房長官は2日午前の記者会見で、田中真紀子文部科学相が政府のエネルギー戦略を「矛盾している」と批判したことについて、「内閣の中でさまざまな意見があるのは当然で、ない方がおかしい。その上で、結果として内閣が方針を決めたら(閣僚)全員がきちんとそれに従う」と述べ、閣内不一致にはあたらないとの認識を示した。
川内村:酪農家、自力で牧草地除染
毎日新聞 2012年10月02日 13時23分(最終更新 10月02日 14時49分)
http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000e040184000c.html?inb=fa
東京電力福島第1原発事故で避難指示を受けた30キロ圏で唯一、避難せずに乳牛約60頭の世話を続けている福島県川内村の井出久人さん(60)一家3人が、牧草地約30ヘクタールの除染を自力で進めている。深さ約30センチで土壌を入れ替える作業。
震災の教訓踏まえ:宮城県が新設県道に独自の拡幅基準
毎日新聞 2012年10月02日 03時00分
http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000m040107000c.html?inb=fa
宮城県は、沿岸部で県道を新設する際、津波からの避難を想定し車道幅を国基準より0.5メートル広い8メートル以上、歩道幅は1メートル広い3.5メートル以上とする独自基準を設ける方針を固めた。東日本大震災では避難する車で交通渋滞が発生し、緊急車両通行の妨げになった教訓を踏まえた。関連条例案を11月定例県議会に提出する。
大間原発:Jパワー社長「原則40年動かしたい」
毎日新聞 2012年10月01日 21時44分(最終更新 10月01日 22時28分)
http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000m040085000c.html?inb=ra
大間原発の建設工事を再開したJパワー(電源開発)の北村雅良社長は1日の記者会見で、同原発の使用済み核燃料プールが運転開始から20年で満杯になることを明らかにした。使用済み核燃料の新たな保管先が確保できなければ2030年代にも運転を停止する可能性がある。
大間原発、焦っているとしか…市長、春にも提訴
2012年10月2日07時42分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121002-OYT1T00226.htm?from=rss&ref=rssad
「電源開発」(東京都中央区)による大間原子力発電所(青森県大間町)建設再開問題で、北海道函館市の工藤寿樹市長は1日、同社幹部との会談後に記者会見し、工事の無期限凍結を求めて来春にも提訴する方針を明らかにした。
東京駅:復元駅舎のライトアップ始まる
毎日新聞 2012年10月02日 00時36分(最終更新 10月02日 00時42分)
http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000m040113000c.html?inb=ra
JR東日本は1日夕、大正時代の創建時の外観に復元し、全面開業した東京駅丸の内側の赤れんが駅舎を発光ダイオード(LED)の照明約1200台でライトアップした。日没から午後9時まで毎日行う。
中国での事業:今後も維持・拡大が7割…中経連アンケート
毎日新聞 2012年10月02日 02時24分
http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000m020130000c.html?inb=ra
中部経済連合会は1日、中国に進出したり取引のある会員企業を対象に行った反日デモの影響に関するアンケートの結果を公表した。出張取りやめなど影響が出た企業が8割あった一方で、今後も中国で事業規模を維持したり拡大したりを考えるとした企業が7割に上った。厳しい国内の経済状況を背景に、反日感情の中でも中国市場を重視せざるを得ない実情が浮き彫りになった。9月20~25日に調査し、会員679社のうち221社が回答した(回答率32.5%)。
田中真紀子氏の入閣「関係改善の意図」 中国メディア
「朝日新聞」2012年10月2日5時3分
http://www.asahi.com/politics/update/1002/TKY201210010718.html?ref=rss
野田第3次改造内閣の発足について、中国中央テレビは1日、田中真紀子・文科相に焦点を当て報じた。田中氏を田中角栄元首相の長女で知中派と紹介し、「田中氏のルートで中日関係の改善を狙う意図がある」などと伝えた。
原子力大綱、策定を中止へ エネルギー新戦略受け
「朝日新聞」2012年10月2日0時0分
http://www.asahi.com/politics/update/1001/TKY201210010170.html?ref=rss
内閣府の原子力委員会(近藤駿介委員長)は、国の原子力政策の基本方針を定める「原子力政策大綱」の策定作業を中止する方針を固めた。大綱は1956年に策定された「原子力開発利用長期計画」が前身。ほぼ5年ごとの改訂作業は原子力委員会の最大の役割だった。原子力分野の「憲法」が半世紀の歴史に幕を下ろす。
枝野氏「原発ゼロ決めていない」経済界に配慮か
2012年10月2日08時50分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121002-OYT1T00249.htm?from=rss&ref=rssad
野田第3次改造内閣の重用課題であるエネルギー政策には、新任の前原国家戦略相と留任した枝野経済産業相があたる。
中国監視船、接続水域に=台湾巡視船も-沖縄・尖閣沖
「時事通信」2012/10/02-00:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012100200013&m=rss
1日午後0時半すぎ、沖縄県石垣市の尖閣諸島・久場島北東約44キロで、中国の国家海洋局の海洋監視船4隻が日本の接続水域に入るのを海上保安庁の巡視船が確認した。同日夜には、中国漁業局の漁業監視船2隻が同諸島の魚釣島北西約44キロで接続水域に入るのが確認された。
世界の風力発電10年で6倍超 中国が4割、日本出遅れ
2012/10/02 10:23 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012100201001300.html
2011年に新設された世界の風力発電の設備容量が01年と比べ、6倍超に急伸したことが2日までに判明し、再生可能エネルギーへのシフトが加速していることを裏付けた。30年代の原発ゼロを目指す日本も風力発電の導入を拡大する方針で、これまでの出遅れを取り戻し、先行する欧米諸国や新設容量で世界の約4割を占める中国をにらみ巻き返しを図る。
欧州全原発、安全面の改善必要 EU最終報告が判明
2012/10/02 10:54 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012100201001335.html
【ブリュッセル共同】東京電力福島第1原発事故を受けて欧州連合(EU)が域内の全原子炉143基で実施したストレステスト(耐性評価)の最終報告の概要が判明、福島の事故のような極限状態に対応するには「域内のほぼ全ての原発で安全面での改善が必要」と結論付けていることが1日分かった。安全性向上には最大で250億ユーロ(約2兆5千億円)が必要と見積もっている。
EU:原発補修に2.5兆円 稼働中134基、安全に問題
毎日新聞 2012年10月02日 11時36分(最終更新 10月02日 12時44分)
http://mainichi.jp/select/news/20121002k0000e030161000c.html?inb=fa
【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は1日までに、原発の安全評価(ストレステスト)の結果、域内の全原子炉143基のうち稼働中の134基の原発すべてに「安全上の欠陥」が見つかり、福島第1原発並みの事故に対応できるようにするための改善費用が最大で計250億ユーロ(約2兆5000億円)かかるとの最終報告をまとめた。ドイツメディアが一斉に報じた。EU各国は金融・債務危機で財政が逼迫(ひっぱく)しており、安全確保に向け厳しい判断を迫られそうだ。欧州委は3日に最終報告を確認したうえで、18日からの首脳会議に提出する。
オスプレイ:低周波音 基準値超え
「沖縄タイムス」2012年10月2日 09時45分
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-02_39716
1日に米軍普天間飛行場へオスプレイが飛来した際、滑走路に隣接する宜野湾市立普天間第二小学校で、防衛省が名護市辺野古移設に向け作成した環境影響評価(アセスメント)で示した基準値を上回る低周波音を観測していたことが、琉球大工学部の渡嘉敷健准教授の調査で分かった。騒音が増す離陸の際はさらに大きくなる可能性があるといい、オスプレイ配備による近隣住民の健康被害への懸念が高まっている。
今夏、大飯再稼働なくても 電力需要「乗り切れた」 広域連合検証
「京都新聞」2012年10月01日 22時50分
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20121001000156
関西広域連合は1日、今夏の電力需給実績の検証結果を発表した。一般家庭や事業所による節電効果が大きく、福井県の関西電力大飯原発3、4号機が再稼働しなくても乗り切れたとしている。ただ電力需給は発電施設の稼働状況や経済動向、気象などの影響を強く受けるため、広域連合は節電効果の内容をさらに検証する方針。
岩手大が復興推進へ宮古に拠点 釜石、久慈市に次ぎ3カ所目
「河北新報」2012年10月02日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121002t35013.htm
東日本大震災で被災した岩手県の三陸沿岸を産学官連携で支援する岩手大の「三陸復興推進機構」は1日、活動拠点として岩手県宮古市役所内に「宮古エクステンションセンター」を開設した。釜石、久慈両市に次いで3カ所目。
気仙仕込み「雪っこ」復活 大船渡の新酒蔵で初出荷
「河北新報」2012年10月02日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121002t35007.htm
大船渡市の新しい酒蔵から初出荷される「雪っこ」
東日本大震災の津波で酒蔵や事務所が全壊した酔仙酒造(岩手県陸前高田市)は1日、大船渡市に建設した新しい酒蔵で醸造した同社の人気商品「雪っこ」を初出荷した。昨年は一関市の酒造会社の施設を借りての醸造、出荷だっただけに、関係者は地元・気仙地方に戻っての初蔵出しに、復興への手応えを感じ取っていた。
県、住民自身のまちづくり支援発表 被災市町村に専門家派遣
「河北新報」2012年10月02日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121002t31021.htm
東日本大震災で被災した岩手県の沿岸12市町村で、住民自身によるまちづくりを支援しようと、県は1日、県に登録した住民グループに専門家を無料で派遣すると発表した。
公営住宅21%希望 決めかねる世帯も 気仙沼市意向調査
「河北新報」2012年10月02日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121002t11027.htm
宮城県気仙沼市は1日、東日本大震災の被災世帯を対象にした住まいの意向調査結果(速報値)を発表した。災害公営住宅の入居希望が全体の21.3%で再建の軸となる見通し。半面、「検討中」(12.7%)、「無回答」(8.6%)も相当数あり、依然として方向を決めかねている住民意識もうかがわせた。
「特別な思い、決意新た」 任期付き職員辞令交付式
「河北新報」2012年10月02日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121002t11009.htm
配属先の亘理町企画財政課の席で資料をチェックする黒滝さん(中)と佐藤さん
東日本大震災の被災自治体で任期付き職員の辞令交付式があった1日、宮城県の亘理、南三陸町両町でも、被災地に特別な思いを寄せる「新人」たちが業務を開始した。家族を亡くしたり、古里が大きな被害を受けたり。それぞれに悲しみを抱えながらも「復興の力になりたい」と決意を新たにした。
第二原発で燃料取り出し 4号機、初日は18体処理
「福島民報」2012/10/02 09:55
http://www.minpo.jp/news/detail/201210023999
東京電力は1日、福島第二原発4号機の原子炉から核燃料を取り出す作業を開始した。東日本大震災後、福島第一、第二両原発の原子炉からの燃料取り出しは初めてで、初日は18体を処理した。24日までに、764体全てを使用済み燃料プールに移す。今後、炉内の設備や制御棒に損傷がないかなどを点検する。
浪江町が二本松に仮設庁舎 事故から4カ所目
「福島民報」2012/10/02 09:54
http://www.minpo.jp/news/detail/201210023998
東京電力福島第一原発事故により役場機能を福島県二本松市に置いている浪江町は1日、同市平石高田工業団地内に新設した仮設庁舎で業務をスタートさせた。
大熊町が二本松に連絡事務所 証明書発行や相談業務
「福島民報」2012/10/02 09:53
http://www.minpo.jp/news/detail/201210023997
原発事故により役場機能を福島県会津若松市に置く大熊町は1日、二本松市に中通り連絡事務所を開設した。
指定廃棄物最終処分場 「ほかの方法の余地も」地元の反対受け知事
「茨城新聞」2012年10月2日(火)
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13490996701083
放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレルを超える「指定廃棄物」の最終処分場に高萩市の国有林が選定され、地元が強く反対姿勢を示している現状を受け、橋本昌知事は1日の定例会見で、「地元の反発が大変強いということであれば、ほかの方法も考えていく余地は十分にあるのだろうと思っている」との認識を示した。
焼却灰問題で期待、注文 長浜環境相に県内 野田内閣、3次改造
「千葉日報」2012年10月02日 10:28
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/politics/103385
内閣改造で本県からは長浜参院議員が環境相として初入閣。高濃度の放射性物質に汚染された焼却灰の行き場に頭を抱える県内首長や議会関係者からは期待と注文が寄せられた。