「FOX CATCHER」感想
ほとんど内容知らずに観に行きました
誰かが殺人するんだろうなってくらいで
…まぁ見始めたら一気に誰っていうのが解る感じですけど
こりゃ観る側の力が試される映画だな
淡々と粛々と進んでいく物語
レスリングというマイナースポーツの不当な扱い
そこへ手を差し伸べる大富豪の御曹司
物語の行き着くところは最早見えているんだけど
そこへどうして辿り着いてしまったのかの
人間が描かれているから
見終わってからも主役の三人の
三者三様の希望と屈辱と葛藤に嫉妬などが
様々な感情が散りばめられていて
心に非常に刻まれた映画だった
そしてマークラファロはなんでも出来る!!
最初観た時に随分マークラファロに似たマッチョな役者だな
って思っていたら本人だったのは驚き
チャニングテイタムの力持ちの弟感も良いなぁ~
って思ったけどそれ以上にスティーブカレルの不気味感と
闇を持っている大人に慣れない子供感を時折チラつかせるのが凄い
観てから映画の事調べてこの画像見つけた時は震えた
デュポン感本当に出していたんだなぁ~
悔しいのはこんな凄い映画でも
前の職場にいた社長の馬鹿息子みたいな奴は
「あんまり良く解んなかったやぁ~」
と全く映画を理解しようとしない輩がそこそこいるんだろうなぁ~
2015年最初の劇場鑑賞はなかなかの良作に出会えて良い感じ
それにしてもどうせ朝早く起きて
シャルケとマドリーの試合観た所で
昨年のデジャヴュだろう…
なんて思っての水曜レイトショーだったけど
起きてみて結果観たら本当に強者には屈するんだなぁ…
と呆れるわ…善戦したって言っても勝ちを献上するのがシャルケだわ
泥仕合でも勝ちをさらうのがレバークーゼンとかなんだけど
だからドイツは世界で戦えるのがバイエルンのみって言われるんだよ
…BVB?
いま残留争いしているチームに無茶言いなさんな
今年のBVBファンにとってはCLはボーナスステージとしか思っていない
コイン稼げたら良いなくらなものですよ。