カウンターの遺伝子 | 徒然芝 -tsuredureshiba-

カウンターの遺伝子

Liga Espanola #7 バルセロナ vs バレンシア 0-0

スコアレスドローなことは知っていました

でも何でしょう、このドキドキ感は…

ビジャ、シウバだけのチームではなく
バランスが良い
パブロエルナンデスにバネガがスゲー
ディエゴなんで選ばないんですか?

この日今季初スタメンのアルベルダは十分活躍するけど
ここのレギュラーはマルチェナだったりするし
ベテランのバラハも居る

というかバレンシアって選手残っていると思う
バラハ、アルベルダ、ビセンテ、マルチェナ

でさらに主力に若い力が入ってきたり
他から良いベテランとか穫ってきたりして
色々とサイクルを変えていたりするんだけど

10年前のリーガ、CLで築いたカウンターは根付いている
10年前はキリ、ピオホ、メンディとカウンターの主砲に
土台部分にジェラール、ファリノスって良い選手居たなぁ~
そこからビセンテ、アイマール、カリューの時代があり
そして今はビジャ、マタ、ダヴィドシウバの時代がある。
どの時代でも伝統になりつつあるカウンターの切れ味は洗練され続けている

さらにカウンターの土台となる守備的ミッドフィルダーも
しっかりと血脈を受け継いでいる
ジェラール、ファリノスの若手から
アルベルダ、バラハのスペイン代表を支えた二人から
今はバネガとマルチェナ(アルベルダ)
シュツットガルトにオファーきたりしたけど
断って正解なんだね
惚れ惚れするパスセンスに汚いこともいとわず
悪戯好きで悪そーなキャラが良いね
中盤底がボールを奪取して早いショートパスカウンターとか
いろんな手段を持っている

そしてカウンターでもパスを繋いでも中央を突破出来る
マタ、シウバにパブロエルナンデスが自由に動けるし
ボールもキープ出来るさらにフィニッシャーのビジャが居る…
他にもミクやらジキッチと違うタイプのジョーカーも居るし

チームとしてみていて面白いバレンシア
今季リーガで観続けたいなって思いました。

さらにホアキンだったりビセンテとまだ終わっては居ない選手の頑張りも観たいし
マドリーにも在籍したベテランセサルとスペイン期待の若手Gkモヤの守護神争いも愉しみだし
CB、SBも安定した駒がしっかり揃っている。

試合自体はバレンシアの方が圧倒的に勝利に近かった
バルサは思った以上にFIFAウィルスにやられたのか
コンディション悪かったけど
それだけではないバレンシアの素晴らしさがありました。


結局もう見終わった後には
「惚れていました嗚呼嗚呼」って感じです。




いつ聞いても凄過ぎる「月」
友人曰く「桑田圭祐=月、これが黄金比率だから」
っていうけどおっしゃるとおり
山崎まさよしのカバー聞いて改めて感じました。