地域リーグ決勝大会は、JFL参入決定戦の意味合いを持つ大会である。
出場できるのは全国9つの地域リーグの優勝チーム(計9チーム)と
昨年同大会で決勝ラウンドまで進んだチームの所属する地域の準優勝チーム(計4チーム)と
大学連盟推薦の大学チーム(1チーム※推薦なしの年度も多々ある)と
全国社会人大会優勝チーム、または準優勝チーム(1チーム)の計14~15チームである。
JFL昇格、さらにその先のJリーグ参入を目指すチームは
地域リーグ決勝大会の参加権を是が非でも獲得しなければならない。
そのために優勝目指して地域リーグを戦うわけだが、そこで出場権を獲得できなかったチームは、
全国社会人大会に一縷の望みを託すしかない。
そう通称「全社」と呼ばれる同大会は“敗者復活戦”なのである。
出場チーム数は32。
ノックアウト方式のトーナメント戦である。
10月13日~10月17日の5日間、5連戦。社会人サッカーとしてはありえない日程で行われる大会だ。
負けたら終わりの大会で5連勝しなければならない。
優勝チームが既に地域リーグ決勝大会出場権を得ている場合は準優勝チームにも出場権が
与えられるが、5連戦しなければならないのは同じである。
上を目指しているのに、地域リーグ決勝大会出場権を持っていない、または獲得が非常に難しいチームは
ツエーゲン金沢、カマタマーレ讃岐、V・ファーレン長崎、FCMi-O(滋賀)といった面々である。
本日行なわれた2回戦の結果、ツエーゲンとカマタマーレが敗退した。
何とも残酷な結末であるが、受け入れるしかない。
V・ファーレン長崎とFC Mi-Oのどちらかには地域リーグ決勝大会に出場してもらいたい。
決勝、準決勝はめちゃめちゃしびれる試合になるだろうな。見に行きたかったな。。。