オレの尊敬する熊本の"石頭地蔵"の2ndアルバム「カーバイド」が届いたもんで、聴いているのですが、 えらいことになってます・・・


彼等には、もう7年くらい(?)前から、かわいがってもらっている(付きまとっている)のですが、はじめて聴いたのは熊本での彼等主催のスタジオライブだったのですが、その時の印象は、 「リチャード・ヘルみたいでカッケーバンドやなぁ。こんなのが熊本にいるんだぁ・・・」 って感じでした。

彼等のライブを形容すると「音の塊が飛んでくる」という感じでした。

んで、1stアルバムが出来たということで、すぐに購入したのですが、その時の感想は、「そうそう、コレコレ」って感じでした。

その後も福岡でライブをやってくれるときは度々駆けつけたり、おこがましくも共演させていただいたりと、自分なりに(嫁も)メンバーの方々との親交を深めていたつもりでいたのですが、ここ数年は、自分の体調が悪かったり、家庭の事情等、何かと重なって、全然ライブには行けず仕舞。なので、今回の2ndについての予備知識はほぼ無いまま購入したのです。 そしたらば。。。


"石頭地蔵"は完全に次の、或いはそのまた次の段階へ進化、深化していました。


従来の荒削りなロックンロールはそのままに、セオリーやルールなどお構いなしで、どこまでも研ぎ澄まされていく2本のギターと声。 一つ一つのサウンドに独自の質感、存在感、そして説得力があり、自信に充ち溢れたその演奏は、もうニューヨークアンダーグラウンドやらパンクのフォロワー等と言うような陳腐な表現は完全に過去のもので、これはもう、


「石頭地蔵」


彼等の音楽は、正真正銘のオリジナルです。 是非是非聴いてみてください。



石頭地蔵

http://www.geocities.jp/ishiatamazizo/


マイスペース

http://www.myspace.com/ishiatamazizo


タワーレコード

http://tower.jp/artist/405370/ 石頭地蔵


アマゾン

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%89-%E7%9F%B3%E9%A0%AD%E5%9C%B0%E8%94%B5/dp/B0030W1LE4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1267087670&sr=8-1




ひとつ難点なのが、低音がワレ気味なんです。 これはオレの視聴環境(パソコンにヘッドフォン)が悪いのでしょうね。 ああ、良いスピーカーで大音量で聴いてみたい。


トム・ヴァーラインやリチャード・ヘルも、まさか30年後の日本、それも熊本でこんなバンドが生まれるなんて夢にも思わなかったでしょうね。




まだ、鳥肌立ってるよ。。。

久方ぶりにベースを弾いてきました。

いやぁ、楽しかった。

あんまり楽しくて、3時間がアッ!という間でした。

前半は、初めてフレットレスを試してみたのですが、気合いを入れて弾かないと、ピッチは甘くなるはビビるわで、これが結構くたびれる。

でも、音はなかなか良かったので、今後に繋がるかも。

後半は、すっかり馴染んだIbanez5弦でブリブリと。

ダレですか!?イバニーズなんてダチャイって言ってるのは!?

まぁ、ボク自身も「やっぱダサイかな・・・」なんて思いかけた時もあったけど、そんなことナイヤイ!

良い音を鳴らしてくれます。弾きやすいし、EQもガッツリなので音作り楽だし。

ま、プレべの「味」には届かないのだけど、とにかく便利なヤツです。

帰ってから磨いてやりました。ホホホホホホ

最近いろいろと浮気したくなるのですが、やっぱ正妻というのは一人なんですね。ホホホホホ

ボクは、いっぱい曲が書けるタイプではないので、普段思いついたアイデアやフレーズをメモったり、ICレコーダーに録音したりするようにしています。

で、今日は体調も良かったので、ノート、PCICレコーダーに溜まったアイデアをまとめていました。

でも、なかなかそこから膨らまないのですね。

いろいろ試してみたいアイデアはあるのだけど、現在それが出来る環境がない。というか、自分がそこまで至っていない。

最近考えているのは、自分らしい音を作ること。

はて?「自分らしい」とは、何なのか?

で、昔やってたバンドの音源や、昔好きだった音楽を聴き返してみたり。

そんでもって、昔のやり方で昔のような音を作ればいいのか?

いや、そんなはずはない。

少なくとものボクは、あの頃以降、日々たくさんの音楽を聴いて、たくさんの本を読んで、たくさんの経験をして年齢を重ねてきたわけで、確実にあの頃よりも成長しているはずで、あの頃では作れなかった音が作れるはず。しかも、「機材」は確実に進歩している。

そうは思うのだけど、それをどう表現するべきなのか、いまいち「コレダ!」ってのが無い。

実は、この「機材」というのがクセ物で、最近の機械の進化っぷりは恐ろしいもので、その余りにも多機能になりすぎた「機材」を、昭和育ちのボクは使いこなすことが出来ていない。

ボクにはカセットMTRが似合っている。

DAWソフトを入手しても、説明書に書かれている用語の意味がわからないので、いちいちググったりウィキったりしてたら全然進まないし、ググってみても同じことで、またググってググって、寄り道して・・・・結局何を調べていたのかわからなくなってしまう有様。

昔はMTRと言えばカセットの4TRで、コイツをどうこねくり回してやるか?ってのが楽しかった。

今では「ワーク・ステーション」と呼ばれる「オール・イン・ワン・シンセ」が一斉に各メーカーから発売された時、当時のバイト先のピザ屋のマスターに借金してYAMAHASY77を購入した時は、その便利さに感動したものだ。まず、ドラムマシンが不要になり、16トラックのシーケンサーを使えば、ピンポン無しで都合19トラックも使えるという、夢のような楽器だった。

しかし現在、ホーム・レコーディングの主流はPCになった。

トラック数も、使える音色も、無限に等しい。

明らかにボクの脳みそを凌駕しているのです。

ボクのような程度の低い音楽家が、いくら頑張って音を作っても、それより良い音がデフォルトで存在する。

この、「機材」との戦い。

早々と白旗を揚げている状態なのです。