今や携帯は生活に欠かせない必須アイテムとなっていますが、携帯電話がまだ一般に普及する前から携帯のコレクションをしている人達もいます。

今ではこうした人達は「携帯電話研究家」と呼ばれています。

今日はお二方をご紹介します。

まずは「木暮祐一」さん。
木暮氏は、自称「ケータイ評論家」として活躍されていましたが、さっき彼のホームページを見てみたら「携帯電話研究家」となっていました。
木暮さんとは面識があり、何度か面白いことをやりたいね、ということでいくつか話が盛り上がったことがあります。

彼は20年前から自動車電話、携帯電話をコレクションして、現在は1,000台を超えているそうです。
まさにケータイマニアですね。

もう一人は先日日経新聞のコラムにも載っていた「山根康広」さん。
我々の時代で「山根康広」というと、結婚式の定番曲である「Get Along Together」のシンガーソングライターをイメージしますが、こちらの山根氏は携帯電話研究家です。

山根氏は、香港などで携帯を買い集め、現在は1年に100台のペースで通算750台を保有しているそうです。
中には中国で買った「始皇帝携帯」とかノキア製の高級携帯である「8810」もあるとか。

木暮氏は特に日本の携帯に詳しい研究家、山根氏は逆にグローバル通な携帯研究家といった感じです。

日本では、変わった携帯というと、MVNO方式やコラボ方式で「DISNEYケータイ」や「PRADAケータイ」、「ガンダムケータイ」などが販売されましたが、ここ最近の話題では、「JALケータイ」があります。

「JALケータイ(正式呼称は「JALマイルフォン」」は、携帯使用料でマイルが溜まるケータイ。
「お得さ」を売り物とした初の試みではないでしょうか?
ホームページを見ると、申込が殺到していて人気機種がなくなっている、ということなので、それなりのニーズがあるのだと思います。

端末だけではなくて、中身で差別化を図る時代に入った感じです。