今週は、年休を貰い4連休となり涼しく成ったのでそろそろ遠方に出かけようと思いましたが生憎の雨模様で予定が狂ってしまい家でごろ寝していました。
しかし、家族全員、学校や仕事に出かけ自宅でのんびりするも退屈で、自宅から手軽に出かけられる房総のむらに行こうと突然思い立ち出かけて来ました。
房総のむらは子供が小さかった頃、良く遊びに連れて行ったのですが、十数年ぶりの訪問となりとても懐かしかったですね。
今回の訪問の目的は、旧学習院初等科正堂の見学でした。
ついでに、再現された昔の街並みや農家もしっかり見学し房総の風土についてしっかり勉強して来ましたよ。
旧学習院初等科正堂は、1899年(明治32年)東京府東京市四谷区尾張町(現・東京都新宿区)に建てられました。
1937年(昭和12年)の皇太子入学に備えて、正堂を建て直すため、1936年(昭和11年)宮内庁下総御料牧場のあった印旛郡遠山村へ下賜され移築され、1938年(昭和13年)から、遠山尋常高等小学校(後に遠山中学校)の講堂として使われて来ました。
その後、1973年(昭和48年)に成田市から千葉県に寄贈され、 1975年(昭和50年)に現在地の千葉県房総のむら内に移築されました。
木造平屋建て、スレート及び瓦棒銅板葺で、装飾が少く意匠は簡潔ですが、様式手法は堅実で落着いた趣をもった建物です。
先ずは、外観からです。
正面より右手を回り一周します。
それでは、講堂内部に入ってみます。
講堂の演壇はかなり狭いですね。