今夜は、明日が休日なので急いで帰って来ました。

横浜シリーズが続きますが打越橋を紹介します。

通称「飛び込み橋」、打越橋の別名です。

その名の通り、橋から飛び降り自殺を図る者が後を絶たない自殺の名所である。

橋桁の下に御地蔵様が奉られています。

自殺の名所と言うことは後で知りましたので変なところにお地蔵様があるなぁと思いました。

同時に、この場所は心霊スポットとしても有名なようで何となく涼しそうな場所でしたね。


打越橋は、昭和3年の竣工で、横浜市中区山元町から伊勢崎町方面に向かう所に架かる橋長38mの鋼アーチ橋です。
橋の下を走る道路はかつて路面電車が走っていました。

アーチが変断面であるため、独特のスタイルとなっています。
構造的にはアーチの両端がヒンジとなった、2ヒンジアーチで、かつ、その上に載っているトラス構造の補剛桁が連続しているので、上路式のローゼ橋と言える構造で、70度の斜橋でもあります。


変断面のアーチ。


フォーキー・ブルースの近代産業遺産と廃墟めぐりetc

下から見ると斜橋なのが良く判ります。


フォーキー・ブルースの近代産業遺産と廃墟めぐりetc

フォーキー・ブルースの近代産業遺産と廃墟めぐりetc

お地蔵様が写った写真が一枚ありました。


フォーキー・ブルースの近代産業遺産と廃墟めぐりetc


自殺の名所らしくフェンスで囲まれています。

フォーキー・ブルースの近代産業遺産と廃墟めぐりetc

しかし親柱の脇はがら空きですね。

自殺する人の心理として橋の中心部から飛び降りたくなるのでしょうか?


フォーキー・ブルースの近代産業遺産と廃墟めぐりetc

とても構造的に、すばらしい橋なんですが自殺の名所と心霊スポットで有名になってしまっているようで残念ですね。