髪の毛は引き続きじわじわと生えてきてくれています。

少し遠巻きに見ると、頭がうっすら黒く見えて、生えてきたのを実感しますね。毎月頭皮洗浄に行くのと、頭皮マッサージを心掛けます。

眉毛は3割くらい生えました。

眉ティントは眉毛の位置を忘れないためと、眉毛を描く際にノリが良くなるので使っていました。そろそろ使わなくていいかなあと思っています。

まつ毛は2mmくらい、ちょろっと生えてきました。特にまつ毛、早く伸びてほしいなあ。

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忘れちゃうので、記録も兼ねて抗がん剤の副作用を振り返っておきます。

私が受けたのは、TC療法で3週間間隔で投薬を行います。計6クールでした。

私の副作用は、骨髄抑制、足や身体のだるさ、脚の関節痛、手先・足の感覚の違和感、味覚障害・食欲減退が主なものだったと思います。

胃の不快感は、かなり薬でコントロールが効いていたと思います。胃が重くて嫌な感じでしたが、一度も嘔吐まではいっていません。

【副作用の流れ】

・骨髄抑制のため、白血球数や血小板数が下がる。強く体感しないが、投与2週間目あたりは息切れがしやすい。

・気づいたら寝ているような身体のだるさは、投与日夜~5日目あたりまで続く。

・投与日夜~2日目から、足のだるさが始まる。 

・3日目から脚の関節痛が始まる。4日目、5日目がキツく、痛み止めを飲む時間間隔が狭くなる。骨が痛い感じがする。

・3日目~5日目にかけて手先、足先、足裏の違和感が出てくる。足裏の違和感は、足裏の厚みが増した感じになる。

・抗がん剤投与している最中から口の中が薬品っぽくなる。特に塩気を感じづらくなり、1週間をかけて段々改善する。

・2日目から、膨満感や口の中に違和感があることから、食欲減退する。食事をしたいという意欲が薄くなる。味覚障害改善と共に、食欲も改善する。

・3日目くらいまで、便秘傾向になる。4日目以降、一転して下痢気味になる。ピコスルファートナトリウムを使って、とにかく毎日の排便コントロールは心がけました。

【一番しんどかったとき】

・関節痛は、1クール目が一番しんどかったと思います。(いつが痛みのピークかわからないからこそだと思います)

・味覚障害、食欲減退は3クール目が一番キツく出ていました。強い味であれば分かりやすく、ラーメンが食べやすかったので、カップ麺ばかり食べていました。

・手先、足の違和感は、2クール目が一番強く出ていました。

このときは手のこわばりが一番気になっていました。ホルモン補充を始めたところ、それ以降、手のこわばりは全く無くなりました。

手先、足の違和感は基本的には毎クール改善し、次のクールには残りませんでした。しかし、右手人差し指の第一関節の一部で、軽く違和感が残っています。

・骨髄抑制は治療が進むにつれて酷くなっていき、3クール目からは毎回投与が延期になり、治療終了が予定より1カ月遅くなりました。

耳鳴りしたり、息切れしやすくなったりしていました。難聴に移行した場合、改善が見込めない為、耳鳴りについて主治医に話したら、少し空気が変わりました。結局聞こえに異常が無かった為、治療続行となりました。
 
一度こけて膝を軽く打ちました。軽い打ち身のつもりが、酷く内出血してなかなか治りませんでした。

発熱したりはしませんでしたが、スケジュール通りに進まないとつらくなりました。


【その他】

・爪の変色や割れはありませんでした。

抗がん剤中は、爪の保護用のマニキュアをしていました。ジェルネイルをしようかなーと思っていたのですが、結局せずでした。

・頭の脱毛は2クール目前には始まり、3クール目で一部を除いて抜けました。
眉毛、まつ毛も4クール目には無くなってしまい、顔の印象が全く変わってしまいました。

・味覚障害、食欲減退対策にカップラーメンばかり食べていました。白ご飯が食べにくくなりました。強い味のものであれば味覚を感じやすかったのと、楽なのもありました。

・味覚障害対策に亜鉛サプリをとっていました。(主治医に質問したところ、亜鉛が不足すると味覚障害に繋がるとのことでした。血液検査の結果、亜鉛不足ではありませんでした。)

・口内炎にはなりませんでした。とにかくうがいと歯磨きをしていました。うがいは、口の中がすっきりして味覚障害がマシになる気もしたので、気をつけていました。

ただ、1クール目の4日目くらいにオレンジジュースを飲んだら歯茎が痛みました。以降、投与して一週間以内の柑橘系摂取はやめました。

・とにかく歩いていました。

適度な運動を心掛けていて、副作用が酷くなければ、とにかく近所を歩いていました。

【投与中にしていたこと】

・口の中が薬っぽくなるのが嫌だったので、投与中に氷を舐めていました。少し不快感はマシでした。

・手足の冷却は、結局3クール、4クールのみしました。