“人生で大切なものは、みんなサッカーから教わった“
■サッカーとの出会い
僕が小学3年生の時だったと思う。
Jリーグが開幕し、ふとテレビで見たヴェルディ川崎の試合で、三浦和良選手(以下 カズ選手)のプレーに魅了され、
「あの選手みたいになりたい」と思ったのが、サッカーを始めた“きっかけ“だった。
そんな単純な想いで、サッカーを初め、毎日練習に励んだ。
家族は応援し、サポートしてくれた。試合にはほぼ必ず見に来てくれた。
普段は仕事が終わるのが遅く、
毎日晩御飯を一緒に食べることが少なかった父親も、
サッカーの試合だけは欠かさずに来てくれて、
「今日の試合は良かったね」 などと、
家族みんなで話ができることが、本当に嬉しかった。
僕がサッカーを頑張ることで、家族の「絆」が深まっていくことが、本当に嬉しかった。
Jリーガーになったら家族はもっと喜んでくれるはず・・・
そこから、僕の夢は「Jリーガーになって家族を幸せにしたい」という大きな夢となった。
■夢が叶った先に・・・
その夢が叶った瞬間。
2003年にヴィッセル神戸に新加入した時、チームメイトにカズ選手もいた。
憧れの選手を目の前に、言葉がでず、ひたすら涙したのを今でも鮮明に覚えてい る。
憧れが夢に変わり、目標となった。
それがエネルギーになり、無我夢中で走り続けた。
しかし、夢を叶える事ができた本当の理由に気づいたのは、Jリーガーになってから。
家族のサポート。
学生時代の練習や試合への送り迎え。
サッカー道具も買ってくれた。
全国大会の旅費も安くはなかったはず・・・
進路で迷ったときも一緒になって悩んでくれた。
そんな家族がいたからこそ、サッカーを続けることができ、
「Jリーガーになって家族を幸せにしたい」
という思いを強く、長く、持ち続けられたのかもしれない。
プロサッカー選手として、5年間、精一杯やってきた。
プロサッカー選手としては、大きな功績は残すことができなかったが、
“サッカーを通じて、たくさんのことを学んだ“
夢を持つ大切さ。
夢に向かって取り組む姿勢。
仲間との絆。
家族とまわりへの感謝の気持ち・・・・・etc
引退後、ヴィッセル神戸の営業スタッフとして、
3年間クラブをサポートしながら、 ずっと考えていたことがあった・・・
「サッカーで培ってきた経験で、僕にできることは、一体何だろうか?」
「これから先、僕が世の中に貢献できることは、一体何だろうか?」
僕の「志」で、
「どれだけの人に喜んでもらえて、どれだけの人に幸せになってもらえるだろうか?」
「どれだけ、貢献ができるだろうか?」・・・と。
■新たな夢へのスタート
まだ明確な答えがない中、ある家族と少年に出逢って、僕の人生が大きく変わることとなる。
ヴィッセル神戸の営業スタッフだった頃、あるお客様より、
「息子がサッカーをしているから、一度家に食事に来てくださいよ」と言われ、
仕事の休みを見つけて、家に向かった。
家に到着すると、その家族と親戚の方々が僕のことを歓迎してくれた。
大きな食卓の上で、豪華な手料理を食しながら、サッカーをしている子供と何気なく喋っていた。
「○○君の夢はなーに?」
FCバルセロナに入って、メッシやイニエスタとプレーすること」
(家族と親戚は、声を揃えて笑っていた・・・)
(またか、という感じ・・・)
続けて、
「なんで、FCバルセロナに入りたいの?」
すると、
「スペインでプレーして、超一流の選手になって、家族を連れて行くんだっ!」
「みんなで、スペインで住むの。いいでしょ~」
と笑いながら話す。
笑いながら話す少年の眼をみると、本当に叶えてしまうかもしれないという程、
『力強く、輝かしい眼』をしていた。
少年の眼をみた『瞬間』
僕の全身が震えて、記憶がフラッシュバックするかのように、
自分の過去を思い出した。
「僕は、絶対Jリーガーになって、家族を幸せにするんだっ!」
と、夢を熱く語っていた小学校時代と、全く同じ過去を思い出した・・・。
その瞬間、自分の中で、何かが吹っ切れた。
「これだ!」
「自分がやりたかったことは、これなんだ!」
“夢を志した少年が成長し、夢を叶えることで、家族が幸せになる“
その幸せを、世の中にたくさん創っていきたい。
たくさんの人に喜んでもらい、たくさんの人に幸せになってもらい、たくさんの人 に自分自身が“貢献“できること。
それは、 世界中のサッカー少年とその家族に、夢を叶えてもらうこと。
夢を叶える道筋をつくってあげること。
純粋に、その子供の夢を叶えてあげたいと思ったのです。
そしてその想いに、どれだけ僕自身が“貢献“できるか?
そう思ったとき、僕の新たな夢は決まっていた。
それが、 子供と親の夢をかなえる『ドリームナビゲーションプロジェクト』を世の中に提供すること！
『子供の夢を育み、家族の笑顔を増やし、世の中にたくさんの幸せ』を生み出だすこと、
そのプロジェクトが１０月に開始する。
まだ公開できないけど、
本当に夢を叶えたいと思っている子供と親に、自信を持って届けていきたい！
事業を通じ「子供の夢を育み、家族の笑顔を増やし、世の中にたくさんの幸せ」を創造し、夢と希望に満ちた、幸せな社会を創ることに邁進していきます！
すべての人に感謝！
フットボールナビゲーション株式会社
代表取締役
子供と親のドリーム・ナビゲーター 仲里 航
