「F-MARINOS TILL I DIE ~死ぬまでFマリノス~」 のファッションご意見番、
ドン・コニシヌマーデ(イタリア系)の独断と偏見による、
各チームのユニフォームを辛口レビュー&採点。
第2回目です!
その1はコチラのリンクから→→『ドンさんの新ユニフォームレビュー その1』
引き続きマリノスのユニフォームを基準点の『80点』として採点していただきます。
それではさっそくMr.ドン・コニシヌマーデにうかがってまいりましょう!
☆ ジュビロ磐田
「あちゃー。やってしまいましたね。
昨年のユニフォームがシンプルでなかなかイケてただけに、
この何とも時代錯誤な、腹巻きデザインは余計イケてなく見えます。
正直弱そうですね。
そして、なんか、デザイン要素が多過ぎて、しっちゃかめっちゃかな感じですな。
それなのに、なぜかデザイン的にインパクトがないというか、振り切っていないというか。
置きに行った球を打たれて、完璧に左中間まっぷたつって感じでしょうか。
とくにアウェーは、どこぞのパジャマのようです。
プーマのボディ自体はクールですが、ちょっとこの首周りで親父臭さを増してしまってるようです。
YAMAHAのスポンサー文字はかっこいいのに、
こんなデザインがふわっとしちゃったのはなんででしょうか?ネタ切れなんでしょうか?
だったらなおさら原点『カイキ』する勇敢さが必要でしたね。清水はそれで成功しましたね。
ユニフォームでの、静岡ダービーは清水の圧勝でした。
採点はちょっと厳し目の『62点』。」
☆ ヴィッセル神戸
「お次は、積極過ぎる補強で、上位進出が現実味を帯びて来た神戸。
今年は、一桁順位に入った勢いを持続させるためか、
ユニフォームはマイナーチェンジ。
昨年黒かった肩の部分を、神戸カラーのクリムゾンレッドにして、
逆に脇のブブンを黒くしただけの変更ですね。
昨年と印象は全く変わりませんが、ボディカラーが個性的であるが故、シンプル路線継承は正解でしょう。
肩の黒がないことで、ほんの少し、昨年よりシンプルに見えるようです。これはプラスですね。
ただ、どうせなら、首元の気持ち悪い黒いVもやめた方が良かったんではないでしょうか。
そして、物議を醸したステンシルデザインのナンバー。
今年も継続するようですが、ちょっとどうなんかなぁって感じです。
なんか『所さん』って感じなんですよね。
この字体、それだけ見ると良いんですが、ユニフォームの背番号としてはずっと見てると飽きがきますよね。
まぁでもこのユニフォーム、全体的には好印象です。全体が一色のユニっていいですよね。
あと、背スポのKAWASAKIのおかげもあるかもですね。
採点は『75点』ってところでしょうか。」
☆ コンサドーレ札幌
「むむっ!これはなかなかいいですよ!
写真だとよくわかりませんが、コチラをご覧下さい。
まず、ホーム。
雪の結晶柄がグラデーションで入っていますが、なかなかドラマチック。コニシヌマーデ的にはアリです。
そしてこの赤と黒のストライプの太さが絶妙。
最近ミランが細いストライプを採用したりしてますが、そこであえて、オリジナルの太さにこだわったのは正解でしょう。
kappaの袖のデザインともマッチしてますし、胸スポのスカイブルーもいい感じです。
そして、このアウェーのデザイン。けっこう好みですよ。
ここぞとばかりにアシンメトリーを強調し過ぎることもなく、
シンプルかつ個性的で、いいですね。
パンツのkappaデザインはどうかなーっておもいましたがそんなに気にならないですね。
ソックスがちょっと惜しいかなぁ。もうひとひねりするか、もうすこしシンプルにすれば、しまったんでしょうけどね。
とはいえ、これはなかなかスキがない、いいユニフォームですよ。買った人の満足度も高いでしょう。
採点は『87点』。」
ドンさん、今日もありがとうございました!
引き続きその3も、近々アップ予定。お楽しみに!
(N)