藤田まりのAnemone日記

藤田まりのAnemone日記

藤田まりの活動や日々の感じることを気のおもむくままに綴ります。

本日、6月議会が閉会しました。

悔しい気持ちでいっぱいです。

 

本日の採決にかかった

一中校区の施設一体型小中一貫校の建設に伴って、来年4月から交野小学校児童の約600人が、長宝寺小学校(児童数約150人)へお引越しする、小学校統合の条例改正案。

学校運営の大前提は

『子ども達の安心安全』なのに。

このコロナ禍で、なぜ強行するのか?

その強行を一体誰が望んでいるのか?

保護者からは、

「子どもの安全安心よりも、コロナ前に決めたスケジュールありきで、計画を強行する市の姿勢に不信感しかない。」

そんな声が聞こえてくるのも当たり前です。

 

だって、

来年に小学校統合されれば、

例えば4年生は学年全体で138人。

1クラスは約34.5人。

だけど、仮に統合せずに来年度を迎えたら

長宝寺小学校の4年生は

1クラス23人。

統合されることによって

1クラス約11人の増加です。

これ、明らかに教室の人口密度が高まっているでしょう!!

それって、コロナ感染のリスクをみすみす引き上げることをしているってことでしょう!!

どんどん変異株が出てきて、

子どもへの感染リスクも高くなってるって言われて、

多くの親も子も不安でいっぱいな日々。

なぜ、今

その不安をさらに煽るようなことを強行できるのか?

そして、このコロナ禍の混乱があるからか

今まで楽しく学校に行けていた児童が、

最近は学校に行きづらくなっている。

という、そんな親御さんの話を聞きました。

お母さんいわく、

「来年もし、小学校が統合されれば、我が子は学校に戻ることができなくなるでしょう。」

そうおっしゃっていた。

今回、市長・教育委員会・議会が出した結論は、

こうした一人の大切な子どもを、本当は行きたい学校から

有無も言わせず締め出したようなもの。

その子が何故、

今、楽しく通っていた学校に行きづらくなっているのか?

どんな不安を抱えているのか?

その不安が解消されないままに、

来年4月に他校から600人もの児童が引っ越してきたらどうか?

イマジネーションして、寄り添うことはいくらだってできたのです。

 

そして、

こうして苦しんでいる子は決してこの子だけじゃないはずです。

感受性が豊かな子ども時代だからこそ、

私たち大人以上にさまざまなことに

心を痛めているのではないでしょうか。

だからこそ、

このコロナ禍の混乱を理由にして

せめて計画を遅らせて、

検討や準備が不十分な課題

(副担任制の導入や学校かワンセラーなどの常駐、

ZOOMじゃなくて対面での学校交流など)を、

その間に解決に繋げて、

保護者の安心と納得を得る時間に使うことだってできたのです。

だけど、その提案すら教育長は聞き入れなかった。

(6月18日の委員会にて)

一体、誰のためにやっているのか?

この問題は、条例が通ってしまったからと

終わりにできる問題ではないと思っています。

行政の都合を押し付けたれて

苦しめられる児童が出ないように

引き続き、課題解決のために

保護者や地域のみなさんと力合わせて取り組んでいく決意です。

このままではどうしたって終われない。

本日の議会での討論などは、

日本共産党交野市議会議員団のホームページにアップしております。

よければ、ご一読ください。

 

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将来へのツケ懸念!

令和3年度予算 

一中校区の施設一体型小中一貫校建設事業に

約76億円!!

 

 先日、交野市議会3月議会が終了しました。

私たち日本共産党議員団は、今回の議会にて一中校区の施設一体型小中一貫校建設に伴う  約76億円の継続費と、それに関連する事業に係る予算、

給食センターの民間委託に伴う債務負担行為 令和3年度〜8年度までの10億7千万円を削除する修正案を提出しました。

 しかし、公明・維新・市民クラブ・自民(会派無所属)の反対多数によって否決され、市が提案した予算が可決しました。

 

 

【コロナの影響大!市税収入は減少へ】

市に直接入ってくる税金収入のうち、固定資産税・都市計画税の減収分は国から100%補填されますが、個人市民税・法人市民税の減収分は75%の地方交付税措置となります。

前年比では、個人市民税は約−4億6千万円・法人市民税は約−7千万円です。

また、リーマンショック時とは違い、広範な業種に影響を及ぼしており、コロナ収束が見込めない中で減収回復の目処も立たない状況です。

 

【市の年間予算の約25%にもなる大型事業費 

              そのほとんどが借金!!】

★平成30 年に示していた「交野市財政運営基本方針」の見直し案を今年度中に示すと言いながら、いまだ示されていません。

この方針では当初、平成30年からの10年間で市内全体の学校整備費として95億円の枠を設け、そのうち一中校区の学校建設の予算は約45億円と想定されていました。

しかし、フタを開ければ総事業費83億円という事態です。

そして、今回の予算では、交野市の年間予算の約30%にもおよぶ約76億円もの大型事業費を組んでいるのです。

将来にツケを回さない財政運営が本当に可能なのか判断する資料もなく、責任ある審議の前提が崩れているにも関わらず、なぜこの大型予算が適正であると判断できるのでしょうか。

 

★令和3年度の予算には、一中校区の施設一体型小中一貫校建設に伴って組まれている、約76億円の継続費が計上されています。(令和3年度から令和6年度まで)

しかし、その金額の内訳は、

国からの補助金・・・たったの約6億円

市費・・・約7億円

市の借金・・・約63億円     となります。

 

 

【コロナ前の物価指標使う 時代錯誤予算!!】

★この76億円の積算根拠は、2019年4月の物価指標を使って出した金額です。コロナ禍のなか、今後の状況次第では建築物価が大きく変動する恐れがあり、今の段階では予測困難なため結果次第代ではさらに事業費が増大する危険性があります。(建設事業者からも物価変動が読めないと指摘されている。)

そんな状況のなか、市が選んだ事業手法は実施設計+施工一括発注方式(基本設計先行型D B方式)です。そして、この手法とともに物価の変動が起こっても事業者が損をしないようにと「物価スライド方式」を盛り込んでいます。

※「物価スライド方式」にする事で、建築物価が高騰しても自動的に事業費も物価に合わせて上昇し、総事業費の増大に歯止めが効かなくなる恐れがある。裏を返せば、市民の借金が自動的に増える事になる。

 

【狭い敷地に1100名越え!!国の標準規模を大きく超える

  過密・過大規模の学校で教育環境悪化は避けられない!】

 今の計画では、長宝寺小・交野小・一中の3校統廃合によって1100名を超える児童数となり、最大34学級にもなる過大規模の学校の義務教育学校となります。しかし、文科省は施設一体型小中一貫校や義務教育学校を作る時には、「規模の標準は27学級以下」と 定めているため、その標準から大きく外れる学校となることは明白です。

 

【子ども達からは少人数を望む声が】

 先日、長宝寺小の保護者に配布されたP T A広報誌には、長宝寺小を卒業する6年生のアンケートが載っており、「長宝寺小の好きなところは?」という質問の第1位が「人数が少ないところ」と半数の児童が答えています。他にも「学年交流が多く、他の学年とも仲が良い」や「運動場が使いやすい」などが挙げられており、子ども達は充実した小学校生活が保証されてきたことがよく分かります。

 コロナ禍のなか、全ての子ども達に必要な教育環境は1100名を超え、一つの校舎で、プールもない、狭いグラウンドの過密化大規模な学校ではなく、一人ひとりに先生の目が行き届き、十分に活動場所が確保できる学校です。

 

【給食センターの民間委託 完全にコスト増!道理なし!】

 今回の予算では、令和4年度から調理部門も完全に民間委託するとして10億7千万円の債務負担が計上されています。しかし、直営で運営してきた令和2年度の決算ベースで比較すると、民間委託にする事で年間3千万円のコスト増に!!

直営の今でも、コストを抑えながら安心安全の学校給食が提供できているのに、なぜこのコロナで減収しているタイミングでコスト増になる民間委託を進めるのか?     

全く道理がなく、中止するべきです。

 

 

本日、交野市議会全員協議会が開催されました。

私が、議員になってから初めて、全員協議会にたくさんの市民が傍聴に来られ、

交野市民にとって「ゆうゆうバスの廃止」がどれだけ切実な問題なのか実感しました。

 

さてさて、交野市で走っている「ゆうゆうバス」とは?

・65歳以上であること

・障害者手帳を持っている

・乳幼児、妊婦

この3つの条件に該当する市民なら誰でも無料で乗れる「福祉バス」です。

 

なぜ今廃止なの?

市の言い分は…、

ざっくりいうと「京阪バスの減便や撤退を免れるため。」

「高齢化が進んでいるから、ドアtoドアでの外出支援が必要な方が増えているため。」

だそうです。

 

うん??

京阪バスの赤字は、10年前と現在を比較すれば約80万人(年)減少してます。

その要因は、高齢化がすすんで通勤・通学にバスを使う人が減ったから。

それと、民間バス事業者はどこも運転手不足…。

これが現状です。

 

一方、

ゆうゆうバスは2コースで約9万人(年)の乗客数。

ゆうゆうバス乗車証の発行枚数は、約9,100枚(年)。

 

単純に考えても、ゆうゆうバス2台(年間予算 2,000万円)を廃止しても

民間バス事業者が抱える問題の解決には繋がらないのです。

だけど、交野市民にとってはゆうゆうバス2台を廃止される代償は、めちゃくちゃ大きいと思います。

 

とりあえず、今日の全員協議会でわかった事をお知らせします…。

 

ゆうゆうバスに代わる外出支援策の施策内容(案)

①(仮称)交通系ICカード活用 公共交通機関運賃補助事業(年間予算 1,700万円)

 ・基本的に対象者は、審議会でかけられていた者に変わりはないが、経過措置期間として3年間は「現在、ゆうゆうバスの

  乗車証を持っている人」は全て対象となる。

 ・バスポイント2,000ポイント(1回/年)を付与する場合はICOCAカードに限り、

  2,000円分のチャージの補助を希望する場合はPITAPAカード以外なら使える。

  ※2,000円分のチャージ補助ってコンビニとかで買い物にも使えるよね…?公平公正といつもいう行政が、

   この税金のバラマキを良しとしていいのでしょうか?

 

②(仮称)公共交通不便地区移動支援事業(年間予算 600万円)

  ・発着点はまだ未定だけど、ゆうゆうセンターor河内磐船駅発でバス停の寺会館・ワーキングエリア前・神宮寺集荷場・

   松塚上池だけのピストンコースになりそう…?(議員からは、決まってないなら決めてから書くべきとの意見も)

   ※うん?ちょっと待って。交野市内には山手地域も多く、京阪バスは走らない地域もある。

    例えば、私市山手は高齢化もすすむ中で、急な坂道を下れない高齢者も多く、ゆうゆうバスが外出のために重宝されて

    きたのに、なぜ寺・神宮寺だけに走らすの?市民感覚や実情から考えればこれこそ不公平じゃないでしょうか?

  ・運賃は無料を想定

  ・対象者は、⑴75歳以上の高齢者 ⑵65歳以上75歳未満で障がい者手帳所持者(身体5・6級、療育B2、精神3級)

   ⑶障がい者手帳所持者(身体1〜4級、療育A・B1、精神1級・2級)で、本人が市民税非課税者。

   ただし、経過措置として3年間は「現在、ゆうゆうバスの乗車証を持っている人」は全て対象となる。

   ※経過措置の対象期間が終わったら、寺・神宮寺地域に住んでいる方の生活の足ってなくなるよね…?

    これって問題を先送りにしてるだけで、解決には全くならないのではないでしょうか?

 

③高齢者外出支援サービス事業(年間予算 700万円)

  ・対象者は、65歳以上で介護保険で「要介護3」以上の認定を受けている方。

  ・福祉タクシーや、一般タクシーの初乗り運賃相当分の助成。

  ・交付枚数は、24枚/年(月何回使用しても良い。)

  ※そもそも、この事業は他市に比べて交野市では遅れていたもので、今回の拡充は社会状況から見れば当たり前のことで、

   ようやく他市に追いついただけだし、月に何回使っても良いとなっても年間24枚じゃあそもそも足りない…。

   しかも、福祉タクシーの台数も少ないし、一般タクシーも朝の時間帯とかはなかなか予約も取れない状況だとか。

   タクシー補助があっても、そもそもタクシーに乗れなかったら使えない。となると、ゆうゆうバスの代わりと考えるのは

   どうなのでしょうか?

  ※審議会での意見が全く反映されていないってそもそもどうなの?

 

④重度障がい者移動支援サービス事業(年間予算 500万円)

  ・対象者は、障がい者手帳所持者のうち「重度」認定者。(年齢制限なし)

   ⑴身体障害者手帳:1・2級(下肢・体幹・運動機能・視覚・腎臓・呼吸器・肝臓・免疫)

   ⑵療育手帳:A

   ⑶精神障害者保健福祉手帳:1級

  ・福祉タクシーや、一般タクシーの初乗り運賃相当分の助成。

  ・交付枚数は、24枚/年(月何回使用しても良い。)

  ※重度障がい者の対象を拡充したとのことでしたが、これも交野市は他市に比べて遅れていたものだし、

   年間24枚で外出支援って言えるのでしょうか?そもそも、③と一緒で乗りたいときにタクシーがつかまらなかったら…。

   収入の面でも、そんなしょっちゅうタクシーに乗れないという声も多いし、どうなの?

  ※審議会での意見が全く反映されていないってそもそもどうなの?

 

⑤(仮称)妊婦移動支援サービス事業(年間予算 100万円)

  ・対象者は、妊婦。

   ※え?乳幼児は対象外。ゆうゆうバスは乳幼児も対象だったのに…。子育て世代からしても福祉の後退になってるのでは?

  ・交付枚数は、10枚/年(後期妊婦検診の回数を参考にしたようですが…。)

 

⑥(仮称)送迎車両購入費助成事業(年間予算 500万円)

  ・対象者は、障がい者総合支援法に基づく、障がい者就労支援事業(A型・B型)を実施している市内の法人。

  ・送迎車両購入費の1/2を基準で、100万円を上限で助成。

  ※う〜ん?そもそも、障がい者就労支援の目的って障がいを持っていても自立した生活を送れるようにという目的があって、

   その自立の考え方には通勤も含まれるはず。その視点抜け落ちてるよね…。

  ※そして、何より事業所側からしたら送迎をしようと思ったら、運転手確保も必要だし、もちろん人件費はかかる

   車の維持経費はかかるで持ち出しめちゃくちゃ出てくるはず。それでなくても運営きびいしいって状況で、100万円だけ

   車両購入のための費用助成してもらっても負担増えるんじゃ難しいってなるはず。

   これで、ゆうゆうバス廃止しても障がい者の外出支援策は万全!!ってならないよ…。

 

 

こんなツッコミどころ満載な案が示されましたが、

議員からはもちろん様々突っ込まれ、訂正や追記した後

もう一度、委員会での所管事務調査にかけられることになるようです。

 

そして、12月の広報に載っていたように

12月20日から1月31日の日程でパブリックコメントが実施されます。

情報は市HPを見てしか得られないということだったので、

思わず「それはないでしょ!高齢者や障がいを持つ人の中にはHPを見れない人も多いのに。

せめて、市民説明会をするべきじゃないですか!?」って突っ込みましたが、

「市民説明会はしません。」と…。

こんな不誠実なやり方で誰が納得するのでしょうか。

 

 

 


熊本の支援に参加してから、
もう時期ひと月が経ちます。

大阪に戻ってきてから、
あっという間に日常に引き戻された感覚があったけど、
正直、熊本で出会った人たちや、状況が頭から離れない。

あの子はどうしてるだろう?
たわいない話をしながらよく笑っていた、あのおばちゃんは元気かな?
一緒に仮設のキッチンに立って、ユニットハウス村で収穫したきゅうりで酢の物つくった、おばちゃんは笑顔でいるかな?
家が全壊だから、ボロボロで取り壊す予定だった親戚のアパートに間借りして暮らしてるって言ってた女性はどうしてるかな?
「支給されるコンビニ弁当とか缶詰ばっか食べてっから、夏バテだ」「栄養ドリンク飲みたいよ・・・。」ってこぼしてた、おじちゃんは元気になったかな?
とか、もぉ〜〜〜〜〜頭の中グルグル( ;´Д`)

で、結局いつもたどり着くことは
「憲法の25条の
 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するってどういうことなん?」
ってところに・・・。


私が行った益城の体育館には何百という方が、プライバシーもないような生活をしてたし。
自家製ブルーシートテントで暮らし続けるオジさんにも出会った。
そして、コンテナハウスに身を寄せ暮らし、
やっと仮設住宅にって移り住んでも夫婦二人とかだと、1K4.5畳での暮らし。

これが最低限度の暮らしの営みっていうのか?

なんか心に隙間風ピューピュー吹き荒れる感じになる。




今の自分にできることは?って考えて、
まずは出会った人たち思い浮かべて、カタカタと作成中。






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昨日から3日間かけて、保育を取りまく状況や、問題を学び活かしたいとやって来ました(≧∇≦)v

交野市で、今持ち上がっている公立幼児園民営化や、29年度からの認定こども園への移行などなど、子どもの育ちに関わるコトが目まぐるしく変わろうしています。

子どもの育ちにとって、何が大切で、今何が軽視され、何が起こっているのか、全国的な実態を学びますルンルン

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首都大学東京にて開催中です♫