【中学受験】<特集 Day6> 学校見学で見るポイント<応用編> | 受験コンサルタントによる教育暖論

【中学受験】<特集 Day6> 学校見学で見るポイント<応用編>

~学校見学の戦略~


-----------------------------------------
▼はじめにお読みください (過去の記事へリンクします)
【予告】中学受験 ~学校見学の戦略~

▼特集目次
Day1:学校見学に行く前に読んでください
Day2:学校見学は3年間かかります
Day3:学校見学候補の選び方①
Day4:学校見学候補の選び方②
Day5:学校見学で見るポイント<基本編>
Day6:学校見学で見るポイント<応用編> ←本日!
Day7:後記 -学校見学のマル秘話- ←コンテンツ決定!
-----------------------------------------


昨日は学校見学でチェックすべきことの基本編(最低限、チェックしていただきこと)でした。


教育方針や学校全体の雰囲気を確認することは、多くの情報誌でもアドバイスされていることです。


立地条件や課外(授業外)活動の確認も基本的なことといえます。


見落としがちな点としては、話に共感できるか(意識的に)確認することと、水周りの清掃を確認することでしょうか。


今日はもう少しマイナーなチェックポイントをご紹介します。



○蔵書数


例えば、立教新座中12万冊、学習院女子中10万冊、恵泉女学園8万冊、フェリス女学院7万8千冊、麻布中6万7千冊の書籍が利用できます。特に読書好きなお子さんには、大事なチェックポイントです。



○在校生に校内の場所を(あえて)聞いてみる


在校生と触れ合う機会はあまり多くありません。学園祭に参加した場合などに、道を聞きつつ、さりげなく学校の様子を聞いてみると在校生の「本音」が聞けると思います。



○通学中の在校生の様子


下校時の校門前から最寄駅までの様子を観察してみましょう。通学中の様子は在校生の(学校の)日常です。学校の躾(校風)がどの程度浸透しているのかを確認できると思います。



○(説明会で)話者ではなく、その周りの先生の様子


話者に熱意があるのは「当然」です。では、その他大勢の先生はどうでしょう?学校の精神・方針が現場で実践されているかを確認することができます。



○行事等での保護者の関与度合い


これは親御さんにとっての確認ポイントです。私立中学校は保護者の積極的な関与を求めるところもありますし、逆に学校に一任させるところもあります。文化祭などで観察したり、在校生の保護者に質問してみてください。




最後に、学校見学後にやるべきことをご紹介します。


まず、学校見学の記録ノート(メモ帳)を作りましょう。


翌年になって再度参加するような場合、前年の記録が残っていないと変化の比較ができません。


そこにはお子さんの感想と親御さん自身の印象を必ず書き残していただきたいです。


さらに、話者となった先生の名前や話のポイントをメモしておくと願書作成や面接の際に役立ちます。



また、見学候補の学校名を縦軸に、入試日程を横軸に置いた表を作成して、それぞれの入試日程に「○」をつけていく作業をすると、入試の観点からの最終確認ができます。


ある日程にひとつも「○」がないというような場合(東京・神奈川は特に2/1-3)、「その日程は受ける学校がない」という状況になります。


中学入試は短期決戦ですから、入試日程をフル活用しなければなりません。


(逆算にはなりますが、現実的な対応策として)その入試日程にある学校の中から新たな候補を見つけてください。



明日は本テーマの総括として後記です。


巷でいわれている噂話の真偽や、入試に直結するマル秘話、親御さんの立場から見たポイントをご紹介したいと思います。


ぜひご覧ください!


■□■□◆□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ここまでお付き合いくださってありがとうございます。
ぜひ応援よろしくお願いします!


★人気ブログランキング

人気ブログランキングへ


★日本ブログ村

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

★ペタ

ペタしてね


■□■□■□◇■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□