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テーマ:
フライフィッシング大全「MidNight Exprees」


週末の夜を、最高にクリエイトする為に。




【川の流れはカオスである】


変拍子。


一定のリズムなんで一瞬もない。

いや、一定のリズムらしきものと、変拍子の不規則な繰り返し、
と、言った方が正確だろう。


すべては刻々と変化する。

単純な思考回路では、追いつけるものではない。

変拍子の連続。また連続。

8ビートや16ビートをインテンポするものではない。


川の流れとはそういうものである。

カオスである。

川の流れはカオスそのものである。


変拍子こそ、現実。


川の流れに立ち続けると、そのことが見えてくる。





■彼女の音、再考。


変拍子の連続で成り立っている。

聞く側は一種のカオスに入る。

しかし、それはとても心地いいものである。


変拍子に体が反応し、そのうねりに体幹は激しく揺さぶられ、

音をハンティングしていく。

カオスを狩っていく。

狩猟のような音の緊張感。



・16分の27拍子というリズム(←どういうリズム感!?尋常じゃない・・)

「ALIVE」
https://www.youtube.com/watch?v=kR8HinFaQhk



変拍子の応酬。

それが、ストレートに迫ってくる。


川の流れのカオスと同じである。

こういうカオスなリズムに乗れれば、

フライラインは、川の流れにもうまく乗るだろう。


向かい風や逆風を上手くいなせるし、

あちこちで、繰り返すライズのカオスが、

何とも心地いい。


そして、そのライズの変拍子に乗れるようになる。

その変拍子をハンティングしていく。



・9/8拍子とか8/8拍子。
インプロビゼーションは5/8拍子や4/8拍子。

「MOVE」
https://www.youtube.com/watch?v=1rxYw7Y45Eo




独断と偏見で言わせてもらえば、

こういう変拍子にまったく付いていけないようであれば、

変化を恐れ、既成観念に縛られ、過去に縛られ、

自由をなくしてしまっているかも知れない。


一定のテンポとリズムがなければ、判断が付きにくい体質に、

まんまと教育をされてしまったかも知れない。



であるならば、

釣りに出かけ、よくよく、川の流れを観察するべきである。

一定のリズムもテンポもあるようで実はない。

複雑な変拍子がいくつもに絡み合い、

ぶつかっては離れ、離れては砕け、

融合して溶け合い、

小さなさざ波が次の瞬間、獰猛な龍のような滝になって、

地面をえぐる。

一瞬で場面は変わり、音のない静寂のプールが目の前に広がる。


これが、自然である。


変拍子を、楽しむ。


これが、これからの時代の極意である。



変拍子の連続に絶妙なバランスを保ち、そのリズムに乗る。

安定を生む大きな要因である。





1対1のリズムでキャスティングを試みても、必ずずれる。

メトロノームキャストは無理な話。

自然に、独自のグルーブ感を生む。

そのグルーブは、あなただけにしか出来ないオリジナルを出現させる。
嫌でも。

唯一無二。



川の流れのカオスを感じながら、キャスティングを繰り返す。

一度として、同じキャスティングはできない。


混沌こそエキサイティングであり、ワクワクの源泉。希望。

フライフィッシングは、このように進化していくべきだと思う。






Ps,


ピカソの絵なんて、

変拍子を、カオスを、内なる激情を、そのまま書きなぐったようである。

http://washimo-web.jp/Trip/Guernika/guernika001.jpg


フライフィッシングも同じ。







私に聞いてみたいことなどありましたら、お気軽に連絡してください。
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『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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【100本キャスティングの効能とは?】


しょうぶです。


前回、100本ダブルホールキャスティングをすると、
大きく上達するということを話しました。

ループが乱れる寸前の長さでやることがポイントです。


それで、何故この一見体育会系の、ど根性練習がいいのか?
を、今回解説してみます。




■力みまくるキャスティング。


まずおおよそ、ロングディスタンスのキャスティングというのは、
どこかで余分な力が入ってしまいます。

力む訳です。


何故なら、

「遠くへ飛ばしたい」

という心理が、体全体の筋肉を緊張させるからです。


飛ばす=筋肉を使う


という図式になっているのです。


人によっては、ガチガチに力む訳です。


今までのスポーツ経験からも、
力がある方が有利と考えがちです。


もちろん、
力がないよりはあった方が有利ではあります。


ありますけど、
それは、一要因でしかない。


もっと、大切な押さえなくてはいけないポイントがあるのです。


それは、

ロッドの復元力の全ての仕事を任すということです。


つまり、その為に、




「ロッドを最大限最適に曲げ、エネルギーを最大限最適に溜め、

その溜まったエネルギーを最大限最適に解き放つ」





ということが、出来れば


自ずと、素晴らしいパフォーマンスのキャスティングが出来ることになるんです。


しかし、

ここで、余分な力、いらないエネルギーが入ってくると、
最大限ではなくなり、最適でもなくなります。


では、どうすればいいのか?





■力を抜かざる負えない。



100本キャスティングをしていくと、
何度か、もう駄目だと限界を感じます。


筋肉は、プルプルしてくるし、
腕は重くなるし、
何でこんなことやっているんだろう?

という、疑問が芽生えてくるし・・。


50本辺りになると「いや~しんどい」ってなります。

でも、この状態がいいんですね。



何故なら、


「余分な力を抜かざる負えない」


という状態になっているからです。



できるだけ、最小限の力でロッドを保持し、
できるだけ最小限の力で、ラインをコントロールしようと、


修正し始めるんです、人間の脳というのは。




つまり、


ある程度力まかせで振っていて、
それなりに投げられていたキャスティングの限界を脳が知り、


「出来るだけ力を抜いて効率的にキャストできないか?」


という模索を勝手にし始めるのです。


脳と筋肉両方で。




そして、


結局、力で投げるのではなく、

ロッドの復元力パワーを、最大限効率的に引き出すための力を使う、
というところに力の使い方を変化させていくんです。


この辺の感覚を掴むためにも、


100本キャスティングというのは、
やる価値はあると思いますよ。



この感覚は、実際やってみなければ分かりません。


非情~~に、大変大切な感覚です。



「脳で考えるのではなく身体全体で考える」


という感覚です。



力を抜くポイント、入れるポイントが分かることで、
コツを掴むのです。



だから例えば、フルラインキャストでも、


「力で投げているのではない」


ということが、体で分かるんです。



筋肉レベルで分かるようになるんです。


余分な力は、必然的になくなっていきます。


その結果、

とてもリラックスしたフォームで無理なくしなやかに、
フルラインが投げられるようになるんです。





■他の分野でも同じ。



例えば野球で例えてみましょう。


イチローは、3000安打という偉業を達成しましたが、
そのインタビューで(BSだったかな?)こういうことを言っています。



「脳、頭は、打てないと否定しているけど、体はいける!と判断する。
気付いたらバッドを振っている。ヒットになる。この感覚分かりますか?」


と。




脳を超えた判断があるということです。


普通は・・、
今までの常識では、


「判断」というのは、脳でやっているものだという認識があるはずです。


しかし、そうではない、ということを言っているのです。


身体が、脳を超え学習しているんです。


何か、分かりませんか?


この感覚。






■あわせ。



「合わせる瞬間」


というものが、釣りには存在します。



これ、
脳の判断だけで行っていますか?



という話なんです。



「思考が追い付かない時間軸で体が反応している」


と、言ってもいいかも知れません。




「釣れる予感しかしない」


とか、逆に、


「釣れる気がまったくしない」


とか、

感じるんです、我々は。




この感覚こそ、進化する為の前兆だと思います。
こういう感覚を研ぎ澄ましていくのです。



私も、何度も、


「釣れる予感しかしない」


という感覚が体中を駆け巡ることがありました。


そして、
その通りになります。必ず。そういう時は。



逆もまた然り。




なので、


フライキャスティングも、飛ばす為には、美しいループを描くためには、


脳の判断というよりは、
身体全体の判断に任せた方が上手くいくんだと思います。



頭で理論を身に付け、
身体でその判断を任す、


という感じでしょうか。




ということで、今号はこの辺で。


今号の話も、
実は、かなり本質的なことを言っていますし、

上達するヒント、思考法が満載だと思いますよ。








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【フライキャスティング最強練習法その2】


しょうぶです。


前回は、「美しいループを作ること」に、
10分超集中することで、飛躍的にキャスティングは上手くなるという話でした。


10分の集中が基本であり、

これを強く意識してやることは、
様々な能力を高められる要素があります。


最初は集中しきれなくても、繰り返すことで、


「心地いい集中状態」


を、自然に作り出せるようになります。


10分で足りなければ、休憩を少し入れ、
また、次の10分間の集中に挑戦する。


これを何度か繰り返します。


ポイントは、心地良さです。


1つの成功状態を目指して超集中する過程というのは、
とても心地よく、心は充足感を増していきます。


フライフィッシングの楽しさの大きな要素は、
フライキャスティングの心地良さにある訳です。


このフライキャスティングの独特の心地良さというのは、
やった人でなければ分からない感覚です。


多くの人が、フライフィッシングにのめり込む要因です。


この10分を日常的に取り入れるだけで、
他の人にはない、心地いいリズムやテンポが生まれます。



あなたや私が作った美しいループの心地いい残影、軌跡は、
潜在意識の中に最高にいい情報として組み込まれます。


分かりますか?




■フライキャスティングセルフコントロールベーシック


私が、スクールの時に事前に送っているテキストの一部をちょっと紹介します。

実際、どういうところに気を付ければいいのか?


中級者以上の人も、復習の意味で。


---ここから----



【フライキャスティング チェックシートベーシック】


1、グリップを強く握っていないか。体に力が入っていないか。

  出来るだけグリップは軽く握る。出来るだけ体の力を抜く。


2、ロッドが前後でスパッと止まっているか。

  ダラッとした振りになっていないか。


3、バックキャスト時に、手首が開きすぎていないか。

  手首が開きすぎていると、オープンループになってしまう。


4、前後のタイミングが同じになっているか。

  1対1のリズムをキープする。


5、手首だけでロッドを振っていないか。(ミドルレンジ)

  肘、腕全体を使いロッドを振る。


6、ラインの重さを前後でしっかり感じているか。

  重さを感じなければ、キャストのタイミングが早い。


7、ロッドティップが一直線上に動いているか。

  山なりに動いていないか。


8、一平面上をロッドが移動しているか。

  カーブしたり、シュートしていないか。



上記を1つ1つ順に確認しながら、フォルスキャストを練習します。

最初のころは3、を確認しながら振っていたら、
1、2、を忘れてしまいいいループが作れなかったりします。

1、2、を意識して練習していると、3、4、が出来ていなかったりします。

ですが、練習していく内に自然と体が覚えていき、
無意識に修正し出来るようになってきます。

そうなれば、こっちのもんです。



いいキャスティングの目安は、いいループが出来ているかどうかです。

きれいなタイトループができていなければ、どこかに問題があります。
それを一つ一つ確認することで、修正できます。



キャスティングインストラクター
大井しょうぶ




---ここまで---



基本的なことを書いていますが、
やっぱり基本です。


なんだかんだ色々やっても、この基本に帰ってくるのです。


もちろん、この他にも、
まだまだ、チェックするポイントはたくさんあります。

でも、いっぺんに多くは脳は記憶できませんから、
まずは、この辺の精度を高めることがやるべきことですね。



スクールでは更に突っ込んで細かく確認していきます。

細かく修正していくと同時に、
その人の良さを引き出していきます。

もともと持っているポテンシャルを引き出すのです。
本人が、自分の能力に気付いていないことが多い。

客観的には、なかなか見れないんです。
だから、そこを引き出します。


これが、面白いんです。

気付いてもらうということです。


「そういうことか!」


と、気付くことで視界がクリアーになります。

それが楽しいんです。


ほんのちょっとスタンス角度を変えたり、
少し腕の振り幅を大きくしたり、
ちょっとだけティップのストップ位置を変えたり。

それだけで、見違えるほど自身のポテンシャルを上げていきます。


頭がパンパンになるくらい知識を得て、
心地いい肉体の疲れが残ります。



充足します。






■スパルタ上達法



それで、ちょっと追加で話しますと、

美しいループが作れるようになったら、
やっぱり、もっと飛ばしたいとなるのが人情ですよね。


そこで、1つスパルタ練習法を紹介します。


まず、ダブルホールをしながら、
ループが乱れるところまで、ラインを伸ばしていきます。

そして、ループが乱れたら、
その長さから少しだけラインを短くしてダブルホールを繰り返します。


このループが乱れる寸前の長さで、
フォルスキャストを繰り返します。


回数を数えます。


まずは、前後で一回として、30回。
ループの乱れを極力抑えながら。

休憩します。


次は、50回に挑戦します。
ループが乱れてはいけません。


かなり、疲れます。
手首や腕がプルプルしてきます。


休憩します。


そして、最後の仕上げとして、100回に挑戦します。
ラインは空中に保持したままです。


かなりしんどいです。


無理だ!と諦めたくなります。


でも、挑戦します。


腕は、悲鳴を上げ始めます。


でも、100回に挑戦します。


・・・。



全ての人にお勧めはしません。


でも、自分の今の限界を知るって意味のあることでもあるんです。




Tight Line!









【編集後記】


オリンピック見てて思ったんですけど、

卓球にしろ、バトミントンにしろ、
テニスにしろ、ゴルフにしろ、

ラケットやクラブという道具に、ボールという組み合わせが多いですよね。
フェンシングはフルーレだし、カヌーはパドルです。


そこいくと、フライキャスティングって、
ロッドとフライラインを使って、

自在にラインの長さを変えながら正確に飛ばしたり、遠くへ飛ばしたり。
ラインの形をいろいろ変えたりと、

かなり複雑な運動だと改めて思います。


こういう運動って他にないですよね?

何かあります?


アーチェリーも違うし、
新体操のリボンも違う。(リボンの伸縮はないし)

棒高跳び?

似た運動力学かもしれませんが、
自分が飛んでっちゃうので・・。(笑)


・・・。


私の知る限りでは、ありません。


やっぱり、凄いですよ。
フライキャスティングって。

フライラインって、なんて凄いラインなんだと。
なんて変幻自在なんだと。
なんて自由なんだと。


高度なことをやってますよ、我々は。



ましてですよ、

そんな高度な運動をしながら、魚を釣っちゃうって言うんですから。

その為に、自ら毛ばりを作っちゃうんですから。


「か~!」

「ひょえ~!」


そりゃ、面白いに決まってますよ。ほんと。




「フライキャスティング変幻自在」
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?castingschool






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