今年のレッスン終わりました!

あとクリスマスに演奏の仕事があるけど、ほとんどの今年の仕事は終わりラブ


1月からレッスンの仕事を少なめにする予定で、12月いっぱいで引き継ぐ生徒さんや学校がいくつかあり、みんな惜しみがってお別れしてくれました。

リトミック、ピアノやリコーダーなどフルートではない生徒さんを辞めることにしました。

ずっと何年も見てきた生徒もこれでおしまいだと思うと感慨深いですが。
レッスンとはいつもそういうものですね。

いつも行ってたリトミックの子供たちのレッスンも12月で終わりゾウ

親御さんがお金を出し合いプレゼントをくれました。
いつも子どもと保育士さんとしか関わっていないので実際に私は親御さんには会ったことないのですが、レッスンの様子を写真を見たり、子どもが家で話してくれたりして、音楽を教えにくる“Miho“ の存在をかなり慕ってくれていたようで
辞めるのを両親が本当に残念がってたと、保育士さんが教えてくれました。


レッスンの様子。

この日はくるみ割り人形の題材でレッスンしています。

普段写真を見たことがなかったので、レッスンの写真を送ってもらって改めて、子どもたちこんな真剣な顔で聞いてくれたり、楽しそうに参加してたんだなぁて思いました。


歌を歌ったり楽器を演奏したり🎵

3年くらい4つの場所でリトミックをやっていて、最初の頃よりも自分なりの教材も増えて、子どものことも分かってきて、とても良い経験が出来ました。

また校長先生にも、この数年ですごく成長して、子どもの年齢に合わせた素晴らしいコンセプトを毎回ありがとう、子どもたちに音楽の素晴らしい世界を見せてくれてありがとうと、とても感謝されました。
ミホの代わりはなかなか見つからないよと、みんなが言ってくれて、今までやってきたことを認めてくれたのもそうだし、これまでのレッスンも満足してくれてたんだなぁと、嬉しくなりました。



別の保育施設で。

私にとってリトミックの授業は、癒しの場でもありました。子どもはすごく可愛いし、いつも私が行くと嬉しそうに出迎えてくれましたラブ

確かに教材の準備はいつも大変でしたが、なんでも与えられたものをすべてスポンジのように吸収する子どもたちに音楽を教えるのは、とっても楽しかったです音譜音譜

ドイツで歌われている子どもの歌もたくさん知ることが出来、動物の名前や乗り物の名前など、普段日常生活では使わないようなドイツ語のボキャブラリーもお陰ですごく増えました。


こちらはリコーダーのグループレッスン。
この写真をカードと一緒にくれました。

いろいろ名残惜しい気持ちもありますが、責任持ってやり切れたので少しホッともしています。



さぁ、いよいよクリスマス🎄
ドイツの一大イベント。


生徒さんが、良いクリスマスを、と一人一人プレゼントをくれるのでお菓子や植物がとんでもない量に。
(写真は一部)


クリスマスマーケットにてラブ


1月は大事なコンサートが2つあるので、そっちに集中したいです!


ちょっと前のことになってしまうのですが、ヴェローナの野外オペラのあとにミラノに行ったことについて書きます。

ミラノは乗り継ぎや経由なども含めると何回も行っているのですが、今までずっと「最後の晩餐」を見たことがなくて。

というのも、チケットが販売されてから即完売なんですあせるあせる
旅行会社とかがすぐに押さえてしまう、というのもあるし、公式サイトで手に入れるのはなかなか至難の技。

ぷらっとミラノに行くからついでに〜みたいな感じでなく、何か月も前からこのためだけにミラノ行きを計画してから買う勢いでようやく手に入るか入らないかです。

今回は運良く旅行会社の人にとってもらえて、ようやく観に行けることとなりました!ラブ

こちら教会。


念願だった、最後の晩餐、ようやく見れましたラブ

修復されていて、とても綺麗でした!
もっとボロボロでほとんど色も分からないくらいかなと思っていたけど、本当に綺麗だった!
キリストの足の部分、ドアがあったようでないみたいですね。
それにしても今残ってるのが奇跡なようで。
数数の危機を乗り越えて今現存していてくれてよかった〜。

以前、アントワープ近郊の修道院の中にある、最後の晩餐の複製を見に行ったんですよ。

それがコレ↓

こちらは足まで再現されていて、色も鮮やかで綺麗でしたが、ミラノの本物の方が、奥行きが感じられてもっと良かったと思いました。

ミラノでの最後の晩餐はほんの15分くらいで鑑賞は終了。

そのあとは市内観光したんですが、とてもオススメの教会がこちら。

サンマウリツィオ教会。


最後の晩餐がある教会から徒歩で行けて、内部はレオナルド・ダ・ヴィンチの弟子だった画家が手がけた作品がずらり。


オルガンも大きくて内部がすごく素敵でした。
写真にはないですが、師匠の最後の晩餐を真似したポーズをした絵もありました。


フルートを吹いている絵。

そしてなんと、念願であったサガミ、ミラノ店に入店!
日本にいたらこの有り難さはわからないかもしれないですが、日本食は食べれても名古屋飯はなかなか食べられないです。赤味噌恋しい。

ヨーロッパにいながら名古屋飯が食べれるなんて相当貴重です。

新しいみたいで内装は綺麗でした。


知る人ぞ知る、サガミ、、、
名古屋の人しか知らないかも。
メニューは結構頑張ってて、名古屋ならではのものも結構ありました。

ドリンクは柚子ソーダ。
また柚子ってこっちでは滅多に食べれないからテンション上がりました。


私が頼んだのは味噌煮込風きしめんと、
味噌串カツ!

美味しかったー。
なんていうか小さい頃から食べてる味って舌が覚えていて、なんとなく安心しますよね。
ミラノが近ければサガミに通いたいくらい(笑)

味はなかなか良かったです。
これからも頑張って現地人に受け入れられて欲しいです。


こんな感じのミラノ滞在でしたラブラブ
先日、芸術家の人ととのコラボレーションで、Osnanbrück という街の芸術フェスティバルにトラヴェルソで演奏してきました。

10月終わりにホームページを通して私のところに依頼が来て!!
レッスンの依頼などもホームページを通してたまに来るので、役に立ってると思います。

そのコラボというのが、パフォーマンス。
連絡してきた子はデュッセルドルフの芸大でパフォーマンス芸術を専門に勉強しているそうで。

そんなことが勉強できることさえ知りませんでしたびっくり

彼女が考えたシナリオはこう↓

世は世界の終わり。
なんとかしてこの世に残った、人類のたった10人は、その世界の終わりにも希望を持って生きる。

みたいな。

途中歌もあり、ダンスもありで、その伴奏でたくさん演奏する場面がありました。


会場は教会をホールに改築したところ。

こういう真っ暗な中に、風船の光がてんてんとしているところでのパフォーマンスでした。


これは練習風景。
みんなが衣装に着替えたところ。


なかなかの謎、、、

この人たちは世界の終わりにお茶を飲むシーンを演じていました。




ダンス


私はオットテールのトラヴェルソで、バッハのパルティータのサラバンドを演奏しています。

余談ですが、パルティータはかなり早い時代に作曲されたことがわかっていて、オットテールフルートのような、3つからなるトラヴェルソで演奏されていたと言われています。

実はオットテールフルートを本番で使ったのは初めて!

芸術家のたっての希望で、なるべく低くて暖かい音が欲しいとのことだったので、普通のフルートでもなく、いつも使ってるトラヴェルソでもなく、これを使用しました。


私はこういう衣装を着させられあせる
現代芸術は謎、、、


塩で枠を囲う場面もありました。



演奏している様子。

今回初めてテルミンという楽器と一緒に演奏しました。

手と空気の感覚で音をとるとても不思議な楽器。
シンセサイザーみたいな電子的な音がします。


本番の日はフェスティバルなので様々な他の芸術家たちもパフォーマンスをしていました。


これはアイスを手に持ち、溶ける空間芸術を表現した(?)もの。


これをずっと3時間くらいやってました。



これはビデオ。
変な格好した人が練り歩くだけの、、、




音出し中。


楽屋の様子。

この芸術家の人たち、音楽には無知の人たちばかりだったので歌の合わせやダンスの合わせは結構苦労しましたが、なんだかんだ楽しく出来ました。
どんなことでも私は演奏することで仕事をもらえればそれで幸せです。

ではまた〜パー