3年の執行猶予と3か月の実刑(映画の話)
映画「それでもぼくはやってない」を見た。電車の中で痴漢に間違えられて 実刑判決をくらうに至った男の話であった3年の執行猶予と3か月の実刑それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]4,104円Amazon僕はやってないからやってないと言った裁判官がきっとわかってくれると信じていた・・・判決を受ける男は、長くなるから座りなさいという裁判官の言葉に「立ったまま聞きます」と答えた無実の罪を着せられた男の 司法という権力に対しての、することが出来たたった一つの抵抗であった涙をため、口惜しさと不信感をみなぎらせた目をキッと裁判官に向けながら 立ったままで判決に聞き入る男の 無念さがひしひしと伝わってきたわたしは、わたしの正義感がメラメラと燃え上がるのを感じながら息苦しくなり何回も映画を停止しては 立ち上がって気をまぎらし そしてまた見たやらなかったことを証明することの難しさ、当事者ではない人間が物事を解釈するということの多面性一つの出来事は、それに注目する人たちのそれぞれの立場によって こうも食い違うものなのか!?映画といえど、これは、、、確かあったよな~こんな話が実際に。自分が生きる社会のあまりの信頼性のなさにわたしは恐怖を感じ、主人公の男と同じく憤り、口惜しさに涙した感情が大きく揺さぶられた日曜日の午後だった不服がある場合は14日以内に述べなさい という裁判官の言葉にキッパリと男は言う控訴します!無実の男のその言葉を聞いて 最後にホッとさせられたわたしでした