「HOPE FOR PROJECT 2014」 | HOPE FOR project

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HOPE FOR Arahama

HOPE FOR PROJECT 2014




昨年は皆様のご協力を頂き、仙台市沿岸部の荒浜地区でキャンドルを灯すこと、風船を飛ばす事が出来ました。
ありがとうございます。

幼なじみの子どもの供養を思い、その子の好きだった緑色の風船を飛ばしたのが始まりでしたが、思いや祈りというものが思ったより多くの人に共有された時間だったように思います。

空に舞う風船に手を合わせる人、涙を流す人、さよならと口にする人、泣き笑いの表情を浮かべる人。

目には見えない祈りや思いがそこにはありました。

震災から3年経つものの、何もないままの街では、泣きたくても泣けない、感情を出す場所が無いという声が未だにあります。

しかし、そうした複雑な思いを抱えたまま出す場所が無いのは、もしかしたら市街地でも一緒かもしれません。

言葉に出来ない、声に出さなくてもいいから、思いを伝えれるように。

「友達にも届いた気がします、また来年も届けに来ます」と言ってくれた女の子の声や、月命日に何も言わずに防波堤に佇んでいた子達の声にならない声を。


2014年3月11日。


今年も花の種を入れた風船を飛ばし、未だ灯りのない街を灯します。

そして、少しの時間でもあたたかな音楽で街を包めたらと考えています。

1年に1回でも、思いや祈りを共有する時間をあの街に。

若林区荒浜は、毎年4万人の海水浴客で賑わっていた場所です。

そこに住んでいた人のみならず思い出のある人、海が見たい人、そうした多くの人を受け入れる場所にもう一度出来ないだろうか。


今は難しいのかもしれない。


それでも、自分達の生まれ育った荒浜という場所に足を運ぶ人達が、悲しい思いだけを抱えて帰る場所にはしたくない。


そうした思いを持って、三年間この場所で声を上げ、出来る事を続けてきました。


届いても、届かなくても 思いを伝えること。

HOPE FORに続く、あなたの思いを空へ。



[ご協力のお願い]

遠く離れていても、近くにいても、誰かがどこかで見守ってきてくれた繋がりがあったから一歩を踏み出すことが出来た三年間でした。

実現する時間と空間に価値はあると認識しているが、目に見える結果が伴わないイベントに対する助成は少なく、今までHOPE FOR projectの活動を見てきてくれた方、企画に賛同された方へご協力をお願いしたいと思います。

そして、形にしてお返しすることでこれからも繋がっていけるように。

企画に賛同した上での協賛のご協力をお願い致します。


七十七銀行 六丁目支店(272)
口座番号 5344760
名義 HOPE FOR PROJECT


ゆうちょ銀行
名義 荒浜小学校七郷小中学校卒業生同志
店名  八一八(ハチイチハチ)店番  818
口座番号 2289178


ご協力頂いた方へ、金額に関係なく今年の3月11日の風景のポストカードと風船をモチーフにした手作りのキーホルダーを送らせて頂きます。

・お名前、ご住所を明記の上、hope.for.project@gmail.com迄メールをお願い致します。


また、夕方からのキャンドル・灯籠の企画ですが、どなたでも会場作りに参加出来るような形にしたいと思っています。

昨年は、小さなお子さんも会場作りを手伝ってくれました。

何をしていいかわからないし、被災地は足を運ぶには怖い、哀しくなるという声。

そんな思いを抱えた人達が足を運んで、あたたかな気持ちで帰路につくような…そんな時間になればと考えています。

勿論、風船を飛ばすだけでも、夕方ふらっと足を運んでもらうだけでも有り難いです。

何卒よろしくお願い致します。